↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王は勇者の心を虜にする。  作者: mayme
4、三人目の勇者
PR
18/45

サーカス1

 

 塔の食料は主に秋までに育った長期保存できる穀物や腐れにくい果実。寒い気温にも耐えられる土野菜などである。


「肉を食べたりしないの?」


 すっかり体調が良くなった凛は、魔獣たちと一緒に広間で朝食を食べていた。


「ひっ……お肉ですか……!?」


 魔獣たちは凛の発言に青ざめる。

 お皿に並んでいるのは、オレンジ色の果物。中をナイフで切ると中からとろりと蜂蜜色の甘い液体が出てくる。果肉を一口大に切るとそれを口に運ぶ。見た目は変わっているが、甘いパイナップルのような味がする。そうだとすると、同じ皿に盛られているのは果物の類いだろう。


「私たちは血生臭い物はちょっと……」


 魔獣たちが苦笑しながら、真っ白くふんわりとした物を食べていた。一口ちぎってもらうと、それはパンだった。人参によく似た色や形のスープとパンを食べる。


「とても平和なのね……?」


 みんなは首を横にふった。


「もうすぐ冬の季節が来ます。それに急いで備えなくては……」


「そうだ……! 魔王様、ちょうどお買い物に行く予定でしたので、良かったらご一緒にいかがですか?」


「お散歩ね?」


 ことの発端は軽はずみなこの発言からだったーー……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。