第62話 企業戦士、白銀の狙撃手。
本作は「企業×能力バトル」をテーマにした物語です。
商談は戦闘。契約は勝敗。
その結果は株価として市場に反映されます。
現場、会議、市場——すべてが戦場です。
気軽に読んでいただければ嬉しいです。
北海道。
北方防衛線。
吹雪。
雪。
戦争。
日本企業連合。
優勢だった。
炎城レオ。
爆炎。
雪原を焼き尽くす。
「おいおい!!」
「ルスカってこんなもんか!?」
雷堂ジン。
超高速移動。
敵兵団を切り裂く。
「数だけかよ!!」
風見カエデ。
吹雪を読みながら。
「油断しない」
水瀬アオイ。
凍った港を解放しながら笑う。
「まぁまぁ余裕じゃん?」
五稜郭本部。
時任明。
戦況を見ていた。
世界を遅くする。
勝ち筋。
味方配置。
敵の動き。
全てが見える。
「右ライン前進」
「港湾部隊は左を補強」
「雷堂、突っ込みすぎ」
雷堂。
通信越し。
「うるせぇ!」
戦場。
日本側優勢。
その頃。
ルスカ本陣。
アレクセイ・ルクス。
静かに戦況を見る。
「観測完了」
隣。
狙撃手。
アフリカ戦線の男。
銃を整備している。
アレクセイ。
「時任を落とせ」
狙撃手。
小さく笑う。
「了解」
吹雪。
静寂。
戦場。
時任。
通信を飛ばす。
「中央ライン上げろ!」
その瞬間。
パァン!!
一発。
雪原を切り裂く。
時任。
目を見開く。
肩。
血。
「がっ……!!」
衝撃。
吹き飛ぶ。
ミツキ。
「時任!!」
鳥羽。
「部長!!」
時任。
倒れる。
世界が戻る。
勝ち筋。
消える。
指揮。
止まる。
通信。
混乱。
風見。
「時任がやられた!?」
雷堂。
「ふざけんな!!」
戦場。
空気が変わる。
その瞬間。
イヴァン。
前へ出る。
「終わりだ」
《永久凍土》
第二段階。
北海道。
気温低下。
吹雪増大。
海。
港。
道路。
全てが凍り始める。
そして。
空。
巨大な氷塊。
港のクレーンほどの大きさ。
炎城。
笑う。
「面白ぇじゃねぇか!」
爆炎。
激突。
ドゴォォォォォ!!
衝撃。
炎。
吹き飛ぶ。
炎城。
雪原を転がる。
「ぐっ……!」
初めて。
押された。
水瀬。
水を操る。
だが。
凍る。
また凍る。
さらに凍る。
「相性最悪じゃんこれ!」
苦笑いも消える。
その頃。
ボリス。
前進。
《統率》
発動。
兵団。
全員強化。
数。
数。
数。
物量。
日本側。
押され始める。
海北。
歯を食いしばる。
「ルスカの本気か……!」
港湾部隊。
後退。
風見。
吹雪の向こうを見る。
「補給が切れない」
雷堂。
「キリねぇぞ!!」
五稜郭。
救護所。
時任。
治療中。
ミツキ。
苛立つ。
「クソッ……!」
鳥羽。
拳を握る。
「部長……」
その頃。
ルナ。
戦場を見ていた。
静かに。
異様なほど静かに。
吹雪。
地面。
風。
弾道。
全てを見る。
そして。
笑う。
「……いた」
水瀬。
振り向く。
「ん?」
ルナ。
歩き出す。
「見つけた」
水瀬。
「どこ行く」
ルナ。
振り返らない。
「ムカついた」
一拍。
「時任やった奴」
ニヤリ。
「殺してくる」
吹雪。
雪山。
狙撃手。
次弾装填。
スコープ。
その瞬間。
ザクッ。
足元。
雪が動く。
狙撃手。
目を細める。
「……?」
次の瞬間。
地面から。
巨大な土の腕。
狙撃手。
飛び退く。
「!!」
その背後。
女。
吹雪の中。
笑っている。
土岐ルナ。
「見つけたぞ」
狙撃手。
銃を構える。
ルナ。
拳を鳴らす。
「アフリカの借り」
雪。
風。
殺気。
ナレーション。
戦場は崩れ始めていた。
だが——
帝央土の部長は、
まだ諦めていなかった。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本作ではバトルだけでなく、企業の成長や株価の動き、
情報戦なども含めて描いていきます。
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