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ゴブリンダンジョンの冒険者  作者: わたがし名人


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ノワ



「ノワごはんだよ」


「クー!」


小型の黒いドラゴンがリンの元へ駆け寄る。


孵化したヒュドラの卵からうまれたのは小型の黒いドラゴン。四足、背中に羽の生えたスタンダードなタイプだ。


ヒュドラが蛇タイプのモンスターだったので、同じ蛇タイプでうまれてくると思っていたので意外だった。


リンはこのドラゴンの子をノワと名付けた。

ノワはヒュドラの卵からうまれたからか毒を好物とし、コタローの毒液を特に気に入っていた。


ノワについての詳細はドラゴン種とだけしかわかっておらず、ヒュドラの卵からうまれたのでおそらくヒュドラの亜種ではないかという見解だった。


ドラゴンのテイムモンスター自体が珍しい上、更に卵からうまれた亜種についての情報は全くなかった。

そのため一度樹海ダンジョンに訪れノワについて見てもらう。


結局詳しいことは分からずじまいだったが、他のテイムモンスター同様の育て方で問題ないとのことだった。



生後一ヶ月も経っていないノワだが、既にダンジョンデビューしている。

正確には卵の頃からダンジョン内にはいるがそれはあくまで安全地帯での話。

ノワはリンの指導の元、探索や戦闘を何度か経験している。


うまれたばかりのノワがダンジョンを学ぶに当たってこのゴブリンダンジョンはとても良い環境だった。





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