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【2部開始】30代からはじめるダンジョン攻略!脱サラ男によるダンジョン攻略術。  作者: 神崎あら
【2部】女神の神殿編

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202/202

180話 力の差

ーー女神の神殿、1層にて

ー神宮寺サイド


 「神炎業火!」

 『ズガァン』


 神宮寺の神炎業火がドラゴンネグロの頭に直撃する。


 『グオオッ』


 直撃したドラゴンネグロは、そのままその場に倒れ込む。


 「うしっ!仕留めたぜ!」

 『よくやったな倫也、さぁ拓真の方へ行こうか』

 「おうフェニクス」

 『ザムッ』

 「待て」


 その時、神宮寺は背後の竜人族に呼び止められる。


 「何だよお前、邪魔しようってんなら……いや待てよ、お前どうしてここに!」



ーー柴崎サイド


 「ぐはっ」

 「なんだお前、弱いな」

 『ドサッ』


 竜人族のリーダーに腹パンを受けた蘭方は、膝から崩れ落ちてしまう。


 「く、くそぉ、筋肉の動きを見ながらだと戦いにくいな」


 そんな蘭方の様子を柴崎と槙島は少し離れた位置から見ていた。


 「あっははは、それ見たことか筋肉の動きなんて見えてないじゃないか」

 「お、おい槙島、お前って奴は……」


 倒れ込む蘭方を見て笑う槙島とその様子を見て引き気味の柴崎、そんな2人にも4人の竜人族が近づくのだった。


 「おいお前ら何を呑気にしている、あの小僧一人で終わりだと思うなよ」

 「終わりとは思ってないさ」

 「ほう強気だな、顔に似合わず」

 「か、顔に似合わず?」


 竜人族からの不意な口撃に焦る柴崎。


 「落ち着いて柴崎くん、今はそんな事で動揺……ぶはっ、顔に似合わずって」

 「槙島、笑いを堪えきれてないぞ」

 「ごめんごめん、あまりにも面白く……ぶはっ」

 「ま、槙島ぁ」


 柴崎の真面目な顔を見て再度吹き出す槙島。

 そんな様子を見て、竜人族の1人が痺れを切らす。


 「お前らあんまし俺ら竜人を舐めるなよ」

 『シュッ』


 そう言って竜人の1人が槙島の背後をとった。


 「背中がガラ空きなんだよ、竜人拳"竜星"」

 『ドシュッ』


 そうして竜人の拳が槙島に命中する。


 「SSSレアダンジョンアイテム死王の耳飾り解放」

 『ドロッ』

 「な、なんだこれ」


 SSSレアダンジョンアイテム、死王の耳飾り。

 これは自分に不都合な死を無かった事にできるアイテムである。

 ただし無かった事にできるのは死を伴うほどの攻撃に限るため、死を伴わない攻撃ではその効果の対象外となり、ダメージを受けてしまう。


 「いやぁ、いい不意打ちだったよ竜人くん、あ、竜人族にももしかして名前とかってあったりした?ごめんね全員同じに見えちゃってさ〜」

 「バカ槙島、煽るな!」

 「お前、死にたいみたいだな」

 『ギンッ』


 槙島の煽りを受けた竜人の眼にも赤核眼が発現する。


 「おいおいコイツにもあの眼が出てるぞ」

 「やはりか」

 「何だよ槙島、やはりかって?」

 「いえ何でもないですよ」

 『ニコッ』

 「んなわけねぇだろ」

 「死ねお前ら、竜人の力を教えてやる!」


 緊張感に欠ける2人に対してぶちキレた竜人は、そう言って2人にめがけて突進した。


 「来たか……頼むよ新王」

 『おう任せろ拓真」


 その時、竜人族2人の前に柴崎の英霊である、SSSレアダンジョンアイテム新王が現れる。


 「何だお前は!」

 『名を新王、至高の結界術師にして最強格の英霊である、真結界【形態変化】結界龍』

 『グォォオ』


 放たれた結界龍は、2人の竜人族へと一直線へと向かっていくのだった。

 

 

 

 

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