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【完結】腐人に葬る最期の時  作者: モ虐
第Ⅱ部 海外旅行編 序章

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Episode 30 戦争勃発〈下〉

 

「倍速の方が短い時間でいっぱい見れるし!」

「いやいや、春央君。倍速じゃわからない間とかがあるんだよ。」

「はぁ?そんなのストーリーわかれば十分だろ。アクションシーンなんかは2倍じゃ速すぎるから1.5が黄金比だ。」

「いや、倍速だったら何言ってるかわかんないよ…」


「速度の話置いといて、千秋と冬美が前半クールのクライマックスからアニメ見始めてる件について、盛大に議論したい。

 最初の方に貼られて伏線とか、何なら前期からある伏線とかもあるぐらいなんだから1期1話から見ろよ」

「そうだね。それに関しては完全に同意する。そりゃ僕にも好きなシーンはあるよ。

 伏線が気持ちよく回収されるからいいんだよ。いきなり前の話出てきてもあんまり覚えてなかったりもするもんだしね。」

「いやぁそうでもねぇよ?好きなシーンほど背景覚えてたりするもんだし。ほら、主人公の覚醒シーンとかも、なんで覚醒したかなんてそう忘れるもんじゃねぇし。」

「この伏線もそうだね。確かに最初見たときは一回見直したけど2回目以降はもう忘れないと思う。」


 全く話がまとまらない。根拠こそあるもののここら辺の話は完全に個人の好みであり、統一できるものではない。


 それでも彼らの議論は白熱し、議題がそれにそれまくって、話題はなぜか

「便利なのはラ〇ンかデ〇スコードか」の2択になったのだが、春央、冬美のゲーマー組は〇ィスコードを押すのに対し。ただ友人や家族と連絡が取れればそれでよかった組である夏斗、千秋は〇インがいいと言い張った。


「ディ〇コードってさ、サーバー(グループライ〇のようなもの)に入ったら同時通話は当たり前にできるし、チャンネルって言って話題ごとに話す場所変えられるんだぜ?」

「そうだよそうだよ。それに、ラ〇ンって使ってる人ほぼ日本人しかいないし、それに比べてデ〇スコードは海外でもかなり使われてるし、登録には電話番号いらないし、メアドだけあれば簡単にサブ垢作れるし。」


「いやいや、でも日本国内では少ないでしょ…」

「そうそう。結局日本で使えなけりゃ意味ないし」


「いるし―日本にもユーザーいるしー!私なんかファンからフレ申届きすぎてだるかったんですけどー」

「それはフレ申拒否設定オンにしなかったお前が悪いんじゃね?」


 その後しばらく議論は続いたが、そのうち話題はどんどん本題から逸れていき、

「アニメ見るなら独占数多いAmazon●rimeがいいとか、オープニングスキップとかエンディングスキップができるNe●flixがいいとか、品ぞろえがいいうえに候補の中で最速である2倍速視聴ができるdア●メがいいとか、Di●ney+って実は品ぞろえがいいとか」

「i●honeがいいとかan●roidがいいとか」

「Win●owsがいいとかM●cがいいとか」

 最期には、

「最後に食うなら叙〇苑がいいとか、銀座の寿司がいいとか」

 という超絶どうでもいい話題が白熱しすぎて訳が分からない状態になって、結局誰もアニメを見ることはなかった。




 これは余談だが、飛行機で行われた議論は他の便でも毎回続きが繰り広げられていて、そのたびに話題がしょうもなくなっていった。






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