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そして、さあ、予習をしようとした次の瞬間。
ドガーーーーーーーーン!!
何やら爆発音とともに悲鳴が響き渡る。
「うえっ!!?何々!!!!?」
突然のことに驚き、ばっと窓際に駆け寄って外を見てみれば外を見れば巨大な植物が暴れていた。
目視でも確認できるぐらいデカい。大きさは高層ビルぐらいだろうか。
見た感じは向日葵のような形をしており、周りの花弁は赤紫色で、そして中心は茶色い花びらに覆われている。すると、ガバリと口であろう部分が開き、ギャアアアアァァ!!と建物が揺れ動くぐらい声が鳴り響く。
開けた口には鋭い歯が生えている。
その植物のものであろう蔦にはすでに生徒たちが捕えられていて、助けを呼んでいるようだ。
あれは魔法植物だ。学園で管理しているかなり獰猛な植物で厳重に管理はされていたはず。
………というかこれ、イベントだ。
ふと前世の記憶でこの後起こりうることを思い出した。
学園の不手際によりあの植物が暴走してしまう。そして、宮野が捕らえられ食べられそうになった時に天使を召還されて、植物を倒すというのがイベントのシナリオになるのだが………、その前に先生たちが倒しそう。
すでに何人かの先生達が向かっていて、生徒の救助を行っている。
でも、複数ある蔦が邪魔しているせいでうまく救助ができていないようだ。
しかも、じぃと見ていると宮野っぽい生徒がすでに蔦に捕らわれているようなのだが?
え、これやばくない?宮野の死亡フラグ立っているよ?
「先生、どうします?」
「—————助けに行こうか」
冬夜が訊いてきて、私は咄嗟にそう答えた。
別にヒーローぶるつもりはないけど、援護射撃とか救助の手伝いとかしないと被害が拡大しそうだからだ。下を見ると、何人かの生徒達も出てきて、救出活動を手伝っている。
ガラッと窓を開け、先ほどの魔法道具のブーツに履き替えて、今日の実習の飛行魔法を唱えてふわっと浮き外に出て植物の元に向かう。
あ、ちなみにですがこの魔法は人や物とかも浮かせることが可能です。
なので、今現在冬夜も浮いて現場に向かっています。
かなり集中力を使うのだけど。
え、そんなことを言っている暇があるならさっさといけ?あ、はい。
「冬夜、サポートお願いね」
「はい、お任せください。先生」
にこっと笑う冬夜。こんな状況下でも落ち着いていられる彼はやはり魔物なんだなだと思う。




