18.5話 雛菊碧の休日ルーティン①
ーー朝8時半 起床
「ふわぁぁ」
「おはようございます、お嬢様」
「うん、ふぉふぁよう」
目覚めるとすぐそばに長谷川がいたため、雛菊は眠たい目を擦りながら呂律の回らないおはようを伝えた。
雛菊が住むのは都内のタワマン最上階であり、そこで長谷川と2人暮らしをしている。
祖父が有名財閥の者で、このタワマンもその祖父からのプレゼント。
一応雛菊も、上位攻略者として高給取りではあるが、ここでの生活費は全て祖父持ちである。
ーー朝9時 朝食
「お嬢様どうぞ」
長谷川はそう言って机の上に朝マックを並べた。
「あざー」
雛菊の身体はファストフード、血液はドクターペッパーで構成されている。
朝、昼は確実にマックかケンタで、夜ご飯だけ長谷川お手製のメニュー。
まぁお手製といえど、雛菊は味のしないものを嫌うので、自然と野菜以外のものが中心となる。
ーー朝10時半 ジム
「ふん、ふん、ふん!」
「ファイト、お嬢様ファイト!」
この時間雛菊は、タワマン近くにある会員制のジムで汗を流している。
ベンチプレス50キロ、ランニング10キロ、その他諸々を休日こなしている。
筋トレは嫌いではないので、雛菊の身体は結構ちゃんと引き締まっており、食生活の乱れをジムでの運動でバランスを取っている感じだ。
まぁ、取れているかは不明ではあるが。
ーー昼12時 昼食
「どうぞ」
「わーい」
この日のお昼は気分を変えてパンケーキ屋さんに来ていた。
注文したのはホイップの山が聳え立ついちご盛りだくさんのパンケーキ。
定価2480円。
「長谷川切ってくれ」
「かしこまりした」
そうして長谷川は綺麗にパンケーキを四等分に切り分けた。
その時ーー
「いらっしゃいませー」
「大人2人で」
なんと同じお店に柴崎が来店したのだ、しかも女連れ。
そしてその女性とはーー。
ーー②へ続きます。




