『エタる』ということ
このエッセイを媒介に、多くとは言えないのかも知れませんが、ユーザー様との交流が持てるようになりました。うれしい限りです。
いや〜、皆さんそれぞれ個性があり、自分は物凄く、それはもうパクリレベルで影響を受けている次第でございます。
その中でも一番影響を受けたであろう事柄が「エタらせてなるものか」 この一言でございます。
自分はそもそもエタることに関しては、読み専だった頃から寛大でした。当然、書き手になってもそこら辺はあまり横着しておりませんでした。
実際、恥ずかしながら、一作品エタらせて抹消しております。その作品はブクマ「2」を維持していたのですが、それもいまいち安定はしておりませんで、最後、ブクマが「0」になった瞬間、心がポッキリと折れちまったんです。このまま書いて何になる、そんな気持ちだったことを覚えております。
ですが、交流を持っているユーザー様全員から伝わる「絶対にエタらせない」 と言う感情。もうね執念とも取れるほど強い感情でした。
「何故に?」当初自分はそんな思いを抱いておりました。ぶっちゃけ言えば「別にエタってもいいじゃん」ってことだったんです。
ですが、ユーザー様の活動を目にしまして考えが変わっていきました。皆さん絶対エタらせないんです。何がなんでも完結させているのです。
何故そこまでと思ったと同時に、自分もそうなりたい。そうも思うようになりました。こればかりは理屈ではありません。
今でも他人がエタることに関して言えば、そこそこ寛大です。
リアルでの環境の変化もあります。ブクマもつかず、アクセスも疎ら、そりゃあね書きたくなくなりますわ。何ももう搾り出せない。自分はまだその経験がありませんので、厳密には分からないのですが、なんとなく分かる気がします。誹謗中傷、キツイでしょうね。
始めた頃の気持ちを思いだせ? 簡単に言ってくれるな! です。
エタった作品に遭遇した時は、見てらんね〜なあと感じるのですが、結局はしょうがないよなと思ってしまいます。
ですが自分はそうはなりたくない。まあ、誰しもがエタりたいなんて思っているわけではないのでしょうけどね。
拙作『女神と魔人と……オッサンと!?』
いつもこの話ですみません……。この作品では、エタり防止の策を講じております。
もし自分の身に何かあった場合、自分にパソコンの電源を入れてクリックする力が残っていたなら、エタ防止用予備エンディングがアップされることでしょう。
そうならないことを願ってはいるのですが、こればかりはね。
ってな訳でして、唐突ながらこのエッセイ、エタらせないためにもここで終わりとさせていただきます!
ご拝読、有難うございました!




