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「C:富士山」を探せ! 時事問題のプロパガンダ分析  作者: カキヒト・シラズ


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首相の147日間無休とマスコミの対応

初出:令和2年8月23日



 さて、いきなりクイズです。


Q1:ある会社に平社員Aさん、平社員Bさんがいました。Aさんは毎日、出社してから退社するまで一生懸命働きました。一方、Bさんは出社すると一日中、自分のデスクで居眠りをしていました。

 さてAさん、Bさんどちらがいい社員で、どちらが悪い社員でしょうか?


 幼稚園生または小学校低学年向きのクイズです。いい社員はAさん、悪い社員はBさんであることは言うまでもありません。では次のクイズです。


Q2:二つの会社がありました。一つは社長Aさんが経営し、もう一つの会社は社長Bさんが経営していました。Aさんは毎日、出社してから退社するまで一生懸命働きました。一方、Bさんは出社すると一日中、社長室に籠って居眠りをしていました。

 さてAさん、Bさんどちらがいい社長で、どちらが悪い社長でしょうか?

 

 いかがでしょう。あなたはやはりAさんの方がいい社長だと思いますか? 補足事項を追加します。


補足事項:ちなみにAさんの会社は売上、利益など業績が低迷しています。一方、Bさんの会社は業績が堅調でした。


 今度はどうでしょう。モラル的にそれでもAさんの方がいい社長だと思う人もいるかもしれません。でしたら質問を変えましょう。株主はどちらの社長を高く評価するでしょうか?


 実際のところ、中小零細企業では社長が怠けていて会社の業績がよくなるということはあまり考えられません。しかし大企業ですと会長と副社長が実質的な会社の経営を切り盛りし、社長はただの名誉職の閑職になっている、という会社もあります。

 これまで順調にいっている会社のシステムを、天下りで社長に就任したばかりの人が余計な口出しをして変えてしまうと、かえっておかしくなるということがあります。余計なことをするぐらいなら、何もしないほうがまし、という判断をすることも社長の仕事なのです。

 一方で、社長が一生懸命働いていても会社が傾いてしまうということはあり得ます。むしろ倒産する会社の社長はほとんどの場合、自分なりに一生懸命働いていたわけで、決して仕事をさぼっていたわけではありません。経営の方向性が間違っていれば、社長がどんなに働いても会社の業績は低迷します。



 さて、最近、安倍首相が働きすぎで体調を壊した、ということが話題になっています。

 実際のところ、国会を開催しないで時間をやリ過ごすための方便かもしれません。

 147日間公務で休日なし、とのことです。

 ここクイズです。


Q3:安倍首相の公務が147日無休のため、体調を崩しましたが、どう思いますか

A:労働法違反だ。もっと首相を休ませるべきだ。

B:公務をよく調べると1日2時間しか働かないなど、結構、仕事をさぼっている。


 私の「富士山回答」は、ます第一に本当に安倍首相は体調を崩しているのかどうかが疑わしいので、何とも言えない、というものです。何らかの目的で体調を崩しているふりをしているだけなのかもしれません。

 また本当に体調を崩しているとしたら、その原因は過労でなく、別の原因かもしれません。ここでは陰謀論に陥るのを避けますが、権力者は外国スパイなどに命を狙われるものです。



 話を社長Aさん、Bさんの話題に戻しましょう。

 私たちはよく働くことはえらい、さぼることは悪い、と短絡的に考えがちですが、これは平社員など被支配者階層にのみ当てはまる基準なのです。

 よき奴隷の基準と言ってもいいでしょう。よく働く奴隷はえらい。さぼる奴隷はよくない。支配者階層から見た奴隷の評価はこうです。

 ところがある程度、責任ある立場の人の場合、仕事の成果は結果でもたらされます。つまり労働時間は短くても会社の業績がよかった社長Bさんの方が社長Aさんより優秀な社長なのです。


 今回、「147日」という言葉が一人歩きし、マスコミは「147日」ばかりを繰り返します。

 しかしながら、政治家、特に首相の評価は労働時間ではありません。

 首相在任中、国民の生活がどれだけ豊になったか、あるいは貧しくなったか。これがある意味、首相の通信簿なのです。


  (つづく)


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