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【2部開始】30代からはじめるダンジョン攻略!脱サラ男によるダンジョン攻略術。  作者: 神崎あら
【第1部】東北ダンジョン編

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23/202

18.5話 雛菊碧の休日ルーティン②

 「お、おい長谷川」

 「え、ええお嬢様あれは柴崎様です、そしてお連れのあの女性は……」


 パンケーキ屋へ男女で入店。

 おそらくデートの途中と思われるそんなシチュエーション。

 つまりその相手こそが柴崎拓真のツレとなるがその正体とはーー。



ーー柴崎サイド(※ここから柴崎視点となります)


 「大人2名で」

 「かしこまりました、ではこちらへどうぞ」


 そうして俺達は店員さんに連れられて、テラス席へと案内れる。


 「……なんだか小慣れていませんか?」

 「え、なにが?」


 ただ大人2名と言っただけなのに、何故か女慣れしていると思われてしまった。

 うーん、何が気に障ってしまったのだろうか。

 まったく國枝さんの考えはイマイチわからん。

 今日は東北遠征から無事戻ってこれたお祝い会だというのに……。

 一応、俺と國枝さんはパーティーを組んでいる、そのため今日は我がパーティーの慰安会のようなものである。


 「さ、好きなもの選んでいいよ」


 俺はそう言ってメニュー表一覧を國枝さんへと渡す。


 「なんですかそれ、私奢られたいと言った覚えはありませんが?」

 「い、いやいやここは年上の俺が奢るよ」

 「……対等です、同じパーティーメンバーなのですから、私達は対等であるべきです」

 「は、はぁ」


 そう言うとメニューを本を読むが如く縦に置き、俺の視線を遮るように読み始めた。

 な、なんだろう、やはり嫌われているのかな……。



ーー雛菊サイド(※ここから三人称視点に戻ります)


 「い、意外な組み合わせだな」

 「ええそうですね、ただ見てくださいお嬢様、國枝さんの顔を」

 「え、おお、あれは」


 雛菊達の角度から見ると、メニューで顔を隠す國枝の顔を確認することができ、彼女は嬉しそうな顔でパンケーキを選んでいる事がわかった。

 それはもうとても嬉しそうな表情を浮かべて。

 さて、この笑顔はパンケーキを選ぶ楽しさからなのか、はたまた柴崎と来れた嬉しさなのか。

 それはまた別のお話で。


 


 


 

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