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二人だけでやるべきこと

リーマン様との接触後、私たちは静かに通路をひたすら歩き続けました。私は目の前を歩くアヒム様を見つめました。そして意を決して私は口を開きました。


「アヒム様。私は……」


「ここから急な坂になります。お気を付けを」


しかし、私の言葉はアヒム様によって遮られてしまいました。アヒム様は次の言葉を発することのないまま、ただ足を進めます。私はもう一度言うことはできましたが、何故だかアヒム様の声が…少々震えていたように感じてしまい、私は出ることない言葉を自分の中に飲み込みました。無言のまま暗い通路を歩いていきますと、ふとアヒム様が止まられました。


「ここから降りますと、北の離れに通じる通路へと出ます。くれぐれも見つからぬように注意してくださいませ。この先何があっても見つからないこと…それがこの国の未来を作用いたします」


「分かっているわ。アヒムこそ…無茶しないで。あなたがいないこの国の未来なんて考えられないわ」


エマ様がそうおっしゃられるとアヒム様は微笑まれ、片膝をつかれました。


「そのようなことをおっしゃられるだなんて、姫様らしくありませんな。私のような老いぼれなぞいてもいなくても同じこと。私よりもかけがえのないものは多くありましょう。姫様のそのお心遣いは彼らのためにとっておいてくださいませ。そして彼らのために…姫様のことを想う臣下のために、まずはご自身の安全と保身をお考え下さい。我らの心は常にエマリア姫様やエドワール殿下のおそばにおりましょう」


「わざわざ言われなくても分かっているわ。いつも口酸っぱく言われていることだもの。でも、確かにそうね。一国の姫がこんな弱気なことを言うなんてどうかしていた。…でもねアヒム…私はあなたがいないとつまらないわ。だから、いてくれないと困るの。同じことではないわ」


私は姫様の言葉に口元が緩むのが分かりました。私たちが仕える主はなんとお優しいことでしょう。アヒム様も微笑まれ、そして深々とお辞儀をしました。そして立ち上がると、私の方を見ました。


「リオ」


「は、はい」


そのアヒム様の表情が一変し、それがあまりにも悲しそうな表情でありましたので、私は戸惑ってしまいました。


「……ここから姫様をお連れだしすることができたならば…お主と話さなければならぬな」


それは先ほどの女神の件についてのお話でしょうか…。しかしなぜそんなにも悲しい顔をされるのか…私には分かりませんでした。私は何かしてしまったのでしょうか。それならばどうすれば、アヒム様は笑って下さるでしょう…


「…今はエマリア様と王妃様のご無事、そして自分自身の安全を考えよ。よいな?」


アヒム様は私の頭にぽんっと手を置いて優しく撫でられました。私の返事を聞かれると、アヒム様は微笑み、のぞき穴で下の様子を確認されました。アヒム様の手が私の頭から離れると同時に私は言いようもない不安に襲われました。今頃になって、頭がこの状況を理解した…ということなのでしょうか。私はざわざわする心を鎮めようと、自分の腕を握りしめました。さきほどまでなんともなかったのに…。何だというのでしょう…。初めての経験に私は戸惑い、大きく深呼吸をしました。


「うむ。さすがにあやつらも、ここはまだ入って来られないようじゃな」


アヒム様が床についていた取っ手をゆっくりと上げられました。そこから光が漏れ、目をくらませました。久々に感じる温かい光です。


「おそらく奴ら、すぐそこまで来ていることでしょう。注意深く辺りの様子を伺いながら、お進みくださいませ。王妃様のお部屋にて落ち合いましょう。王妃様もお待ちになっておられます」


エマ様は頷かれ、私の手を握りました。その手は温かく、力強く感じました。…こんなにも小さい手なのに。私はその手を握り返し、微笑みました。もう大丈夫です。


「リオ、行くわよ。あの無礼で下品な者たちに屈辱を味合わせてあげるのよ」


…エマ様…私たちは見つかってはいけないんですって。私はエマ様のナノエに一泡吹かせてやろうと意気込まれる様子に先ほど収まったはずの不安が再び胸の中を占めました。…私の主は確かにお優しいのですが、少々…いえ、かなり気が強いのが難点なのでしょう。


「その意気ですぞ姫様」


アヒム様も焚き付けないでください。姫様の場合冗談に聞こえないんですよ。私は心に先ほどとは違う不安を残し、床穴からそっと飛び降りました。我ながら着地は上手くいったと思います。周りは物音ひとつせず、人の気配もありません。私は天井を見上げ、頷きました。すると、上からエマ様が落ちて来られたので、それを受け止めゆっくりと地面に降ろしました。アヒム様は頷き、そして静かに開いていた天井の穴は跡形もなく消え去りました。……ここからは私たちだけで乗り切らねばなりません。エマ様、ご安心ください。エマ様は私が…


「さて、フィルマンの部屋に行くのよね? 伝書鳥なんて私見るの初めてだわ。訓練された鳥って他の鳥と何が違うのかしら?」


がくっ。エマ様の言葉に私はずっこけそうになりました。エ、エマ様…今から遊びに行くわけではないのですよ。そんなに目を輝かせないでください…。


「あ、リオはその子に近づいちゃダメよ。私まで嫌われちゃうから」


「わ、私だって好きで嫌われているわけでは……って、そうではなくてエマ様……」


「フィルマンの部屋にいるんだったら、頼んで見せてもらえばよかったわ。エドから話を聞いてから、伝書鳥気になっていたのよね…ん? どうしたのリオ。壁になんかもたれかかって。歳?」


「違います! ……はぁ、もういいです。行きますよ。緊張感を持ってくださいね!!」


「了解したわ。さっさと用事を済ませましょ」


意気揚々と歩き出されるエマ様に私は頭が痛くなり、ため息をつきそうになりました。そうでした…。エマ様は怖いもの知らずと言いますか…このようなところがあるのです。強いと言いますか、恐れ知らずといいますか…いえ、どんな場面でも臆しない性格というのは姫様にとっていいことなはずです。あーでも………。私はさらにまた違う不安を抱えながら足を進めました。


離れまで距離はそれほどありませんでしたが、浮足立っているエマ様をなんとか落ち着かせ、さらには辺りも警戒しながら進んでいきましたので、少々時間がかかってしまいました。


「ここがフィルマンの離れね。……汚いわね。さっ、行きましょう」


エマ様の言葉に私はその塔を見ました。…やっと離れまでたどり着きました。しかし、たどり着きたくなかったような…。辺りは人気がなく、私はその雰囲気に顔を引きつらせました。そして、エマ様の後に続き、塔の中に足を一歩踏み入れました。


「それで、リオはなんでここに来たがらなかったの?」


「えっ!?」


エマの言葉はまさに今思ったことだったので、ドキリとしてしまいました。


「フィルマンの部屋に行くって分かった途端のあの戸惑い具合、誰だってそうなんじゃないかって思うわよ。何かでるの? 確かにでそうな雰囲気ではあるけれど」


さ…さすがエマ様…。言うつもりはなかったのですが…仕方ありませんね。


「……幽霊などがでるという噂は聞いたことはありませんが、無断で入った者がどんな結末になったかという話はよく聞きますね。どんなに顔見知りの部屋だろうと、ここは魔術師であるフィルマン様のお部屋がある場所。本人の許可なく立ち入ることは禁じられている所であり、入ればどんな結末になろうがすべて自己責任となります。あ、あくまでも噂ですが…

……か…蛙になってしまった者がいると一度聞いたことがあります…」


私は蛙になった自分を想像してしました。げこげこと涙を流し、空腹感から虫を口にしようとする光景でした。…吐き気がこみ上げてきました…。私はそんな死んだ方がましな結末を頭から追い払い、上へと続く階段を見ました。その塔は屋根などなく、突き抜けているので青い空がよく見えます。


「で、ですので、なにか侵入者用の罠などがあるかもしれません。気を付けて参りましょう」


「どうやって蛙にしたのかしら? やはり呪いの類いかしら? そんな魔法聞いたことなんてないし……今度聞いてみましょう。できれば目の前で見せて欲しいわね」


…勘弁してください。私はエマ様の好奇心にはたはたと呆れてしまい、そして深呼吸を二、三度して先に一段ずつ上っていきました。


「……まさか…階段とかに仕掛けとかしておりませんよね? それとも、まさかこの壁に!?」


疑い始めるときりがありません。あのフィルマン様の事です。きっと奇想天外で誰も考え付かないような仕掛けがしてあるに違いありません。私たちは時間をかけて、無事五体満足で階段を上り終えました。罠には引っかからなかったのか、一度も進行を阻まれることはありませんでした。途中何度もくじけそうになりましたが、そのたびに緊急事態なのだから……と自分に言い聞かせたのが、成功した秘訣ですかね。あと、後ろを向くたびにエマ様のあきれ返った顔で勇気やら何もかも振り絞った成果でしょう。


「結局何も起きなかったわ。つまんないわね」


…止めてください。何か起きた場合、真っ先に死ぬのは私ではありませんか。…しかし、まだこれは序盤。大変なのはこれからなのです。私は不気味にそびえる取っ手のないドアの前に立ち、一応押してみました。しかしやはり開きません。…これしかありませんか。


「リオ? 入らないの??」


エマ様の声を聞きながら、私は息を吸い込みました。


「開け! ドア!」


しばしの沈黙。扉は開く気配もありません。


「…何をしているのリオ」


エマ様の呆れた声を聞きながら、私は再び息を大きく吸い込みました。……まだです。こんな簡単な呪文では開かないことは分かっていましたとも!


「オープン・ザ・ドア!」


……駄目です…。やはり何か特定の合言葉みたいなのがあるのでしょうか。私は一人で変なことを叫んでいる自分を意識しそうになり、思わず頭を横に振りました。…これで開かなかったら…羞恥心で死にます!!


「チンクルチンクル! ちちんぷいぷいのぷいっ! ………じゃあこれだ。…神の祝福された聖なるドアよ、我のためにその屈強なる……えー…開けろ!! いえ、開いてください! ビビデ…何だっけ? んーと…ブーーー!! ……はぁ…はぁ…」


扉はびくともせず、変わらず私たちの前に立ちふさがっております。私はここまでしても開かなかった苛立ちと、今までに経験したことのない羞恥心が募り、思わず扉を足で思いっきり蹴ってしまいました。ガチャンと奇妙な音が響き、扉はゆっくりとひとりでに開き始めました。


「……え? ……まさか…今ので…壊れて…しまったとかは…」


私はフィルマン様の怒りに満ちた顔を想像し、身震いしました。


「リオ、大丈夫?」


「だっ、大丈夫ですよ!? ほら、入りましょうはい」 


…エ、エマ様の視線がつ…辛い…。私は自分に言い聞かせて、私は中へと入りました。中は意外にも綺麗に片づけられており、私は変なものを踏まないように階段を上るときよりも慎重に、目的のものに向けて歩き出しました。


「もうリオ、遅すぎるわ。早くいかないとアヒムと分かれた意味ないじゃない。どいて」


「ちょっとエマ様! ひっ!!」


我慢が出来なくなったエマ様が私を押しのけてずんずんと部屋を歩かれます。私はエマ様を止めようとしましたが、足元に虫の標本が転がっているのを見て臆してしまいました。…まさか…これ元は人とか…言いませんよね…。ま、まままさか…フィルマン様がそんなことするわけ……


「きゃあ!」


「エマ様!?」


ま、まさかエマ様が……虫に!?私は慌てて部屋の奥へ行きました。そこには…


「可愛いー!! 私フクロウって初めて触ったわ。白いし、ふわふわしてる!!」


目当ての物を見つけたエマ様が戯れていらっしゃる光景でした。私はどっと疲れたような気持になりながらも、エマ様のところへ行きました。…心なしかそのフクロウが戸惑っているような気がしたのです。エマ様が噛まれてでもしたら大変です。


「エマ様、動物をそのように扱っては嫌われてしまいますよ。動物はぬいぐるみではありませんからそのように抱きしめてえ噛まれたりでもしたら……」


「嫌われているのはリオでしょ。ほらリオが来た途端こんなにびくびくしてるわ。早く離れて!」


ぐさっ!透明なナイフのようなものが私の心を貫いたような感覚がしました。…いえ、絶対に刺さりましたとも。…私が来た途端怖がっただなんて…そんなこと…!何しろまだ部屋に入ってからまだそう時間も経っておりません。よってその子に嫌われる要素なんてないではありませんか。震えているのはエマ様がぞんざいに扱っているからで……。私が、恐る恐る近づいて、そのフクロウに触ろうといたしますと、


「きゃっ!」


フクロウは私の手から逃れるようにエマ様の腕の中から飛び立ち、部屋の隅へと行きました。


「リオ、私がするからこっち来ないでね。文を渡してちょうだい」


私はショックが隠しきれず、机に突っ伏したままエマ様に文を手渡しました。


「わ、私は何をしたというのでしょう……私だって…動物と触れ合ったり、あのもふもふを触りたいというのに!!」


まさに一方通行の思いとはこういうことをいうのでしょう。泣きそうです。


「ほら、大丈夫よ。脅威は去ったわ」


エマ様からはすでに脅威呼ばわり。ううっ。フクロウは最初は警戒しておりましたが、何度か目の呼びかけでエマ様の腕の中に納まりました。


「いい子ね。これをフィルマンのところまで頼める? ……そう、ありがとう。よろしくね」


フクロウは部屋を飛び出して、天井のない塔から大空を羽ばたきました。…なるほど、この塔に天井がない理由はこれでしたか。フクロウは青空の中に溶け込み、ついには姿がみえなくなりました。


「あの子、可愛かったわ。見た目は白いフクロウなんだけれど、目が片方は赤、もう片方は青だったのよ。とても綺麗だったわ。」


階段を降りながらご機嫌なエマ様がにこにことしながらおっしゃいました。ただでさえ夜行性のフクロウの伝書鳥なんて珍しいのに、さらにオッドアイのフクロウですか。前の世界では猫に多く見られると言われていましたが、この世界ではどうなのかよくわかりませんね


「…………」


……あの子が無事、フィルマン様の元にあれを届けてくれれば……。私たちは外へと出て微笑みました。うっすらとした希望が見え始めてきました。しかし、その時です。突然、声が近くから聞こえてきたのです。私はエマ様の手を引き、近くの茂みに隠れました。しばらくすると、ナノエの兵士たちが数人こちらへ歩いてくるのが見えました。


「あと調べてないのはここか。しかしだいぶ厳重な警備だったな」


「ああ。ここまでに結構な人数が軽重傷を負った。それはもうため込んだ略奪物が多く隠してあるからなのだろう」


「ちょっとくらいごまかしてもばれないよな」


……もうここまで。私はエマ様にしーっと人差し指をたてて、合図をしました。エマ様は頷かれ、体を小さくされました。…今のところ彼らは一般兵のようですが…他にも人が集まって来ないとは限りません。私はエマ様に合図をしてゆっくりと先に進みました。


「おい、連れてきたぞ」


小さな悲鳴と共にさらに三人の兵士が現れました。彼らはそれぞれ鎖を持っており、その鎖の先には…


「こいつらなら宝がある場所の開け方も知っているだろう」


「し、知らない! 本当だ!! それにこの場所は宝物庫などではなく……ぐっ!!」


「嘘をつくな! ではなぜ、ここへの行き方を知っていた? 宝物庫の番をしていたんだろう!」


蹴られ殴られて、その場に倒れるのはハウヴァーの紋が入った鎧を付けた兵士たちでした。


「大体、お姫様だってお前らの誰かが隠しているんだろ? さっさと言わねえとまた拷問にかけるぞ」


ナノエの兵の言葉に体を震えさせるハウヴァーの兵士。


「わっ、我らを拷問にかけても無駄な事だ。すでに姫様はこの城から脱出して……」


震える声を懸命に出す一人の兵士に私はハッとしました。彼は魔物が襲撃してきたときに一緒に戦った、あの門番の一人ではありませんか。


「そんな見え見えの嘘、乞食でも分かるわ。城中の隠し通路やその他の出入り口はすべて封鎖済み。この城からはネズミ一匹逃げれやしないのさ。さらに我々にはテフィアット様がついていらっしゃる。あの方からは何人も逃れられん」


…テフィアット様?軍の指揮官でしょうか。


「こんな恐れ多いことを第二王子自ら行ったのだから、本当にあの方は世界を治めるにふさわしい方だ」


なるほどですね。その方がアヒム様のおっしゃられていたナノエの第二王子ですか…。しかし…


「ほらほら。喋らねぇと死んじまうぜ」


どかどかと狂気じみた顔でハウヴァーの兵士を殴るその姿にいささか疑問を感じます。これはあまりにもエマ様の教育上よろしくないことです。辺りを見渡すと…ちょうどよいものが。私はそれを掴み、そっと上に飛ばしました。


「……ん? なんだあれ………ぎゃあ!!」


それを見たナノエの兵士たちは慌てて服を脱ぎ、それを消そうとします。私はその隙にエマ様を連れてその場を離れました。


 「あー、すっきりしたわ。リオも考えたものね。模擬火草(もぎひそう)を使うなんて」


そう。私が上に飛ばしたのは模擬火草という植物。火のような色合いで模擬火草を知らない人だと慌ててしまいそうなほどよく似ているのです。綿のように軽く、加工されて枕などに使われるのですが、いったん宙に飛ばすと厄介な植物なのです。というのも、それに近づいたりなんかすると、近くの物に絡みつき、夜にならないととれないというのです。見たところその場にいたナノエの兵全員が服などを持って近づいていこうとしていましたから、これは見ものですね。


「中々面白かったわ。またしてねリオ」


けらけら笑われるエマ様でしたが…もうこんなことしませんよ。つい気に食わなくて、カッとなりいたしたことですが、本当にばれなくてよかったと思います。




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