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プロローグ
いつも、気が付くとそこにいた。
薄暗い室内の大きな鏡の前でたたずみ、映る仄かで蒼い炎を、正体を無くして眺めている。
触れると、鏡のひんやりとした感触を感じる。
幾度となく貫かれ、吹き飛ばされ、殺し殺された。
修復された体に麻痺は残っているが、感覚は鋭敏だ。
そうでなくては剣を振るうことは出来ないから。
鏡の中の青い炎が揺らめく。
微笑がもれる。
もう少し、もう少しなんだ。
ようやく彼女たちに逢える。
幾千年にもわたる戦いの生の中で、唯一求めたそれは、ただ美しかった。
いつも、気が付くとそこにいた。
薄暗い室内の大きな鏡の前でたたずみ、映る仄かで蒼い炎を、正体を無くして眺めている。
触れると、鏡のひんやりとした感触を感じる。
幾度となく貫かれ、吹き飛ばされ、殺し殺された。
修復された体に麻痺は残っているが、感覚は鋭敏だ。
そうでなくては剣を振るうことは出来ないから。
鏡の中の青い炎が揺らめく。
微笑がもれる。
もう少し、もう少しなんだ。
ようやく彼女たちに逢える。
幾千年にもわたる戦いの生の中で、唯一求めたそれは、ただ美しかった。