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memory  作者: 猫きっく
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絶望からの出会い

下手くそな文章で読みづらいかもしれませんが、我慢してもらえると嬉しいです。

「あれ?ここはどこなんだ?」


まわりを見渡すと目の前は薄暗い森の中だった。


頭がやけにぼーっとして今自分が何故ここにいるのか?そう考えていると


「俺って誰だっけ?」


全く記憶がない。自分が何者なのか、名前や年齢、全てにおいて記憶がなくなっていることに気付く。


自分の置かれた状況に気付くと、血の気が引いてきた。


「うっ、さむっ」


季節的に秋頃か、冬に入っているかわからないが、気温は低いみたいだ。


こんな気温に関わらず、自分の着ている服がTシャツ一枚にジーンズ履いて、季節はずれの服装をしている自分に気付く。


このままだと寒さで凍えて死ぬ、とにかく人がいるところに出ようと、森を抜けるためにひたすら走った。

.

.

.

.

.

ひたすら走った先に、畑しかない田舎道に出た。


とにかく民家を探すため、明かりのある場所に向かって俺は走った。


しばらくいくと、前から明かりが近付いてくるのに気付く。


「うわぁっ!」


相手は自転車に乗っていたみたいで、暗がりから急に俺の存在に気付いて、びっくりして自転車から飛び降りた。


飛び降りて人が乗っていない自転車がこっちに突っ込んできて


「おぅふっ」


俺は自転車とぶつかり、盛大に吹っ飛んだ。


「ごめんなさい!いきなり出てきたからびっくりしちゃって」


相手は吹っ飛んだ俺をみて謝ってきた。


自転車ともみくちゃになりながら、見上げるように相手を見てみたら


見た目20前半ぐらいの若い女性が、舌を出してこっちを見ていた。


「大丈夫?」


心配になって覗きこむ彼女がこちらに手を差し伸べてきた。


「危うく死ぬとこだった」


そう答えた俺は彼女の手を掴み、立ち上がって服に付いた砂を払った。


「お兄さん、こんな時間に今の季節でその格好とか、頭大丈夫?」


いきなり失礼なこと言う彼女に俺は少しイラッとしたが、その言葉で自分の置かれた状況を思い出す。


「とゆうか、何故ここにいるのか?名前もわからないし、この季節にこの格好ってことすらもわかってないんだ」


俺がそういうと


「えっ?まさか記憶喪失?リアルにそんな人見た」


と彼女は驚く。


「気がついたらあそこの森にいて、凍え死にそうになったから、人がいそうな道まで走ってきたら、まぁこんな状態」


俺がそう答えると、彼女が


「もう夜も遅いし迷惑かけちゃったからうちに来なよ!おばぁちゃんと2人暮しで部屋も一つ空いてるから、しばらく泊まっていっても多分大丈夫!」


そう言ってくれた彼女に、俺は寒さの限界が超えそうなので、即座に甘えることにした。



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