6-6[ナビ子サイド]
さて、と。
私はどうしましょうか。
幸いな事に私の目の前に敵はいません。
殆どは大暴れしている仲間達の所に行って戦ってやられてますし。
私は強制シャットダウンされただけですから、少し離れたここでのんびり傍観でも──
「増援部隊、今到着した!これより新兵器の運用をしつつ介入する!!」
と思ったら、増援ですか。
しかもご丁寧に私の目の前に現れるとは。
……しょうがないですね、放置する訳にもいきませんし、交戦しましょう。
【リティルより運営へ。テロリストグループ332名を確認。抹殺の許可を申請します】
[申請中...申請が許可されました]
【では……殺りますか】
私は転移してきたばかりの敵兵を1人、ハンドガンでヘッドショットした。
これにより、敵は私の存在に気付いた。
「転移先に敵がいる!すぐ迎撃するぞ!!」
それからというもの、大量の銃弾がどんどん私を襲います。
ですが私は運営直属のアンドロイドですよ?
対策の武装はいくらでもあります。
【消滅結界】
私周囲に展開した透明なバリア。
このバリアにより、銃弾は私の目の前で消滅していきます。
テロリストも驚きを隠せないようですね。
「ひ、怯むな!レールガンやビームライフルを使え!!」
む、新たな兵器ですか。
それじゃあ私もハンドガンではない武器を使いましょう。
【リティルより運営へ。D兵器使用の許可を申請する】
[申請中...申請が許可されました。座標UG―KF―153024に転送いたします]
その声に合わせ、私の足元に転送印ができ、上から私用の武器が降りてきました。
この武器、シーメルさんのフレイヤやインドラ程ではないのですが、大型で武器がたくさん収納してあります。
まぁ武装量で負けてても、こちらの方が質は良いのですが。
全てを終わらすための武装ですので。
「あれは決戦兵器!?総員退避しろ!!」
転送された武器を見て、敵が慌てて逃げますが、もう遅いです。
【全兵器の目標指定完了。全追尾兵器の標的固定完了。対銃撃・対光撃の対策処理完了。その他問題無し。──発射します】
──その瞬間、目の前にいた敵や兵器は、一秒経たずに蒸発した。
【……リティルより運営へ。先程の攻撃対象者の南方永久追放ならびに情報抹消を申請する】
[申請中...申請が許可されました]
【……全く、私を強制終了させるからこうなるんですよ。ふふっ】




