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ゴブリンダンジョンの冒険者  作者: わたがし名人


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先輩を吹かせたい



「コタロー、メイ行ってくるね」


「迷惑かけないようにするのよ、リン」


「ボタンさん、リンをお願いします」


「ああ、任せな」



リンとボタンを見送るコタローとメイ。

今日はボタンの知人のコスプレ撮影会にリンが参加するのだ。


リンが以前からコスプレに興味があったのも理由の一つだが、一番の目的はマロンから遠ざけるためだ。


マロンが来て以降のリンは、先輩風を吹かせようと事あるごとにマロンに絡むのだ。


今まで周りから妹扱いされることが多かったリンは初めてできた後輩のマロンが嬉しくてつい構ってしまうのだ。


それが余りにも度を越していてマロンの勉強に支障が出ると判断したルナは、リンの注意を他に向けさせようとボタンたちに協力を仰いだ。


その一つがコスプレ撮影会だった。

今回は日帰りではなく数日外泊する予定だ。

コタローやメイのいない初めてのお泊りに普段以上にテンションの高いリン。


二人を見送りコタローは学校へ、メイはハクアのところへと向かう。


メイは最近ハクアから薬学を教わっていた。

エルフであるメイは薬を作ることが可能なので、錬金術師のハクアから基礎を学んでいた。



数日後、リンとボタンが帰ってくる。

リンの不在の間は平和で、マロンの勉強も捗った。


リンの方もトラブルなく過ごせたそうで、また行きたいと楽しそうに話していた。


その後はフータの所属するプロレス団体に遊びに行ったり、スイーツ店のヘルプに出るなどしてマロンとの接触の機会を減らしたことにより、普通に接することができるようになったのだった。








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