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2話

ふぅふぅ

危なく召されるところだった

なんか鼻もなさそうなんだが、なくて良かったよ

じゃなきゃ間違いなく鼻血吹き出し過ぎて虹作ってたよ


いや、待てよ?

鼻があったらアーサー様のロイヤルスメルを堪能出来たのか…?

ああああああああああああああ!

究極の2択やないかい!


はぁはぁ

また乱心した


まあよくわからない状況だけどオタクにこれはご褒美以外の何ものでもない

状況把握の為にも周りをよく観察しなきゃね!

その際たまたま推しに目が行ったり、見つめたりするかもしれないけど状況把握の為だからね!

不可抗力だよね!


そんな素晴らしい大義名分を得た私は堂々とアーサー様をみる

私がアホな事考えてる間にアーサー様は朝の支度を終えていた


勿論抜かりなく考えてる最中もつぶさに観察してましたよ

推しとその背景の周囲を

私出来る女なので


アーサー様が部屋から侍従と共に部屋から出ていく

見失ってなるものか!!!

と追いかけようとするが体は動かない

それでも!目の前に!動く、生の、推しがいるのだ!!

諦める訳にはいかない!!!

オタクには引けない戦いがあるのだ!!!!


そんな湿度と粘度高めの動機を抱えて奮闘していたら突如場面が切り替わった

アーサー様が歩いてるぅぅぅううううう!

追いかけられるようになってる神仕様!


視界的にどうやら私は壁からアーサー様を見つめていたようだ

壁の中を移動してる?

壁という所に何か引っかかった気がしたが今はそれどころじゃねぇ!

動く推しを見逃すものかとアーサー様やカリオスきゅんと並ぶように追う

動く推しを前後上下左右あらゆる角度から堪能しないとね


はぁはぁ

動く推し尊い

目があったら感謝の涙を流してる

なんなら嗚咽も漏れてる

そんな思考を抱えながらアーサー様が食堂に入り、お食事をする所も見守る


息するだけ、存在するだけで、尊い推しがご飯食べてるとか尊いの天元突破で世界が浄化されるわ

この世界のマイナスイオンは間違いなくここから出てる

そんな事を考えつつ食事を終え、自室に戻り学園へ行く準備をする推しを見守り、推しを追走する


待って?

学園?

て事はヒロインのエリッサ様とアーサー様の2人が揃う所もこれからみ、れ…??????????


おぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!


何それ何それ何それ何それ!?!?!?

絶対見たいんだが!?

てか見るが!?!?!?


これは何がなんでも学園まで追走せねばと私は託宣を受けし勇者の如く生の推しカプを見るという使命に燃える


そんなこんなしつつも馬車置き場の壁です

アーサー様とカリオスきゅんは馬車に乗るところだ


私はマグマの如く熱く燃えたぎる意志を持って馬車の壁に狙いを定めた


ふんがああああああああああああああああああああ!!!!!!

気合い一発!


負けてなるものかと雄叫びをあげたが今度はあっさり馬車の壁に視界が切り替わった

移動が徐々にスムーズになってる?


そして馬車の壁

股下海底2万マイルのなっがーい御御足を優雅に組んで書類を確認するアーサー様

そのお手伝いをするカリオスきゅん

馬車の中でもお仕事えらい、てえてえ、素晴らしい


むふむふと邪念たっぷりに見つめながら素晴らしい馬車登校風景を見守る

気分はさながら小学校の通学路にいる見守りおばさんだ

今日も元気に健やかで偉いでちゅね〜〜!!!!


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