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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかの兄妹がしゃべっているようです
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85/175

305話~309話

「ただいまー」

「…誰もいないのかな」

「ただいまぁー!」

「…」


―


「俺しかいない家で自分の部屋にこもってゲームするのが至福のひととき」

「邪魔が入らないのは最高だ……あれ?」

「何か下が騒がし」


「おにいただいまぁー!!」


「…」


「…」


「…」


「ただいまぁぁー!!」


「…もうちょっと静かに入れよ」


「ただいまぁぁー!!」


「…あとな、ノックぐらいし」


「ただいまぁぁー!!」


「わかった、わかったから黙ってくれ」


―


「まずそこに座れ」


「私汗かいたからシャワー浴びてくるね」


「いいから座りなさい」


「あとでねーばいばーい」


「ちょまて」


「はーあつー」


「…」

「何であんな自由なんだ…」


―


「おにいきたよー!」


「…ノックをしろ、あとドアは勢いよく開けるな」


「あっ、ドライヤーしてなかった」


「人の話しを最後まで……」

「…」

「ドアも閉めてくれよ…」


―


「んでおにいなんだった?」


「…もういいよめんどくさくなった」


「えー気になるじゃーん」


「いいから部屋から出てけ今いいとこ」


「ねーお兄ちゃぁーん」


「ちょ触るなゲームの邪魔をするな甘ったるい声を出すな」


「ねーねー」


「ほんとやめろちょっと」


「ゲームなんて後でもできるでしょーお兄ちゃーん」


「やめろやめろほんとやめろしぬぅ!」


「…やられたね」


「…やられたわちくしょう」


「私満足したから部屋に戻るねー」


「…もういやだこの妹」


―

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