1話
何も考えず頭空っぽにしたくて書いた話です
ハイテンションキモオタが騒いでるので苦手な人はお逃げ下さい
私は限界アラサーオタクの干物女である
今日も最推しを肴に酒を呑み、いつも通り気持ち悪い雄叫びを上げる
「あ〜〜〜〜!!
アーサー様とエリッサ様かわよー!
かわちいが過ぎる!!
この2人一生見てたい!
推しの部屋の壁になりたいいいいいいいい!!!!!」
いつも通りのはずだった
「じゃあならせてあげるね!」
このセリフが聞こえるまでは
「は?」
一人暮らしのはずの部屋で聞き覚えのない男の声を聞いた瞬間意識はブラックアウトした
推しの部屋の壁になりた過ぎて幻聴聞こえたとか私オタク極まり過ぎでは?やばw
とか思いながら目を開けたらそこは見慣れない部屋で
天蓋付きの高級感溢れるベッドと細かな装飾溢れる高そうなサイドチェストとでっかい窓とその外に広がるバルコニー
扉があるからここは寝室?誰の?気絶しながら不法侵入した場合、情状酌量の余地はありますか???
1人混乱しながらとりあえず部屋の外に出ねばと思うが体が動かない
なんなら腕も足も動かない、というかない
え?縛られてるとかじゃなくガチ感覚ないんだが??
どゆこと???
そのときベッドの上で人が動く
人がいたことに驚き思わずそちらを見るとそこには推しが動いてた
何言ってるかわかんない?私もわかんないけど推しが動いてたんだよ!
私が今どハマりしてる異世界学園恋愛漫画『恋はスパイスと共に』
略して恋スパの推しカプのヒーロー役
王太子のアーサー様が寝起きの姿でそこにいた
推しが動くというミラクルが起こって、しかもそれが貴重なオフショットだったらオタクはみんなガン見するだろ!?
そうだろ!?!?!?
アーサー様の金髪のお髪が寝乱れていて、てえてえ〜!!!
鼻血出そう
ヒロインのエリッサたんがこんなの見たら即落ち2コマだよ
私は即落ち1コマだけど
そんなバカな事考えながら舐めるように推しをガン見する
今がリアルなら絶対に呼吸荒くなってるし、目も充血してガンギまってそうだから手足もない謎状況だけどこれはこれで良かったかも
瞬きしなくても目が乾かないし!
これは推しを1秒たりとも見逃すなって事ですね!!!
こんなとんちきな妄想をしている間にアーサー様の元には彼の侍従達が入室し起床の支度を整えている
筆頭侍従のカリオスきゅんもぎゃわいい!!!
声をかけられ体を起こすアーサー様
カリオスきゅんの用意した水で顔を洗うアーサー様
ふわふわのタオルで顔を拭くアーサー様
前髪がちょっと濡れてセクシーサンキュー過ぎるアーサー様
供給過多が過ぎる!!
存在だけでも尊いのにこんなサービスシーンが続くとか何事だよ!?
私前世で宇宙五万回救ったか!?!?!?
怒涛のご褒美展開に興奮で脳の血管がブチ切れそうになっていたらメインイベントが来た
そう
アーサー様のお着替えシーンだ
推しのお着替えシーンだよ?
言わなくても分かるな?
勿論昇天したぜ!
最近ネットでライトな限界オタクをよく見かけるので自分の思う限界オタクを書いてみました
限界オタクならこれくらい極めてて欲しい




