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最終話_神々の横に並んだあたし――好きなものを好きだと大きな声で言った日

「え、あ……っ!」


 あまりの超大物の登場に、あたしはソファーから飛び起きそうになる。 すると、チュルキースさんは部屋の隅にポツンと座っていたあたしに気づくと、その大きな瞳をキラキラと輝かせて、ものすごい勢いで距離を詰めてきた。


「おや? かわいい女の子はっけーん! どこのだれかな!?」


「ひゃいっ!?」


 目の前に迫る本物のヒロインの声。作中でのあの凛々しくて可愛いヒカリの声が、そのまま目の前で再生されている。しかも、初対面のあたしに対しても一切物怖じしない、圧倒的な陽キャのオーラ。


「えっと、あの、あたしは……っ」


 あまりの至近距離と、芸能人オーラに完全に圧倒されて、あたしはネイビーのドレスの裾をぎゅっと握りしめたまま、ロボットみたいに固まってしまった。 ギャルとして学校ではそれなりに強気で通しているあたしだけど、本物のプロの、しかも大好きな作品の主役声優さんを前にしたら、ただの緊張した一人のオタク女子になっちゃった。


「ねえねえ、もしかしてこれから新しく入る声優さん? それともモデルさん? そのネイビーのドレス、すっごく品があって似合ってる! メイクも超アンニュイで可愛い〜!」


 チュルキースさんはあたしの周りをぐるっと回りながら、本気で大興奮した様子でベタ褒めしてくれた。 お母さんが仕込んでくれたドレスとメイクを、こんなトッププロの人にまで褒められるなんて、ぶっちゃけ心臓がいくつあっても足りない。


「ち、違いますっ……! あたしは、ただの……その、アレックスさんの……ファン、で……」


 顔を真っ赤にしながら必死にそう絞り出したとき、背後のドアが再び静かに開いた。


「おや、チュルキースさん。もう挨拶回りは終わったのかい?」

 聞き慣れた、あの優しくて少し低いくつろいだ声。 丸メガネの奥の目を細めて、サイン会を終えたアレックスさんが、少し疲れた、でも最高に充実した笑顔を浮かべて部屋に入ってきた。


「おー、アレックスさん! 元気そうですね〜!」

 チュルキースさんは、部屋に入ってきたアレックスさんを見るなり、弾けるような笑顔で元気に声をかけた。そのハツラツとした声が、控え室の少し引き締まった空気を一瞬でパッと明るく塗り替えていく。


「はは、チュルキースさん。推しきみの元気には、とても敵いませんよ」

 アレックスさんは丸メガネの奥の目を優しく細めて、いつものあの、くたびれているけれどどこか品のある大人の笑みを浮かべた。 お母さんが用意したカチッとした紺のストライプスーツを着こなすその姿は、ここでは完全に、何百人ものスタッフを束ねる偉大な原作者・アレックスさん先生そのものだった。


「あー、そういえば!!」

 チュルキースさんが突然、思い出したようにポンと手を叩いて、アレックスさんに詰め寄った。

「アレックスさん、さっきのステージで、日和すぎですよー! 絶対エモい話なのに!」


「やっぱり、皆さんの前で個人的なオタク話を披露するのは、少し気恥ずかしくてね」 アレックスさんは困ったように笑いながら、そう言って、チラリとあたしの方に視線をくれた。


 ――あ……、見てくれた。


 その優しい瞳と視線がぶつかった瞬間、あたしの心臓はまた、ドレスの胸元を突き破りそうなくらい激しく脈打ち始めた。 超人気声優のチュルキースさんと、偉大な原作者のアレックスさん。そんな眩しすぎる二人の特別な空間に、ネイビーのドレスを着たあたしが一緒にいる。アレックスさんが毎朝必死に走って生み出してくれた、その大切な物語のいちばん近くに、今、あたしは確かに立っているんだ。


 「もう、アレックスさんたら! 推し様の話だって、ファンの皆さんは絶対に大好きなのにー! 本当、あたしのこと好きすぎだよねー。嬉しいけど、ぶっちゃけちょっと引くくらいですよぉ?」


 チュルキースさんは、からかうようにアレックスさんの顔を覗き込んでクスクスと笑った。その屈託のない笑顔と弾けるような声は、劇中のヒロインそのもので、横で聞いているあたしまでなんだかドキドキしてしまった。


「はは、それは否定できませんね」


 アレックスさんは丸メガネの位置を少し直しながら、降参するように両手を軽く上げて微笑んだ。ものすごく幸せそうな顔だった。でも、その直後。彼の表情からいつもの悪戯っぽい笑みが少しだけ消えて、あの、カフェで最初に出会ったときのような、等身大の『大人の男』の真剣な瞳になった。


「まぁ、当時の私が、あなたの声と作品に救われたのは紛れもない事実ですからね」

 アレックスさんは、チュルキースさんを、そしてその向こうにあるスクリーンの世界を見つめるようにして、静かに言葉を続けた。


「私にとっては、チュルちゃんは神か、師匠か、どちらかですよ」

 その声には、さっきのステージでのスピーチと同じ、暗闇を通り抜けてきた人間だけが持つ、深い重みと本物の敬意がこもっていた。仕事を失い、視力を失いかけて、自分が誰かも分からなくなっていたあの絶望の朝。彼を走らせ、プロットを紡ぐ力を与えてくれたのは、紛れもなくチュルキースさんの存在だったんだ。


 ――神か、師匠……

 あたしは、ネイビーのドレスの裾をきゅっと握りしめた。 アレックスさんにとっての『神』がチュルキースさんなら、あたしにとっての『神』は、間違いなく目の前にいるこのアレックスさん先生だ。彼が誰かの声に救われて、必死に走って物語を作ってくれたからこそ、今のあたしはノスフェル様に出会えて、こうしてここに立っていられる。


「もー! そうやって急に真面目なトーンで落としにくるの、ズルいですってアレックスさん!」

 チュルキースさんは照れたように顔を真っ赤にして、わざとらしくアレックスさんの肩をパシッと叩いた。 アレックスさんはそれを受け止めながら、またいつもの、しわの刻まれた目元を優しくくしゃくしゃにして笑った。


 その二人のやり取りを見つめながら、あたしの胸の奥は、感動と、そしてほんの少しの切なさで、熱く熱く満たされていた。そして激しい嫉妬と、情熱が心を満たしていた。

 ――この人たちの横に立ちたい……並びたい……


「あの! あたし! アレックス先生の作品、本当に大好きなんですけど! どうやったら、どうやったら声優になれますか!?!?」


 控え室の静寂を切り裂くように、あたしの口から、自分でも信じられないくらいのバカデカい声が飛び出していた。


 ――あ、あたし、今、何言ったの……っ!?


 言い終えた瞬間、頭が真っ白になって、全身の血が逆流するみたいに顔がボッと熱くなった。

 声優になりたいなんて、今まで誰にも、親にだって言ったことなかった。ただ部屋でひとりで、ノスフェル様のセリフを真似して、いつかこの世界に入れたらなんて、叶うはずのない夢を妄想してただけなのに。


 アレックスさんの言葉を聞いて、作品の凄さを見て、そして本物のチュルキースさんが目の前にいるこの空間の熱量に、あたしの心が、ギャルとしてのブレーキを完全にぶっ壊しちゃったんだ。


「お、おっとぉ……!? 急にめちゃくちゃ熱いオーディション志望者が現れたぞ!?」


 チュルキースさんが驚いたように目を丸くして、それからすぐに、ニカッと悪戯っぽく、でも最高に格好いい笑顔を浮かべた。


「名前は何というのかな?」


「あ……月白結愛です」あたしは震えながら名乗った。


 涙で直してもらったばかりのメイクがまた滲んじゃいそうだけど、もう引っ込められない。あたしは真っ赤になった顔のまま、ステージの上の彼に負けないくらいの、本気の、むき出しの「好き」を、大好きな二人に、最高に格好いいおっさんと、大好きな推し様にぶつけるようにして、じっと次の言葉を待っていた。


「結愛ちゃん。いい名前だね。それに……声優になりたい、か。……うん、すごく、すごく良い目をしてる!」

 チュルキースさんは一瞬だけ驚いたように目を丸くしたあと、あたしの真っ直ぐな視線を受け止めるように、その大きな瞳に真剣な光を宿らせた。さっきまでのバラエティ番組みたいなノリが消えて、一人の『表現者』としての顔になった。


「大変だよ。本当に、めちゃくちゃ大変な道。私だって、ずっと順風満帆だったわけじゃないの。特に、私の人生を変えた『一気に狂った冒険譚』の主人公役を掴み取るまでは、本当に、死に物狂いの毎日だった」


 チュルキースさんは、あたしのネイビーのドレスの肩をがっしりと両手で掴んだ。その手のひらから、プロの、本物の熱量が直に伝わってきた。


「一般の会社員として働きながら、声優養成所の学費を自分で稼いで、毎日毎日、喉がちぎれるほど練習して、オーディションを受け続けて……。周りからは『無理だよ』『なれるわけない』って何回言われたか分からない。その役のオーディションだって、何百人、何千人っていうプロの中で、絶対にこの役を他の誰にも渡さないっていう執念だけで、文字通り命を削って戦ったんだから」


 彼女の言葉は、アレックスさんがさっきステージで語った『暗闇』と同じように、綺麗事じゃない、血の滲むような努力の重みがあった。あたしは息をするのも忘れて、チュルキースさんの言葉を一文字も聞き漏らさないように、その顔を見つめ続けた。


「技術や演技力なんて、あとからいくらでもついてくる。レッスンを受ければ上手くなる。でもね……」


 チュルキースさんはそこで一度言葉を区切ると、あたしの目を覗き込んで、最高の、最高に痺れる笑顔を浮かべた。


「何よりも必要だったのは、絶対に諦めないっていう『情熱』だったの! 誰に何を言われても、この作品が、このキャラクターが世界で一番好きなんだっていう、その狂気じみたパッション! それさえあれば、人間って信じられないくらいの力を発揮できるんだよ」


 彼女の言葉が、あたしの胸の奥の、一番熱いところにド直球で突き刺さった。

 情熱。好きだという気持ち。

 それは、さっきスクリーンで観たアニメのテーマそのものだったし、アレックスさんが絶望のどん底から這い上がってきた原動力そのものだった。


「今のあんたのその言葉、その目の輝き……まさにその『情熱』の塊じゃん! アレックスさんの作品が好き、声優になりたい。その気持ちを、絶対に、誰にも殺させちゃダメだよ!」


 チュルキースさんに背中をドカンと叩かれたような衝撃に、あたしの身体が小さく震えた。


 あたしは、いつの間にか横に立っていたアレックスさんの姿をチラリと見上げた。

 アレックスさんは、丸メガネの奥の目を優しく、本当に愛おしそうに細めて、あたしたちのやり取りを静かに見守ってくれていた。


 ――情熱……。あたしの中にある、ノスフェル様への、アレックス先生への、このドロドロに熱い気持ち……っ


 お母さんに綺麗に直してもらったばかりの顔が、今度は涙じゃなく、自分の内側から湧き上がるどうしようもない熱量で、真っ赤に、熱く火照っていくのを、あたしは誇らしく感じていた。


「俺の目標はね、一つは確かにこの作品を生み出すことだった。だけど、一度生み出してからは違ったんだよ」


 アレックスさんは、丸メガネの奥の目尻を優しくくしゃくしゃにしながら、どこか遠い日を懐かしむような声で言った。その視線は、隣にいるチュルキースさんへと向けられた。


「生み出してからはね、いつかチュルキースさんに私の作品の公開記念イベントで『公開ーーーーッ!』って叫んでもらうこと。それと、私の『推し様』であるあなたの声を妄想しながら、それを唯一の楽しみにすること……あの地獄のような生活から、復職して仕事をやりながらも、夜中に倒れそうになりながら物語を書き続けられたのは、その執念があったからだからね……うん、それも一つの『情熱』だよ」


 アレックスさんは、そう言って少し照れくさそうに微笑んだ。


 ――復職してからも、ずっと書き続けてたんだ……

 あたしは、彼のその言葉の重みに、胸がツンと痛くなった。

 会社に戻って、激務の日常をこなしながら、夜は目も見えづらい中でパソコンに向かって物語を紡ぐ。どれだけ過酷な毎日だっただろう。どれだけ心が削られる瞬間があっただろう。

 それでも、彼を支えていたのは、チュルキースさんという一人の声優への、狂おしいほどの『情熱』だったんだ。


 チュルキースさんは、アレックスさんのその直球すぎる告白に、「もーーー! だからズルいって言ってるじゃないですかぁ!」と顔を真っ赤にして、今度こそ本気で照れたように自分の両手で顔を覆ってしまった。


 その二人の姿を、あたしはネイビーのドレスの胸元をぎゅっと握りしめたまま見つめていた。


 目の前にいるのは、かつての暗闇の中で、一人の声を道標にして走り続けた男。

 そして、その声で男を救い、自分自身も執念だけで夢を掴み取った女。


 二人の間にあるのは、綺麗事なんかじゃない、お互いの人生を激しく揺さぶり合った本物の『情熱』の交差だった。


 ――あたしも……、あたしもその中に入りたい。アレックス先生の、あの人の作った世界で、あたしの声を響かせたい……!


 チュルキースさんが語った、役を掴むための血の滲むような努力。

 アレックスさんが語った、死に物狂いの生活の中で妄想し続けた執念。

 その二つの大きな情熱の塊を目の当たりにして、あたしの胸の奥の炎は、もう消そうと思っても消えないくらい、パチパチと音を立てて激しく燃え上がっていた。


 ―――――――


 そして数年の月日が流れた。


「それでは、プリシラ・クリムゾン役! 新進気鋭の実力派声優……月白ゆあさんです!」


 司会者の華やかな声が、お台場の巨大なステージに響き渡った。

 割れんばかりの拍手と、地鳴りのような大歓声。まばゆいスポットライトが、ステージの袖で待機していたあたしの全身を白く染め上げた。


 ――あの日と、同じだ……


 何年も前、ネイビーのドレスを着て、客席の最前列でボロボロに泣いていたあの日。あの上映会で、あたしはアレックスさん先生の、そしてチュルキースさんの「本物の情熱」に触れた。

 そこからの道は、本当に、気が遠くなるほど過酷だった。


 お母さんに頭を下げて、説得して、巻き込むようにして始めた声優養成所に通う日々。

「大学は出ておきなさい」というお母さんの言葉通り、学業とレッスンの両立は、目まぐるしくて何度も心が折れそうになった。心が折れそうになる度母が温かいココアを淹れてくれた。ありがたかった。 

 オーディションなんて、最初は落ちるのが当たり前。書類審査すら通らない日々が何年も何年も続いて、自分の才能のなさに絶望して、ギャル崩れの自分にはやっぱり無理だったんだって、夜中に部屋でひとりで泣いた夜は数え切れない。そんな時にチュルキースさんに電話して叱咤激励してもらった。ガチ指導は明け方まで続くこともあった。ありがたかった。


 それでも、あたしの胸の奥には、あの日あの控え室で灯された炎がずっと消えずに燃え続けていた。消えなかった。消したくなかった。消せなかった。

 泥をすするような思いで、ようやく掴み取れるようになった名前もないような小さな役。その一言一言に、あたしは自分のすべての情熱をぶつけ続けた。


 そうして、ついに巡ってきた運命のオーディション。

 アレックス先生の完全新作『ペアレント・アンビバレント』。スタドロとは違う世界観の新しい重厚な大人向けのヒューマンドラマ。

 かつて彼が、家族との間で味わった引き裂かれるような愛憎、そしてあの日のステージで語ったすべての想いが込められた、親と子の絆を描く修復の物語。


 そのヒロイン・リュアの台本を読んだ瞬間、あたしの身体中に電撃が走った。

「この役は、他の誰にも渡さない」

 かつてチュルキースさんが言っていたあの執念が、あたしの魂を突き動かした。オーディションのブースの中で、あたしは自分のこれまでの人生のすべてを、アレックス先生への溢れる想いを、むき出しの情熱に変えて叫んだ。全力を尽くした。自分の限界なんて、とっくに超えていた。


 しかし、ダメだった。


 その役を勝ち取ったのはチュルキースさんだった。悔しかった。あたしの人生を変えてくれた大先輩。でも、それでも負けたのは悔しかった。その日はチュルキースさんに電話はしなかった。一人部屋の中で台本を読んで練習を続けていた。泣きながら。叫びながら。


 それから、生きた心地のしない約一年間が過ぎた……


 リュア役を逃した悔しさを抱えたまま一期が終わり、二期の制作が動き出した。


 オーディションの募集要項を見ながらあたしは震えていた。武者震いだった。


 今度こそは……そう意気込んだ矢先に一本の電話があった。


 二期の新キャラ『プリシラ・クリムゾン』の打診だった。快活だが、どこか抜けた愛嬌がある騎士団長。


 一期のオーディションの熱演を見た監督がその時点で決めていたそうだ。


 プリシラ役の方がはまると……


 努力は無駄ではなかった。


 あたしの叫びを、執念を、ちゃんと見ていてくれたんだ。認めてくれる人がいたんだ。


 嬉しい。誇らしい。


 そして、今、あたしはここに立っている。


「月白ゆあ」という、等身大の自分。アレックスさんが、チュルキースさんが、お母さんが支えてくれた自分の実名を使った。むき出しの自分を表現するために『ゆあ』はひらがなにした。


 司会者に名前を呼ばれた。


 顔を上げて皆に手を振りながら……


 ゆっくりとステージの真ん中へと歩き出した。


 カツッ、カツッ、と、ヒールの音がステージに小気味よく響く。あの日のアレックス先生の革靴の音みたいに。


 ステージのプロジェクターには、あたしが演じるペアレント・アンビバレント第二期の主人公リュアとともに旅する最重要新キャラであるプリシラの美しいビジュアルが大きく映し出されている。


 そして……ステージのセンター、原作者の席には、あの日と変わらない丸メガネの奥の目を優しく、本当に嬉しそうにくしゃくしゃにした、アレックス先生が座っていた。


 そして、その横には一緒に演じる仲間となったチュルキースさんがいた。


 二人と視線が交わった。真っ直ぐに交差した。

 お母さんが綺麗に仕上げてくれた今日の衣装とメイクは、もう涙なんかじゃ絶対に崩さない。


「皆さん、はじめまして! プリシラ役を務めさせていただきます、月白ゆあです!」


 マイクを握りしめ、前を向いた。

 会場を埋め尽くす何千人もの観客に向かって、あたしは人生で一番綺麗で、一番力強い、本気の「好き」が詰まった声を、お台場の空へと響かせた。


「あたしはアレックスさんの作品が大好きです! チュルキースさんの作品が大好きです! 本当に大好きで大好きであたしも気付いたら声優になっていました!」

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