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日常編 Nella vita quotidiana 7:伝説 Una leggenda
「ねぇ、 “旅の衣は鈴懸の 露けき袖やしをるらん„ って一節知ってる?」
「ああ、それは能の黒塚だね。安達ケ原の鬼女伝説を題材にしたもの」
「伝説って厄介よね」
「そうだね。追い払おうとしも払えない、心に付きまとう垢なのかも」
「垢を全て払い落とすことはできない。ってことか」
「日本人、大和人としての垢なのかも」
「うーん、垢もちょっと良いかもって思う」
「風呂にはちゃんと入れよ!」
「仕事が押して来るとつぃ……」




