Episode 53 復讐Ⅰ 204809040515IST
放火犯を見つけ、腐人として感染させてから腐人駆除の名目で仇討ちをする。
その目標をついに達成させられる時が来た。
”指名手配犯を逮捕するため”という名目で交番で放火犯アレイ=マグナの情報を提供してもらうことに成功した。
住所や電話番号などの情報もあったがこれはダミーのものだろうと言われた。
年齢は36歳、出身校などの経歴は書かれていたがこれもどこまで本当かはわからない。文書改ざんなんてこの時代簡単にできてしまうからだ。
だが、アレイ=マグナが放火するのは基本的に夜だという情報が入手できた。
犯人がいる場所の手掛かりは一切手に入らなかったが、今までの犯人の犯行現場を記した地図を手に入れることはできた。
それを順番に点でつないでいくと、魔法陣のような模様ができそうだった。まるで点つなぎをしている途中で完成するものが分かったから手を止めた時のような状態だ。
しかし、春央は夏斗と違い魔法陣の中身まで理解はしていないのでそれが何を示すかはわからないし、次どこに放火しに来るかの予想ができない。
「なあ夏斗、これ、何の魔法陣かとか次どこに来るとかわかるか?」
「何の魔法陣かまではわからないけどおそらくデリー国立動物園にやってくる可能性が高いと思うよ。」
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1時間後、春央たちは動物園の入り口付近にやってきた。
「とりあえず一つだけ言えるのは、彼は来ると思う。かなりの数の放火だけど毎日必ずどこかに火をつけている。魔法陣に隠された意味までは分からないけど、文字の並びからして次ここに来ることだけは間違いないと断言できる。具体的な位置は…像がいるエリアあたりだろうか?木がたくさんあるから火をつけることだってできるだろう。」
「つーか、その魔法陣ってのにはなんか意味があるってんならいつかは完成するんだろ?いつ完成するとかいうのは分かんのか?」
「アレイ=マグナが順調に計画を進めた場合、あと3日ぐらいで魔法陣は完成して起動するんじゃないかな?」
「おい、それなら俺たちが帰る日には何があっても片付けねぇとインドで何かやべぇことが起こるってのかよ?」
「まあ、そうなるよね…私も何か手伝えるかな?」
「冬美は前衛でタンクやってもらうか、〈忍〉の面付けて暴れまわってもらうかのどっちかだよな」
「ゲームっぽい感じで話し進めないで…なんかまじめな話って雰囲気が台無しになっていく気が――」
「いや、私その方が分かりやすいし」
「そういう問題じゃないと思うんだけど」
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そして、現地時間午後4時。
まだまだ夕方ではあるがいつ奴が来るかはわからない。そのためいつでも警戒を怠らず園内を回っていたのだが、
「मुझे खेद है, लेकिन अब बंद होने का समय हो गया है, इसलिए कृपया चले जाएँ।」
「え?あぁ、すんません。もっかい言ってもらえません?」
と、千秋がポケトークに向けて声を送ると
「申し訳ありませんが、閉店時間ですので、お帰りください。」
という声が聞こえた。




