256話~260話
今回は少し長めです。
「おーい」
「ん」
「ぬいぐるみ貰ったけど」
「でかいくまちゃんだ」
「テディベアだけどある?」
「いる」
「はい」
「ありがとう」
「…」
「…」
「なに首吊りさせちゃってんの」
「サンドバッグにしようと思って」
「ひどい」
―
「てめーは私を怒らせた」
「オラオラオラオラオラオラ」
「あぁくまちゃんが…ボコボコに…」
「そういやくまちゃんに名前付けたよ」
「ほぅ」
「サンドバッグちゃん」
「かわいそうな名前だ…」
「オラオラオラオラオラオラ」
「あぁ…」
―
「私のサンドバッグちゃんが吊るされてない」
「かわいそうだから俺がおろしといた」
「えぇー」
「…うーん、もっかい吊るすのめんどくさい」
「おう」
「抱き枕ちゃんにしよう」
「ランクアップした」
「寝る前にプロレス技かけてストレス発散」
「ダメだ境遇は変わってないむしろ悪化している」
「四の字固めー」
「あぁ…」
―
「おはよー」
「おはよう」
『僕、抱き枕ちゃん。よろしくねー』
「…ぬいぐるみ遊びか」
『この凡愚な生き物め、私に早く飯をよこせ』
「あれ?」
『おいどんはお腹すいたんだな』
「んん」
『お兄ちゃん私お腹すいたー』
「ぬいぐるみにキャラを統一させてしゃべらせなさい」
「はい」
―
「ねぇ」
「なに」
「名前が抱き枕ちゃんじゃなんかかわいそうだから」
「うん」
「改名しよ」
「私もそう思って、名前考えた」
「ほぅ」
「プーさん!」
「安直だな」
「というのは冗談で」
「おう」
「くーちゃん!」
「まともだ」
「よろしくねくーちゃん!」
『ふははは私に血をよこすのだ!この愚弄めがー!!』
「くーちゃんかわいくねぇ」
―




