4/4節『貴女と二人、星屑の海へ漕ぎ出そう(下)』
「急速に発展した宇宙開発事業が竜を絶滅に追いやったのです」
「……ごめん。単語の食い合わせが悪過ぎて……よく分からない」
忍野八海の観光を終え、近くの民宿で迎えた夜。
その不可解な言葉は、エンシェの口から放たれた。
それは、忍野八海で購入した地酒や地ワイン、おつまみを畳に広げ。
充とエンシェがはじめた、酒盛りの最中のことであった。
「池に映るあの白い山が、本当に綺麗でした」
「茅葺屋根と水車小屋も風情があって良かったですねぇ」
乾杯をした充たちは、はじめ、日本の景色のすばらしさを肴に盛り上がった。
「りゅーちゃんはお酒も飲めるんだね」
「この飲み物ですか? はい。ツンとした刺激がおいしいです。この……お酒? 日本酒? これは蒸留酒ではないのですよね? それなのにサラサラしていて飲みやすいです。お酒ではないみたいな……日本の景色みたいに綺麗で、整然とした味がします」
「ああ、“水の国”で見かけたお酒はドロドロしたやつが多かったっけ……というか、りゅーちゃんはもしかして酒呑みなの?」
「主人は刺激の強い食べ物が好みなんですよ。なので、お酒もよく飲まれていますよ。人と違って酔っぱらいませんから、量は飲まずに味を楽しむ程度ですが」
「へえ。どれだけ飲んでもしゃんとしてられるのはいいね」
時の経つのも忘れ、充たちは旅のこと、好きなこと、お互いのことを語り合い。
「いやあ、それにしてもりゅーちゃんって、昼間から思っていたけど、所作がなんでも綺麗だよね! スポーツをする人たちが身体を鍛える施設のバイトなんかもしていたけど、そこに来る人たちよりも動きにキレがあるというか。ピシッと動いて、ピシッと止まるのを見ていると気持ちがいいくらいだけど――」
「そう、でしょうか? わたしは、あまり意識をしていないのですが」
「そういうのって、もしかしてミヤさんが教育係として仕込んだ~みたいな話だったりするの?」
「いえ、主人は昔からこうでしたよ。竜の身体能力あっての精密動作ですね」
やがて、話題を次々と変える内に。
充が、ふと気になり言った「2人はどうして知り合ったの」の問い。
「なにか劇的な出会いがあったの?」
「あ……えっと……」
その質問に、ミヤは少し困った表情を浮かべ、口ごもった。
これは、あまり聞かないほうが良い話題だったか――。
そう感じた充は、なにか別の話題を持ち出そうかと頭を巡らせたが。
そこへ、エンシェが、
「その……わたしたちがはじめて会ったときのことを話すと、わたしの家族のことにも触れるので、ミヤからは言い辛いのだと思います」
と助け舟を出し。
その言葉に、充は日中の出来事を思い出した。
家族――エンシェがその言葉を口にしたとき、ミヤの表情は曇っていた。
そういえば、“水の国”では様々な動植物、魔物を見てきたが。
竜の彫像を町中で見ることはあっても、竜そのものを見かけたことはなかった。
そう考える充に、「わたしからで良ければ」とエンシェが口を開き。
そして、唐突に発せられた言葉が、先の台詞であった。
「急速に発展した宇宙開発事業が竜を絶滅に追いやったのです」
充にとって、2度目となる異世界住人の日本観光案内旅行。
場所は日本の清泉、忍野八海。
楽しく賑やかだったその旅の、最後を飾る一遍の物語は。
こうして、紐解かれた。
標高の高い、山間部の冬の夜は厳しい寒さである。
夜半から天気が崩れ、小雪のちらつく寒空の下。
しんと静まり返った住宅地を充とエンシェの2人は歩いていた。
都会と違い、街灯の少ない宅地はひっそりと影法師になっている。
「寒いところを連れ出してしまって、すみません」
「大丈夫。ミヤさんを気遣って外に出たんでしょ?」
「はい……ありがとうございます」
エンシェの申し訳なさそうな声に、充は明るい声で応えた。
民宿でのエンシェによる「竜の絶滅」発言の後。
どうにもいたたまれない様子のミヤを見たエンシェが、話を中断し。
夜でも忍野八海は観られるのですよね、と充に問いかけた。
その言葉の意味を察した充が、夜の散歩に行こうかと立ち上がり。
こうして、ミヤを留守番に残し、充たちは夜の闇へと抜け出したのであった。
「ええと、こっちだね」
「夜になると雰囲気が違うものですね」
充の声が、真っ白な息と共に吐き出される。
ダウンジャケットに身を固めていても、露出した顔はどうしようもなく寒い。
縮こまりながらも、充は竜の少女を後ろに街路を進む。
昼間はあれだけ賑わっていた土産物屋の小道も、今は無人である。
湧水と川の流れる水音がしんしんと降る雪空に響く、闇夜。
中池の広場に向かいながら、充は寒さに抗うように、しゃべり続けた。
「昔はもっと田舎っぽかったけど、ずいぶんと観光地化されたよなぁ」
「充お兄さんが以前に来られたときとは変わっているのですか?」
「私が子供のころの話だけれど」
今では舗装された道路を見つめ。
砂埃が舞う、懐かしい光景を思い出しながら充は言う。
「私みたいな地元民でもない観光客からすると、もっと昔のままの景色を残しておけばいいのに、もったいない、なんて無責任に思っちゃうけどね」
「それは……誰か充お兄さんの大切な人で、まだこの景色を見たことがない人がいて、その人に見せる前にこの景色がなくなってしまうのが残念だと思うから……でしょうか?」
「いやあ、そんな具体的なものじゃないよ。ただ、私は山とか川が好きだからさ」
そうして雑談を交わすうち、2人は池の畔に到着した。
充は、ぼんやりと夜に溶ける池の水面を眺める。
近くにある街灯の明かりがてらてらと揺れていた。
エンシェは夜でも景色を楽しめるらしく、無人の中池を見まわしている。
それからしばらく、2人は夜の観光を満喫し。
やがて、充のそばへと戻ってきたエンシェは礼を述べた。
「充お兄さん、わざわざここまで連れてきてくれて、ありがとうございます」
「いえいえ、どういたしまして」
この礼儀正しさはミヤとそっくりだな、と充は笑う。
2人の付き合いの長さを感じずにはいられない。
そういったことを考える充に向かい、エンシェは顔を上げ。
そろそろお話をしようと思います、と。
ついに、夜の散歩のきっかけとなった、件の話を切り出した。
「話は今から6000年以上前にまで遡るのですが……」
それは、充の事前予想を超えた壮大な歴史の物語であった。
* * *
星の資源枯渇を背景にした急進な宇宙開発事業が、竜を絶滅に追いやった。
竜の鱗は熱にも冷気にも強く、きわめて頑丈で、あらゆる毒を受け付けない。
特に、人に近い姿の竜の皮膚は竜鱗の丈夫さと人肌の靭やかさを併せ持つ。
それは、考えうるなかで最高の宇宙船素材であった。
人は壮絶な争いの末、数の利を押して竜たちを狩り尽くした。
そして竜の身体で造り上げた宇宙船に乗り、人は生まれ育った星を後にした。
最初の100年をかけて、星に住むすべての人が別の星へ移住した。
次の100年は、ときおり故郷を懐かしむ人を乗せた船が星へやってきた。
その次の100年は、ごく稀に、先祖の故郷を求めて訪れる人がいた。
それから、無人の星を訪れる者はいなくなった。
人と竜の争いによって生物の死に絶えた星には1つの図書館が残されていた。
幸運にも戦火を免れていたその図書館は、優秀な自己管理機能を備えていた。
図書館は機能を十全に発揮し、来訪者もないまま、館内の維持保全を続けた。
6000年間、死の荒野の只中に、図書館は孤独に建ち続けた。
図書館には、1冊の本があった。
それは意思を持つ本であった。
その本は管理者として、司書として、図書館を切り盛りしていた。
たとえば館内すべての蔵書の情報をまとめ、書庫の整理を。
あるいはロボットを使い、無人の星に散らばる廃墟に埋もれた書籍の収集を。
6000年を経て、図書館には星に残されたすべての知識が集まった。
6000年を使い、意思を持つ本はあらゆる書籍に記された魔法を修得した。
6000年間、その魔法を使うべき相手は現れなかった。
6000年の空白を越えた、ある日のこと。
図書館に隣接する施設のひとつが稼働をはじめた。
それは魔力塔と呼ばれる、魔法の源である魔力を照射する施設であった。
かつて移住先の星に魔力が少ないことを憂慮した者が造った遺産。
図書館と同じく自己管理機能を備えていたその魔力塔が。
あらゆる人から忘れられたころに、なんらかの起動条件を満たしたのであった。
意思を持つ本は、図書館に設えられた天文台から星空を観察した。
望遠レンズが、人々の移住した星を捉える。
そこには、魔力塔の影響により荒廃していく星の様子が映っていた。
その星の環境は、突如として飛来した多量の魔力に耐えられなかったのだ。
それは、人がかつて住んでいた星を滅ぼしてまで得た新たな住処を。
捨てた星に残してきた自らの技術によって失わんとする光景であった。
意思を持つ本に詩心があれば、皮肉の1つでも諳んじたかもしれない。
しかし、本はただ管理者として図書館を治め、無言で来訪者を待つのであった。
それからまた幾許かの時が過ぎた、ある日。
ついに図書館に来訪者が現れた。
それは絶滅したはずの竜の娘であった。
竜は長命で天敵もいないため、滅多に繁殖を必要としない種である。
そのため、竜の卵は外部環境が激変したときのみ孵化する仕組みを備えていた。
6000年間、死の荒野となり環境がまったく変化しなかった星。
そこに、たった1つ、竜の卵が残されていた。
それが、魔力塔の起動による周辺の魔力変化をきっかけに孵化したのであった。
竜の娘は、はじめて見る図書館に戸惑いながらも、館内を散策した。
暫くして、竜の娘はここが安全な場所であると判断した。
そして竜の娘は適当な椅子を見つけると、そこに身を預けて眠ろうとした。
しかし、館内は落ち着いて眠るには明る過ぎた。
竜の娘は立ち上がり、近くの机に1冊だけ置かれた本を見つけ、手に取った。
そして、改めて椅子の背もたれに身を沈めると、顔にその本を被せた。
「出会って即座に濃厚なキスだなんて、こんな情熱的な挨拶ははじめてです」
「きゃあ!?」
顔に乗せた本が突如しゃべり、竜の娘は悲鳴をあげてイスから転げ落ちた。
それが、6000年に渡り来訪者を待ち続けていた意思を持つ本と、竜の娘との。
2人の出会いであった。
――それから意思を持つ本と竜の娘の交流がはじまった。
2人は他に誰もいない世界で、親子の様に、友人の様に、恋人の様に。
それは仲睦まじく過ごした。
意思を持つ本は、ついに己の存在価値が生まれたと喜んだ。
6000年間収集した知識が無為にならずに済んだと安堵した。
竜の娘は、はじめて得た孤独ではない生活を喜んだ。
図書館で得られる彩り豊かな知識に胸を踊らせた。
そうしてまた、幾許かの時が流れた。
「わたし、あの星に行ってみたい」
ある日、竜の娘がそう言った。
竜を滅ぼした人々の移住した星を見ながらのことであった。
「それは、家族の復讐を望んで?」
意思を持つ本がそう尋ねた。
「貴女が復讐を望むことはなにもおかしくない、と僕は思います」
意思を持つ本は、図書館に蔵められた数々の復讐譚を思い、言葉を重ねた。
人は、竜を皆殺しにした。
それも、およそ最も残酷な方法で。
「祖先の身体を辱めることは、どの文化でも禁忌とされていますから」
人は、竜に対して数では勝っていた。
しかし、竜の身体は最高の素材であった。
人が作り出すあらゆる素材よりも優れていた。
人の作るいかなる武器も竜を傷つけられなかった。
それゆえ、人は竜を倒す術を持たなかった。
だが、宇宙開発事業が加熱していたその時期。
時を同じくして、竜の中でも長老格の古竜が幾人か、相次いで寿命を迎えた。
それが契機となり、転機となった。
人々は竜の墓を暴き、竜の身体に傷を与える唯一の武器を得た。
死んだ竜の角や爪、牙であった。
竜を倒す術を持った人々の腕は、いつまでも振るわれ続けた。
人々の足は、どこまでも留まるところを知らなかった。
虐殺は、竜を狩り尽くすまで終わらなかった。
それを知った竜の娘が仇討ちを望むのは当然だとも、意思を持つ本は思った。
「……ただ、知りたいの」
だが、竜の娘は頭を振った。
産まれたときから独りだった竜の娘は、語った。
会ったことのない実の家族という存在に実感が湧かないのだ、と。
だから、それを奪った人々という存在にも実感が湧かないのだ、と。
強く憎む気持ちになれないのだ、と。
ただ、気になるのだ、と竜の娘は語った。
「わたしが1人きりで産まれて、同じ竜の仲間に会えず生き続けることになっただけの価値が、あの星にあったのか。それを知りたいの」
竜の娘は言葉を選ぶように少し迷い、さらに続けた。
「復讐というなら……竜の身体を使わずに宇宙を翔ける船を造り、あの星へ行って、それを自分の目で確かめることが……わたしなりの復讐なのかもしれない」
その純粋な探究心の塊のような答えは、意思を持つ本にとって。
飽くなき知識の探求者にとって、最も好ましいものであった。
「わかりました。僕も全力で協力します」
意思を持つ本は竜の娘の望みを了承し、それから2人は船造りをはじめた。
宇宙翔ける船の種類は、ロケット。
竜の頑丈な身体ならば、向こうの星へ衝突するように到着しても耐えられる。
ならば、様々な機能は省いて、ただ真っ直ぐ向こうの星へ飛ぶものを造ろう。
そう2人は決めたのであった。
船じゃなくて乗員のほうを竜の身体の頑丈さでカバーする逆転の発想だ。
そのようなことを言い、笑い合いながら、ロケット造りは進められた。
そして旅立ちの日。
完成したロケットに2人は乗り込んだ。
「行こう!」
別れを告げる相手はいない。
目指すは漆黒の空に浮かぶ水色の星。
2人は名残を惜しむこともなく、ロケットの燃料に火を点け。
無人の荒野に風を巻き起こし、ロケットは宇宙へと飛び立った。
星屑の海を翔け抜けて、2人のロケットは突き進む。
中天に浮かぶ青い星へと一直線に。
その様子を見上げるのは、荒野に遺された図書館と魔力塔だけであった。
* * *
「主人は、優しすぎるんです。ずっと箱入りだったから……」
充とエンシェが民宿に戻った後。
部屋で眠るエンシェを残し、充たちは廊下に出ていた。
「魔力塔だって、主人にとってみれば自分が産まれるきっかけになったものですし、自分の家の一部みたいなものだったのに、それを――それが“水の国”では国土を荒廃させる姿なき元凶、“魔王”と呼ばれる存在として扱われていることを知って、仇ともいえる“水の国”の人たちを助けるために、塔の破棄を決心して……そのときの主人の気持ちを思うと、僕は……」
横に並ぶミヤが、充にぽつぽつと自分の思いを語る。
その言葉には、どれもミヤのエンシェに対する心配と愛情とが溢れていた。
雪の降る空を窓越しに見上げながら。
充は、無言で聞き入っていた。
「あ! あの! 僕は決して充さんに害意など抱いていませんし、僕個人としては人間という種に対しては……」
「私は大丈夫だから。気にしないから。ミヤさんもそんなに慌てないで」
「は、はい……」
ときおり、自分の発言が充を不快にさせていないかと心配するミヤと。
それを笑って宥める充という光景も挟みつつ、静かな夜の会話は続いた。
「主人は、孤独に慣れているだけで、孤独が平気なんじゃないんです」
「うん」
「充さんに手伝ってもらった、観光用迷宮があるじゃないですか」
「うん」
「主人が新しい迷宮を僕に頼んだ理由……僕の空間操作の魔法がなくても、“水の国”の友達が“石の国”まで遊びに来られるようにって、瞬間転送装置に魔力を供給するためなんです」
「そっかぁ……友達に、自分の家に遊びに来てもらいたくて……」
「その友達というのが、“水の国”から“魔王”を討伐するためにやってきた勇者一行のことなんです。主人は魔力塔の破壊を――“魔王”の討伐を実行した相手であっても、優しく接して、友達のままでいて……」
「うん……」
しばらく、2人は無言で暗い空から降り注ぐ雪を見上げた。
「あの、充さん……」
「うん?」
話の最後に、ミヤは遠慮がちに口を開いた。
「どうか……主人に、これからも素敵な景色を見せてあげてください」
また、少女の日本観光を先導して欲しい――その、ミヤの言葉を聞き。
充は笑って自分の胸を叩いた。
答えなど、決まっている。
今日だけで、エンシェのことをどれだけ理解できたかはわからないが。
世界にただ1人遺された者の気持ちなど一生理解できないかもしれないが。
それでも。
あの子には笑っていて欲しいと、そう願いたくなる少女だということだけは。
充にも、痛いほど理解できたのだから。
「任されました! もちろん、そのときはミヤさんも一緒にね」
* * *
――こうして、充と異世界の魔女のあいだに、新たな契約が結ばれ。
充は憧れの存在、「竜」の先導という大役を担うこととなった。
自分が子供のころからずっと抱き続けてきた夢と想いに懸けて。
どのような困難が待ち受けていようと、この役目をこなしてみせよう。
充はそれだけの決意と共に、ミヤの依頼を引き受けた。
だが――。
そこから彼が、これまで以上に異世界との関わりを深めていくなか。
まったくの予想外の方向から、大騒動が転がり込んでこようとは。
「あ、それと充さん。勇者一行と言って、思い出しましたが」
「なに?」
「以前に充さんが、“勇者”の肩書を持つ方々とお話したいって言っていたじゃないですか」
「ああ、うん。言ったね」
「今はまだ連絡が取れていないんですが、今度、もし連絡が取れたら“勇者”の1人をいつもの図書館に連れてこようと思っていますので、そのときに充さんも一緒にお話をしてみますか?」
「え! いいの? できるならお願いするよ! 嬉しいな!」
「はい! わかりました! それでは今度、セッティングしてみますね」
その騒ぎが、彼が異世界での仕事中に顔を合わせた相手。
かの“勇者”たちからもたらされることになろうとは。
このときの充は、思いもしないのであった。
* 竜王が少女であると知ったときの私の気持ちを答えよ 了 *
次回、『第3章 ~旅の軌跡~』に続く
※夜の忍野八海……忍野八海は住宅地の道端に湧いているため、一部を除き夜間に閉鎖はされない。
※竜の寿命……基本的には竜に寿命はない。ただし、身体を環境に合わせて作り変えたほうが都合がよい場合に、次世代の卵を産み、その卵にすべての生命力を注いで力尽きるという転生のような生態を持っており、その際の自死を指して寿命ともいう。
※ロケット……推進剤を噴出した反動で(燃料を燃やして)進む装置。ここでは、宇宙に向けて発射される有人ロケット。




