222話~225話
「3回まわってワンをかっこよくやりたい」
「すごくどうでもいいな」
「というわけで考えてきました」
「うわぁ」
「やりなさい」
「やっぱり?」
「うん」
「どうやるの?」
「まず右手をおでこに」
「こうか」
「んでちょっとうつむいて」
「ふむ」
「左手をグーにして胸の前に」
「…」
「そのままの体勢で、一気に3回まわる!」
「…どりゃあああぁぁぁ!」
「グハァ」
「あ、こけた」
「…これ無理だろ」
「でしょうね」
「なぜやらせた」
「別の件でちょっとイライラしてて」
「ひどい」
―
「ついでに聞くと」
「ん」
「別の件とは?」
「スーパーに特売で」
「おう」
「プリン買いにいったら」
「うん」
「プリンが売り切れてた」
「…それだけ?」
「うん」
「やつあたりかよ」
「うん」
「ひどい」
―
「あーイライラする」
「何でイライラしてるの」
「今日プリン食べてない」
「もはやプリン中毒」
「イライラする」
「プリン食べなよ」
「プリンない」
「冷蔵庫には?」
「ない」
「…コンビニに買いにいけば?」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…その手があったか!!」
「うるさい」
「買いに行こう」
「俺も?」
「財布係」
「ひどい」
―
「コンビニなう」
「あった!」
「よかったね」
「うん」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…え?これオチなし?」
「どした」
「いやなんでもない」
「そっか」
―




