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310話~312話
「おにいってさこの前」
「あ?」
「通りすがりの子どもにあいさつされてたねー」
「あー」
「おじちゃんこんにちはー!って」
「…」
「おじちゃん…フフッ…高校2年生なのにおじちゃんって…」
「ほっとけ」
―
「その猫背がいけないんだよおにい」
「はー?」
「ほらその座った時の姿勢の」
「自分じゃわからんわ」
「デス〇ートのLみたい」
「いやそこまで曲がっていないだろ」
「えー?でもいい勝負だよ?」
「勝負ってなんだ背筋ピーン選手権でもあるのか」
「ふふっ…今の言葉面白かったよおにい」
「?」
「何が面白かったのかわかってないのも面白いねおにい!」
「何なんだ…」
―
「おにいこれかぶって!」
「だからノックを…鬼のお面?」
「そう!鬼の仮面!おにいだけに!」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…暇なんだな」
「…うん」
「一緒にゲームでもするか?」
「!」
「またゲームの邪魔されちゃ面倒だし」
「…一言多いなぁおにいは」
「やるの?やらないの?」
「やるに決まってるじゃん!」
「じゃあ座れ」
「うん!」
―




