ドラゴン狩り
ドラゴンの姿はイメージ通りで、トカゲに羽が生えたタイプだ。
大きさは様々だが小さくても普通車サイズ、最大で大型バス程あった。
「よーし、いっくよー」
上空にいるドラゴンの群れにリンが飛びかかる。
鬼人の身体能力なら飛んでいるモンスターだろうが関係なく戦える。
新調した武器斬馬刀でスパスパドラゴンを切り裂いていく。
何匹かコタローたちの元へやってくるが、瞬く間に倒される。
鬼ダンジョンのモンスターハウスを乗り越えたコタローには通常のドラゴンは少々物足りない相手だった。
メイはゴーレムにてドラゴンの迎撃を始める。
今回のゴーレムはグリフォンタイプだ。
見事な空中戦を披露しドラゴンを倒していく。
「レオがいなくても全然大丈夫そうだな。むしろ前より楽かもしれん」
「あれだけ戦えりゃ十分だろ。私もいってくる」
三人の戦いを見て我慢できなくなったボタンが飛び出す。
ボタンが参加したことにより騒ぎが大きくなり、周辺にいたドラゴンたちが続々と集まる。
フータも参加し、全員でドラゴンを倒していく。
一時間後、コタローたちの周りには大量の魔石と肉が転がっていた。
「うしっ、ウォーミングアップはこんなとこで十分だろ」
「コタロー見て見てお肉がいっぱいだよ」
「ちょうどいいからメシにするか。ドラゴンの肉はうまいぞー」
コタローたちはその場でバーベキューを始める。
皆ドラゴンの肉に舌鼓を打つのだった。
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