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極々普通の冒険譚  作者: ネコトイヌ
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第30話 最近の沼はボードゲームです

 ロンドから遊びと聞いて俄然シェードの目が輝いていた。生まれてこの方特に貧乏の星の下で育った、訳ではないがファ○コンやプレ○テがずっと家になく、かと言ってそれを欲しいとも言わず思わずのシェードだった。そんな彼の遊びは何かと言うと、なんとボードゲームだった。

 同じ走り屋仲間のうちでイーオンズエンドを初めてプレイした時に、なんて面白いんだと衝撃を受けた。詳しくはこちらからサイトに飛べる。

 https://arclightgames.jp/product/イーオンズエンド/

 だんだんと強くなっていく自分のデッキで敵のネメシスを倒す快感を得られる。これぞまさしく力の解放、カタルシスである。単独の拡張でそれだけでも遊べる「終わりなき戦い」も日本語版で発売中である。ぜひ手に取って遊んでみてほしいと思う。シェードがではない。作者が。


 そんなことは置いておいて、ロンドが束の間のひと時に興じる遊びについて話し始めた。

 「この街に古くから伝わる遊びです。『ハイドフィンガーズ』と言います。こちらに40本のマッチがありまして、片手の指の本数を表しています。地球人がもちろん5本、そして指が1本もないチャックル人と8本あるミュジー族。これを人口の割合に沿って地球人:チャックル人:ミュジー族を8:1:1となるのですが、チャックル人側とミュジー族側に分かれて戦うのです。」

 ロンドの滑らかな説明に、シェードは目をキラキラさせ、耳をピクピクさせていた。

 シェード「これってほぼカイジの中に出てくるEカードじゃないスか!!これ1度やってみたかったんスよね!!」

 作者そうです

 ロンド「どちらの陣営をやるか決めたら、全5回のラウンドに分けてお互いの指の分だけ手の中にマッチを握り、掛け声と共にカイジ…開示して勝敗を決めるという流れとなっています。もちろん指の本数が多い方が勝ちますので、チャックル人より地球人が、そして地球人よりもミュジー族の方が強いです。しかしながら、チャックル人はミュジー族を撃つ。これはあくまで指の本数によるものなので、実際の戦闘力の優劣とは違います。皆さんもご存知だとは思いますが。」

 シェード「つまりミュジー族側の人はいかに早くミュジー族の8本を出すかに勝敗が掛かっているんスよね!!!」

 ロンド「イグザクトリー」

 マフェスタ「その通りってことね」   そ、そういう意味ね、とアトラス。

 

 ロンド「それではご質問がなければ早速遊戯開始といきましょうか!どなたが参戦されますか?こちらは私がお相手を致します。」



 「もちろん俺だ!」

 アトラスが叫んだ。

 やっと今回喋ったぞ、と。ガッツポーズをした。


 

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