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魔術師たちの昏き憧憬:Re  作者: 美凪
断章 うごめくものたち
32/78

登場人物

章終了毎に更新予定。

各章のネタバレを含みます。





登場人物まとめ



◆ 第一章~



■ トキヤ・カンザキ(神前 時哉)


本編の主人公。独立したばかりの新米探偵。

二十四歳。西洋人と東洋人のハーフで、本編より六年前に叔父を頼ってシュトへとやってくる。

成績優秀者として本来よりも一年早くカレッジを卒業し、【探偵卿】と呼ばれる叔父に教育を受けた。

【魔術師】ではないため魔術を扱うことは出来ないが、その身に受け継ぐ「旧き血」の影響で、一般人が知覚しない【魔術】の気配を感じ取ることが出来る。


令嬢姉妹の奇妙な調査依頼を引き受けたことにより、忌避し続けてきた魔術の世界に引き込まれることとなる。


・性格


過去に受けた「教育」のため、基本的に誰に対しても丁寧な物腰で接する。

本人は他人に敬意を払っているつもりでいるが、叔父譲りの(こちらも無自覚ではあるが)皮肉を会話に混ぜ込む癖のため、他人を困惑させることもしばしば。

思考力の高さ故か他人と調子を合わせることを苦手としており、その悪癖を自覚して治そうと考えてはいるものの、成果は今のところ見られない。

過去の苦い経験からか、「真実」に対して執着があり、納得がゆかないことがあれば、自分の損得に関連がなくとも突き詰めようとする。


・能力


極めて明晰な頭脳と高い身体能力を持っている。

「荒事は苦手」と自認しているが、一般人程度なら軽くあしらってしまえる程度の心得が有り、身軽で体力もある。

過去に(叔父のせいで)右腕を負傷したことがあり、腕力と握力がやや低下している。

卓越した洞察力と思考力、魔術に対する【勘】等、魔術絡みの理不尽な事件に対して適正を持つが、本人はそれを苦々しく思っている。


・容姿


父親譲りのシルバー・ブロンドの頭髪、母親譲りの黒い瞳を持つ。ややクセッ毛気味。外ハネ。

背丈は極東の人間にしては高く、百七十センチ後半。目鼻立ちのすっきりとした美青年。

ロングコートと手首までを覆う厚手の手袋を愛用しており、それぞれスペアが複数存在している。灰と煤のせいで露出を嫌う傾向があるシュトにおいても、特に肌の露出が少ない部類。



■ レイカ・アカギリ(赤桐 麗香)


本編のヒロイン(その一)。貿易会社【赤桐】の跡取り娘。

十八才。幼い頃から跡取りとしての教育を受けており、その一環としてカレッジに通っている。現在ニ回生。

幼いころに別れた祖父、ショウダイ・マミヤから送られてきた品々と手紙、そして彼の不審な死に様に疑念を持ち、自ら祖父の邸宅の調査に乗り出した。

そんな中発覚した「モノが勝手に動く」という【怪異】を「祖父の死の謎を解く手がかりになるのではないか」と考え、調査依頼をトキヤの元に持ち込んだ。


・性格


非常に好奇心が旺盛で、行動的。

奥ゆかしい女性が多いとされる極東において、珍しく押しが強く態度も堂々としている。物怖じをしない。

跡取りとしての教育の賜物か、よく口が回り、交渉事を得意としている。が、本人曰く、素の頭の出来は良くはないらしい。

非常に現実的で徹底した"利益主義者"であり、自分の目的のために役立つと判断したなら、自分の身の安全すら代償と出来る女傑。

何事に対しても懐疑的であり、トキヤと関連する部分がある。不可思議な現象に対しては思考停止を起こすものの、立ち直りは早い。


・能力


跡取りとして必要な教養はおさえており、殊対人(特に押しが弱い人間に対して)能力は高い。

学生として標準よりも多くの教養を持つが、いずれも努力の末に身につけたもので、潜在的な能力はそれほど高くはない。

努力して身につけたものだけあって自分の能力には矜持があり、それが却ってマイナスに働くことがある。

幼いころはシュトの汚染された大気に耐え切れないほど体が弱く、一時期は地方で暮らしていた。

現在では体調こそ大きく崩しにくくなったものの、身体能力は体力含め絶望的に低い。


・容姿


黒髪を肩口に掛かる程度で切りそろえている。やや吊り目で睫毛が長い。極東の価値観において、類まれなる美女である。

身長は百五十代後半。

スレンダーな体型で、白黒を基調としたゴシック風の服装を好む。(ヴィクトリアン・ゴシック。男性のような格好も含む)

自身の容貌の良さを自覚し、利用しようとすることがある。



■ フウカ・アカギリ(赤桐 風香)


本編のヒロイン(その二)。【赤桐】宗家の人間。レイカの双子の妹。

十八才。レイカとは違い跡取りとしての教育は受けておらず、現当主である祖母に可愛がられて育った。カレッジに在学。二回生。姉とは学部が違う。

独りで行動する姉を心配し、祖父の邸宅の調査に同行し、姉が気づかなかった【怪異】に勘付いてしまう。

それこそがトキヤを【魔術】の世界へと誘うきっかけとなった。


・性格


度が過ぎた人見知りであり、赤面症持ち。姉と祖母以外の人間とはまともに会話ができない。

一度心を許した人間に対しては、物理的にも精神的にも一気に距離が近くなるので、トキヤからは無防備だと思われている。

素の性格は優しく献身的で、包容力がある。実は甘やかされるよりは甘やかしたいタイプであり、いつでも気を張り詰めている姉の支えでもある。

やや天然気味。超常現象に対しては「そういうこともあるんだなぁ」的な考えであり、意外にも姉より瞬間的な耐性があるが、あまりにも理解不能な事態が重なると恐慌を起こしてしまう。

露骨に気持ち悪い生物 (ウネウネしたもの)とかは苦手。最悪卒倒する。


・能力


あまり人前に出ないせいで目立たないが、様々な可能性を秘めた才女。

一度見たきりの風景を絵に描けるほどの記憶力と、類まれな芸術センスを持つ。

身体能力も「お嬢様」の域にはなく、地方で姉と暮らしていたころには、野山を画材を担いで駆けずり回っていた。


・容姿


姉と同じ黒髪を腰元まで伸ばし、サイドをくくった、いわゆる「サイドアップ」の髪型。

目つきがとろんとしており、少々幼い印象があるものの、妙な艶っぽさをも持ち合わせている。

身長は姉と同じ。体重はフウカのほうがほんの少し重い。レイカよりも女性的な体の持ち主。実はその点において、姉にコンプレックスを抱かれている。

民族的・露出度の低い服装を好む。

自身の魅力に関して無頓着であり、ガードがゆるい。



■ ナナオ・キリュウ(杞柳 奈々緒)


本編のヒロイン(その三)。【探偵卿】スメラ・カンザキの娘であり、トキヤの従妹。

二十二歳。父の仕事を手伝う傍ら、情報屋として活動している。神出鬼没。

謎の集団に追われる姉妹を庇って窮地に陥ったトキヤを、機転を利かせて救った。


・性格


人懐っこく、馴れ馴れしい。鬱陶しく感じられることも多いが、憎めない愛嬌がある。

父と同じく金銭関係にはシビアで、トキヤは彼女に少なからず借りがあるようだ。


・能力


レイカとは別ベクトルで交渉がうまく、自然と相手から情報を引き出す技術に長ける。相手に喋らせるのが巧い。

他者との距離が近くて遠く、あらかじめその人物の性格を把握しているかのような絶妙な立ち回りをも見せる。


・容姿


性格とは裏腹に、外見だけなら理知的な美人。

女性にしては背が高く、長い髪を総髪ポニーテールに纏めている。やや茶色味がかって見える黒髪は、母の遺伝。



■ ソフィア(トキヤにより命名)


世にも珍しい、人格を有する呪具。亜麻色の髪と瑠璃の瞳を持つ妖精のような風体。サイズはトキヤの手のひらに乗るほど。

自らを「至高の呪具」と称し、その危険性を訴える。

鳥かごのような檻に閉じこもっており、自身が蓄えた知識を所有者に「与えるか」「与えないか」を判断する権利と能力を有しているが、

道具としての宿命からは逃れられず、また人格が宿っていることが仇となるケースも有る。



■ ショウダイ・マミヤ


レイカ、フウカの祖父。

オカルト関連に興味を持ち、資料の収集や研究などを行っていたらしい。

元新聞記者。謎めいた死を遂げ、姉妹とトキヤを渦中へと巻き込む。



■ ハインツ


マミヤ邸の探索を行っていたと思われる組織の関係者。

目付きの鋭い若者。それなりの地位にあるらしい。


■ ジーグ


ハインツと同じく、組織の関係者。

葉巻を嗜む、口数の少ない老紳士。組織において一定の地位にある。



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