第15話 作中に必須の用語集(50音順)
超久しぶりの更新になります。
いつも読みに来て下さる皆様、ごめんなさい……。
本エントリーでは、ファンタジー小説を書くうえで、よく登場しそうな語句を並べてみました。
武器や魔術、魔獣などといった他のエントリーと重複しそうなカテゴリーは省いています。
筆者の独断と偏見も含まれますので、そのあたりはご容赦ください……。
まあ、気軽に読んでいただき、時折「クスッ」と笑って頂ければ幸いです!
■あ行■
<アイ・アイ・サー>
「Aye Aye Sir」
海軍モノなどでよく耳にするカッコいい返答。
「Aye」1回だと、単に「命令を理解する、了解する」という意味で「Aye Aye」だと「命令を理解し、さらに実行する」という意味になるらしい。
<アイ・コピー>
上記と同様のフレーズ。
「了解した」「聞こえている」「そちらの言っていることを理解した」という意味で使われる。
無線・軍事用語として発信側が「ユー・コピー?/Do you copy?/ 聞こえるか?」に対して、受信側が「アイ・コピー/I copy. / 聞こえている・了解した」と返す。
<悪役令嬢>
物語を盛り上げるために重要なポジションを占める貴族令嬢。
ヒロインを貶めるために全力を注ぐ。
「ギャフン!」といわされる定めにあるはずだが、最近は堂々主役を張ることも多い。
<アタッカー>
攻撃を主な任務とするポジションや選手のこと。
バレーボール:スパイカー。
サッカー: フォワード・ストライカー。
ゲームeスポーツ:戦闘の最前線に立って敵を倒す役割のキャラ。
<アーチャー>
弓を射る人・射手・弓兵。
ジョブ。
いて座(Sagittarius)の英訳としても使用される。
<アーティーファクト>
「人工物」「工芸品」のことであるが、ファンタジー作品的には優れた古代文明や前文明の「人工遺物」として表現されることが多い。
強力な魔道具など、「アーティーファクトアイテム」として設定されることが定番。
<アダマンタイト>
現実世界には存在しない架空の素材。
伝説上の非常に硬い金属か鉱物。
日本語では「金剛」と訳され、ダイヤモンドの語源でもある。
<アトモスフィア>
大気、空気、雰囲気、環境。
<アルカディア>
ユートピアの一つ、かつて理想郷と呼ばれた地域。
キャプテン・ハーロックのアルカディア号が有名。
<アルティメット>
最後の、最終の、終局の、究極の。
「喰らいやがれ~~! アルティメット・ファイヤー・トルネーーード!」
ああ、厨二っぽい……。
<アビス>
深淵、地の底。
<アブソリュート>
「絶対的な」「完全な」「完全無欠な」「純粋な」といった意味で使われる。
アブソリュートゼロ:摂氏温度で -273.15℃に相当。
アブソリュートビクトリー:完全勝利。
<アトランティス>
失われた古代都市国家。優れた技術を持っていたが、神の怒りに触れて海に沈んだ。
<安全地帯>
危険やストレス、過度な競争などが及ばない、安心・保護された環境や状態の比喩として使われる。
ゲーム上では、回復やセーブが出来たりする空間。
<アンデッド>
不死者。
頭の破壊で活動を停止させる事ができる。
日光や火、聖なる魔力に弱い。
おそらく腐敗臭が相当キツい。
<異世界>
異なる世界。
そこは何処にあるのか未だに不明。
行ってみたい……。
<異世界人>
異なる世界の住人。
会ってみたい……。
<イベント>
共有の体験や情報交換を行う「行事」や「催し物」
この界隈では、物語の進行過程で特定の条件によって発生する出来事や演出、またはプレイヤーが期間限定で参加できる特別なキャンペーンや催し物を指す。
システムイベントとして 宝箱の回収、レアアイテム入手、ミニゲームの開始など、ゲーム内のあらゆるトリガー処理に使われる。
<インフィニティ>
無限。
<インフェルノ>
地獄。
<イネファブル>
言葉にできない、荘厳な、神聖な。
<受付嬢>
異世界界隈では、冒険者ギルドの受付嬢がお約束。
主役を張る凄腕受付嬢も存在する。
<エターナル>
永遠の、不滅の。
<エタる>
永遠に更新されないどこかの連載小説……。
<エクスペリエンス>
経験、体験。
<エフェクト>
「効果」「影響」「結果」を意味する言葉。
元となる画像、映像、音声、ゲームなどに人為的な加工や演出を加えることで、特定の視覚的・聴覚的な効果を与える技術や機能全般を指す。
キラキラ効果。
<エルフ族>
北欧神話やゲルマン神話に起源を持つ、ヨーロッパの伝承に登場する人型の妖精・種族。現代のファンタジー作品においては、「長い耳」「長寿」「優れた弓の腕」を持つ神秘的な存在として描かれるのが一般的。
圧倒的に女性が好まれる。
上位種のハイエルフ・戦闘系ダークエルフ・お色気系はエロフ。
<オーパーツ>
その時代に場違いな物。
アーティファクトアイテムが類似。
<オーバーロード>
「Overload」とは、英語で「過剰な負荷」「積載オーバー」「過負荷」を意味する言葉。
ゲーム上のシステムとしては、キャラクターが限界を超えて強力なスキルや魔法を使う際、一時的にステータスを上昇できるが、その反動を受けるシステムなどを指す用語としても使われる。
なお、ダークファンタジー作品「オーバーロード」は、スぺルが「Overlord」であり、「大領主」「絶対的な支配者」といった超絶権力者を意味している。
■か行■
<カタストロフィ>
大きな破滅、劇や小説などの悲劇的な結末。
<カオス>
混沌。
<カルネージ>
大虐殺。
<鑑定>
異世界では魔術やスキルで使用される品定めの技術。
最近は鑑定スキル持ちが主役の作品が多い。
<禁忌>
忌み嫌って避けること、タブー。
禁呪、禁術、禁書。
<ギフト>
贈り物。
神様から贈られるチート能力。
<ギルガメッシュ>
古代メソポタミア、シュメールの都市国家ウルクを治めたとされる伝説の王であり、現存する人類最古の文学「ギルガメッシュ叙事詩」の主人公。
神と人間のハーフ。
<ギルティ>
罪。
<ギルド>
中世ヨーロッパで商人や手工業者達が結成した既得権益を守る「同業組合」が本家本元。
<クエスト>
「探求」「探索」「冒険」を意味する言葉。
目的を達成するために手がかりをたどり、調査や挑戦を行う行動全般を指す。
プレイヤーに提示される「任務」や「依頼」
<クラン>
元々はスコットランド地方の「氏族」や「一族」を指す言葉。
現在ではオンラインゲームやeスポーツにおける同じ目的を持ったプレイヤー同士のチームやコミュニティを指す言葉として使われていることが多い。
多数のパーティーを集約する組織として使われるパターンもみられる。
<経験値>
魔物を倒したり、クエストをクリアすることで貯まるポイント(EXP)のこと。
一定値に達するとキャラクターのレベルが上がる。
元々はゲーム用語であるが、「あの人は経験値が高い」などと一般社会でも通用する言葉に成長したことは興味深い。
お金のように稼ぐモノ。
<コフィン>
棺、棺桶。
<ゴスロリ>
ゴシック・アンド・ロリータ。
中世ヨーロッパの暗黒・神秘主義的な「ゴシック」の要素と、少女趣味的で可愛らしい「ロリータ」を融合させた日本発祥のファッションスタイル。
黒を基調とした退廃的な美しさと、フリルやレースの可憐さを同時に表現するのが特徴。
■さ行■
<酒場>
冒険者たちの憩いの場。
喧嘩が絶えない。
<サクリファイス>
犠牲、生贄。
<サンクチュアリ>
聖域、自然保護区。
<状態異常>
プラスもしくはマイナスの効果が与えられた状態。
自分や仲間にプラスになる効果付与を「バフ」、敵に対して仕掛けるマイナス効果攻撃を「デバフ」という。
<ジェネシス>
創世記。
<ジェノサイド>
集団を標的とした、集団殺害、殺戮。
<ジャスティス>
正義。
<ジャッジメント>
審判、裁く。
<スキル>
学習や訓練、実戦経験を通じて後天的に獲得した「技能」や「技術」がスキルである。
この界隈では特殊能力であることが多い。
リアルでは就職や転職での重要な武器であることは世知辛い……。
<ステータス>
キャラクターの各能力が数値化されている。
説明不能なウインドウに表示されるパターンが定番。
<スペル>
魔法の呪文。
みんなスペルは簡単に覚えられるが、英文法はなかなか覚えられない……。
<ソーサラー>
生まれつき備わった力で魔法を使う魔法使いや魔術師、妖術師。
<属性>
火水土風が基本四属性と言われる。
白黒聖闇氷雷光無などの属性もある。
魔法や魔物には属性があり相性がある。
■た行■
<ダイアファナス>
透明に近い、透き通った。
<縦ロール>
髪の毛の束を縦方向にくるくると螺旋状に巻いたヘアスタイル。
ゴージャス感があり、クセのある貴族令嬢によく似合う。
<堕天使>
ルシファー(ルシフェル)
<駄女神>
アクア。
<タンク>
ガソリンタンクなど液体や気体をためておく容器全般。
戦車。
敵の攻撃を一手に引き受ける役割のキャラまたポジション。
<探索者>
この界隈では、ダンジョンや迷宮を探索・攻略する者を指す。
「冒険者」の表現が嫌いな作家さんが使うような気がする。
<ダンジョン>
元々は中世の城の中で、最も頑丈な塔の地下や最下層に設けられた監獄のこと。
この界隈では、複数の階層や複雑な構造を持つ「迷宮」を指し、魔物との戦闘や宝探し、レベル上げなどを行う舞台。
<チート>
ゲームなどで使う卑怯な裏技のこと。
異世界では主にチートスキルなど。
チートをする人はチーターと呼ばれる。
異世界転生・転移では、よく神様がチート能力を授けてくれる。
<ツインテール>
髪を後頭部で左右2つに束ねて垂らす髪型の総称。
<ディストーション>
歪む、歪曲。
<ディスティニー>
運命、宿命。
<ディメンション >
次元。
<転移>
学校のクラスメイトや教師ごと異世界へ飛ばされてしまう事故が多発している。
<転移陣>
人や物を別の空間へと一瞬で移動させるための魔法陣。
特定の場所へ移動できる優れものならばよいが行先不明は大迷惑。
でも踏んでみたい……。
<転生>
英語はちょっとマイナー。「リンカネーション」
交通事故〇や過労〇が多い。
<ドワーフ族>
小柄ながら屈強で力持ち。
鉱山や地底に住み、優れた金属加工・鍛冶・石工の技術を持つ職人として設定されることが定番。
エルフ族とは犬猿の仲。
<トランサブスタンシエーション>
カトリック教会の聖体の秘跡における「聖変化」
<トワイライト>
黄昏。
<トゥルース>
真実、心理。
<とんがり帽子>
魔女といえば、黒色で折れ曲がったとんがり帽子がトレードマーク。
■な行■
<ナイト>
夜(Night)と騎士(Knight)。
<ナーロッパ>
偉大な異世界。
住んでみたい……。
<ネームド>
モブと区別するために「固有の名称」を与えられた特別な存在を指す。
「二つ名」とほぼ同意だろう。
代表例として「幼女戦記」のターニャ・フォン・デグレチャフを上げると、自軍では「白銀」、敵軍からは「ラインの悪魔」と呼ばれ畏怖されている。
■は行■
<ヴァルハラ>
北欧神話の主神オーディンの宮殿
「ワルキューレ」参照
<パスファインダー>
「探検家」「開拓者」「先駆者」
英海軍の軍艦のクラス。
後続機に目標を示す先導機。
よって筆者は作品上で「スカウト」の代わりの「パスファインダー」を使っている。
<パニッシュメント>
処罰、刑罰。
<パリィ>
相手の攻撃を武器や盾などでタイミングよく弾き、攻撃を無効化したり相手の体勢を崩して反撃のチャンスを作る防御技術。
単純にダメージを防ぐ「ガード(防御)」とは明確に区別される。
<パラディン>
中世ヨーロッパの伝説に登場する「聖騎士」や「英雄的な戦士」を意味する言葉。
この界隈においては「神聖な力や魔法を使い、仲間を守りながら戦うジョブ・クラス・職業」として定着している。
<パラドックス>
矛盾。
タイムパラドックスはタイムトラベルによって過去を改変してしまった結果、現在の事実と矛盾が生じる現象のこと。
代表例として、過去に戻って自分の親を殺してしまうと、自分自身が生まれなくなり、タイムトラベル自体ができ無くなる「親殺しのパラドックス」がある。
<パーティー>
この界隈では、冒険を共にするグループ。
メンバー構成は作者の考えどころ。
<ファンタジー>
魔法や超自然的な現象、架空の生き物など、現実には存在しない幻想的・空想的な要素を主題や設定に用いるフィクションのジャンル。
「ハイファンタジー、ローファンタジー、ダークファンタジー、ヒロイックファンタジーなどに細分化される。
近年は、なろう系によってさらに広大な領域を展開している。
<ファンタズム>
幻想、幻影、幻。
<ファントム>
「幽霊」「幻影」「幻」といった実体がないモノや、存在が不確かなもの、あるいは目に見えない不思議な存在を指す。
ゴーストより神秘的か?
『オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)』の和訳はどうも気に入らない……。
艦上戦闘機F4ファントムⅡ。
ロールス・ロイス社の最高級車のモデル名。
<ファントムペイン>
幻肢痛、無い筈の腕が痛む。
<フォース>
スターウォーズシリーズでの魔力のようなもの。
「フォースと共にあらんことを」(May the Force be with you)
当初「理力」と訳されたと記憶しているが、定着しなかったようだ。
<フォーエバー>
永遠。
<プロヴィデンス>
摂理。
<ブラフ>
嘘、ハッタリ。
<冒険者>
「冒険者ギルド」と呼ばれる組織に所属し、そこから依頼を受けたり、魔物の素材を売却したりして生計を立てる連中。
TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』で、プレイヤーが操作するキャラクターの総称として定着したのがルーツらしい。
<ボイド>
虚無、虚空。
■ま行■
<魔法・魔術・魔導>
当作品「第14話 そもそも魔法や魔術とは?」参照
<ミスリル>
J・R・R・トールキンの作品世界に登場する架空の金属。
銀の輝きと鋼を凌駕する強さを合わせ持つ。
もはや誰もが知る最強金属であるが、アダマンタイトやオリハルコンと違い、著作権が有りそうなので、使用しないほうが賢明。
<メイド>
異世界と秋葉原や池袋には必須の職業。
<モブキャラ>
雑魚敵やその他大勢のキャラクター。
■やらわ行■
<余剰次元>
この世界の「空間3次元+時間1次元」の4次元時空 を超える、5次元以上の高次な空間。
現代の素粒子物理学や宇宙論において、重力の奇妙な弱さや、すべての物質の基本法則を統一する理論の謎を解く鍵として提唱されている。
波動エネルギーや亜空間航行を可能にする物理法則の基盤。
「次元波動爆縮放射機」
<ユニバース>
全人類、全宇宙。
<ユニーク>
「唯一無二」でよいでしょう!
日本語としてのニュアンスが変。
<ユートピア>
楽園、理想郷。
<輪廻>
命あるものが死んだ後も意識や魂が途切れず、生まれ変わりを繰り返すという思想。
「輪廻転生」
<ルナ>
ラテン語で「月」を意味する言葉。
月に関連した女性的な美しさを連想させる。
<ルナティック>
狂気じみた。
ルナシー。
毎夜姿を変える月は怪奇的にも感じられたのだろう。
<レア>
この界隈では最も愛されている単語の一つか……。
珍しさ、希少性が簡単に表現できる。
<レベル>
経験値が一定に達するとレベルが上がるという設定が一般的。
レベル1から始まり上限99がお約束。
レベルが低いうちは、簡単に倒されてしまうのが辛い……。
<レリック>
「遺物」「遺跡」「形見」といった意味を持つ。
この界隈では「アーティファクトアイテム」的な魔道具の出どころとして使われることが多い。
<ロストテクノロジー>
失われた技術。
<ワルキューレ>
「ヴァルキュリャ」「ヴァルキリー」とも。
主神オーディンに仕える戦死者を選ぶ戦乙女。
戦場で勇敢に戦って死んだ戦士たちの魂を選び出し、ヴァルハラへと導く。
ヴァルハラに連れて行かれた戦士たちは、やがて訪れる世界の終末戦争「ラグナロク」に備える兵士「エインヘリャル」となる。
<ワンパン>
1発のパンチで相手を沈めるスゴ技。
このエントリー、内容はどうあれ、結構まとめるに苦労しました……。
これからも語句が思い浮かび次第、追記していくつもりです!




