2話 初めての仕事やります。異世界はホワイトでした 。
今、僕がいる部屋は20畳ぐらい大きな部屋に住まわせ貰っている。
計26人の人達を一人一人にこんな大きな部屋を用意できるとは、さすが王族。
大きなタンスに大きな窓、そしてふかふかのベットまで用意されている。
本当に1人部屋で欲しい家具は全て揃っている完璧な部屋なのだ。
それよりも、先程から錬金術担当からかなりの情報を貰っているが、どれも地球にいた頃の道具ばかりだ。
理由は簡単だった。
この世界の情報を全く持っていないので、もしもポーションがあったとしてもその材料が分からないのだ。
そうなるとバイオームの設定はできないのだ。
なのででかい扉を開けて廊下へと出て、書庫があればいいな程度で散策することに決めた。
「にしても広いな。さすがはお城」
かなりの歩いたと思うが着いたのは中庭だった。
そこにはフロスさんが椅子に腰掛けしながら花達を見ていた。
なんとも微笑ましい。
カメラがないのが悔やまれる。ちくせう。
「すみません、フロス様、このお城に書物があるところはありませんか」
「これはマモル様。フロス様なんてやめてください。書庫には私が案内しますね」ニコッ
「僕も真守様なんてやめてください。真守でいいですよ」
「では、マモルさんとお呼びしますね」
「じゃあ、僕はフロスさん。かな」
「そうですね」
フロスさんには部屋を出てきたことを怒られるとも思ったがそんなことはなく快く書庫に案内してもらった。
中に入ってビックリ。
図書館と思う程に本がビッシリと本棚に詰まっているではありませか。
「マモルさんは何をお探しですか?ここの本は区分わけされているので」
「錬金に使える物とか、それのある場所なんかが知りたくて」
「明日教えて貰うと思いますが予習は大事ですからね」
「あ、あはは」
「でしたら、あちらからあちらまでがそうだと思います」
「めちゃある」
「食事時になられましたらお呼びなります」
「何から何までありがとうございます」
そして1冊の本を棚から取り出し読み上げていく。
「なになに、タイトルが【誰でも分かってしまうポーションの作り方&素材場所】か」
目次をめくると色々なポーションが書かれてあった。
異世界定番ポーション、エリクサー、なんかも載っていたりした。
あとはMP回復ポーションなんかもあるらしい。
とりま、順番にめくっていく。
常識中の常識 回復ポーション
材料
薬草
作り方
薬草を潰してそれを沸騰させた水に入れます。
水が緑色に変化した頃が頃合です。
冷やしてからポーション用瓶に入れましょう。
これは基本ポーション作成です。
錬金術の場合
薬草、水入りポーション用瓶に錬金術を使えば完成します。
錬金術のレベルによって作成速度と完成度が変わっていきます。
なるほどね。
てかさ、先程から情報がバンバンくるので1回情報を遮断する。
勿論、此方からは送れるようにしてある。
明日の朝に情報を貰うことに使用。
てか、これからそのようになりそうなんだけどね。
とりあえず材料等も見ておくか。
初級回復ポーションver.飲む
材料
薬草
魔物が生息する森なので良く生えている。
魔力が濃い場所程に良い薬草が生えている。
詰まりは魔力が溢れた緑が多い所に生成されると言うことか。
さらに、その魔力が濃ければ濃い程良い薬草が生成されると。
初級回復ポーションver.投げ
柔らかめのポーション瓶に入れて、使用者に向けて投げるとその瓶が割れ、ポーションの液体がかかり回復する。
飲むよりかは効能が落ちる。
中級回復ポーションver.飲む
材料
中級薬草
魔力が濃い場所に生える薬草。
その分周りにはそこそこ強い魔物が生息する。
以下同文。
上級回復ポーションver.飲む
材料
上級薬草
魔力がかなり濃い場所に生える。
その分周りにはかなり強い魔物が生息する。
以下同文。
回復系は全て薬草なのか。
MP回復ポーション
材料
魔草
作り方は回復ポーションと同じだが、魔草は温度や湿度に気おつけないとすぐに枯れる。
最大で100MP回復ポーションまでしか世の中では作成出来ないとされている。
魔草
魔力が滅茶苦茶濃い場所にしか生えない。
国家級の化け物達が生息する。
ほへー。
錬金術担当がきっと完璧な制作方法を見つけてくれるだろう。
エリクサー
作成方法不明
材料不明
ダンジョン・遺跡などから発見される。
HP・MP最大量の半分を回復してくれる。
ハイラリー
作成方法不明
材料不明
ダンジョン・遺跡などから発見される。
HP・MPをMAXまで回復してくれる。
作成方法は分からないのか。
いつか、見てみたいな。
そして研究したい。
誰もがなしえなかったエリクサーやハイラリーの作成方法を僕が見つけ出す。
あ、正確には錬金術担当がね。
さてと、次は鉱物にーー。
「マモルさん、食事の時間です。食堂に案内しますね」
ご飯らしい。
フロスさんに案内されて食堂に入る。
既にクラスメイト達は思い思いの席に着いて、べちゃくちゃ会話している。
やれ、自分のユニークスキル強し。
やれ、自分は異世界を救うやら。
うるさいことこの上ないではないか。
ご飯は凄かった。
一人一人に超高級ホテルのご飯みたいに豪勢に並べられていく。
超高級ホテルに行ったことがないのでなんとも言い難いが、それほどまでに凄かったのだ。
メインはパン。
クリームシチューみたいな物に付けて食べるとジュワー、と口の中に上手さが広がってあく。
鳥の丸焼きみたいな肉の塊も切り分けられ一人一人に配られる。
上手い。
祝福の時を過ごした気分だ。
食事後に書庫に行こうと考えたが、明日のことを考えて部屋に戻ることにした。
明日はまずチーム分けなどをするらしいので、今日よりも忙しくなるらしい。
そもそも今日は何もしていないけどね。
そんな訳で今は僕に用意された部屋に行き、ふかふかのでかいベットでおやすみではなく、お風呂があるらしいのでそこに案内される。
着替えとタオルを貰い、浴室に行き、お風呂にはいる。
召喚された人は皆、同じ正服を用意されて、翌日から基本はこれらしい。
勿論、冒険やダンジョン、遺跡から自分が装備したい装備があればそれでいいし、オーダーメイドで頼んでもいいらしい。
大量の本もあったので当分は飽きなくてもいいが、いつかは退屈になるだろうな。
地球と比べてここにはスマホやラノベ、アニメなどはないのだから。
娯楽に飢えてしまう。
なろう系ラノベでは領地経営やハーレム冒険!みたいなのが多いが現実はそんなに甘くないのだ。
僕は最底辺職の錬金術師だからね。
錬金術師が主役物もあるにはあるが、僕はどうせ主役ではない。
勇者がいるのだから。
まあ、ラノベとかでは勇者よりも魔王が主役の物語が多い気がするが気のせいだろう。
明日からはどんな生活が待っているのかワクワクが止まらんな。
それと少しこのお風呂に付いて調べるかな。
お湯を沸かす、と言っていたのでこの湯は人工的なものだろう。
異世界あるあるだと大抵魔石に魔力を流し使っているが、ここもそうらしいな。
魔力が通るであろう線があることが分かった。
言い伝えがあるレベルだから前にも地球から来た人がいるかもしれない。
その人達がこの風呂等も広めたかもね。
だって異世界なのにシャワーあるもん。
数十分後、お風呂から上がり、着替えて、廊下を歩き部屋に戻る。
ダーイブ
ふかふかや。
さすがは高級であろう王宮客室ベット。
今日はいい夢が見れそうだ。
今の現状も夢と言われたら夢と思いそうになるけどね。
枕に頭を乗っけ、布団を被る。
おやすみなさい。そして
翌日
カーテンをガラっと開けて朝日を浴びる。
いい朝だ。雲一つない。ガチで。
コンコン
「マモルさん、朝食の時間ですよ。朝食が終わったら一度ロビーに集まって貰います」
昨日同様豪勢な朝食を頂いて、皆揃ってロビーへ向かう。
おっとその前に情報を貰っておこう。
《錬金術Lv6に上がりました》
《高速錬金Lv3を獲得しました》
《火薬作成Lv1を獲得しました》
情報を一旦切ってと。
・・・・・・どうしてこうなった。
情報を整理して、どうしてこうなったかを確認してみる。
ふむふむ
なるへそ
なるほどね。
ここの世界の情報を得る前にも地球の鉱物等を使って刀や銃を作ったと。
んで、火薬を作ったら火薬作成というスキルをゲットしたと。
そしてこの世界の情報を少し貰ってポーションを作り始めたら楽しくなってどれだけ速く作れるか試したら高速錬金が獲得できたと。
成長の箱庭スゲー
でも、箱庭からは素材は得られないので刀や銃等を作るにはこの世界のことをもっとしらなくてはな。
◆◇
高速錬金Lv3
錬金術を使う時10×Lv秒速く錬金できるようになる。
◇◆
◆◇
火薬作成Lv1
アイテムと火薬を交換できる。
アイテムの性能・レア度で火薬の量が変わる。
Lvが高いほど交換時に貰える火薬が増える。
◇◆
作成という名の錬金術だった。
まじか、この世界に火薬の材料がなくても火薬作れるのか。
早急に銃を作らなくてはならないな。
そのためにも鉱物の情報が欲しい。
ロビーに揃った。
中には監視か護衛か分からんが兵士がいて、おじさんが1人豪華な椅子に座っている。
王様かな?だろうな。
「よく来てくれた英雄達よ」
召喚された人は英雄と呼ばれるらしい。
悪い気はしないね。キリッ
「まずはこの度、急な召喚してしまってすまなかった」ペコり
礼儀正しい王様だ。
僕の、僕のイメージが削れていく。
もっとこう、偉そうなのを想像していた。
「まずは席に着いてくれ」
思い思いの席に座る。
「まず、人の集まり、まあ、パーティと言うものを組むのだが、これは最高で6人までだ。なので勇者を基盤にした勇者パーティ。戦闘的なチームでパーティを作り冒険者登録してもらいダンジョン等を攻略してもらう冒険者パーティ。図々しいが兵士としてこの国を守ってくれる兵士パーティ。その他8人だ」
ふむ。この王には好感が持てるな。
なぜなら、この国を守ってと言ったからだ。
国を思う国王はきっといい人に決まってる筈だと思う。
にしても、戦闘パーティ3個、計18名か。
王様達が決めたパーティメンバーを書いた紙が配られ、意見していいとの事。
勇者パーティ
悟 勇者ユニーク精霊マスター
男2位 賢者
女2位 聖女
悟の磯巾着(男) 上級大盾使い
悟の磯巾着(女) 召喚者
僕を虐めてきた女子主犯格 狂戦士
冒険者パーティ
女3位 回復術師
男3位 火炎魔術師
虐め主犯格(男) 剣士
虐め主犯格(女) 弓使い
女子主犯格の磯巾着(男) 斧使い
女子主犯格の磯巾着(女) 槍使い
騎士パーティ
モブ1号 大剣使い
モブ2号 妖精使い
モブ3号 騎士
モブ4号 アサシン
モブ5号 狩人
モブ6号 双剣使い
通称モブレンジャーズ。なんつって。
その他
佐宗先生 教師
悟手下1号 調教師
女子主犯格手下1号 調合師
優里信者1号 テイマー
優里信者2号 薬剤師
優里信者3号 強化薬剤師
優里 錬金術師
真守 錬金術師ユニーク成長の箱庭
以上
「よ〜う。どこでも最底辺のま、も、る、君」
悟が絡んできた。
「お前、優里さんになんかしたら、どうなるかわかってるよね」
「何もしないよ」
あたりめえだ、と悟が吐き捨てて行った。
今後の予定は佐宗先生が訓練官と一緒に戦闘系パーティの訓練をして、勇者パーティは聖剣等、魔王討伐に向けて旅立ち、冒険者パーティは冒険者ギルドに登録してダンジョンや遺跡の探索、クエストをこなすらし、騎士パーティは国の護衛と周辺の魔物退治、その他はそれぞれの仕事に就くらしい。
基本はこの王宮で過ごして貰うとの事だ。
願ったり叶ったり。
そんな訳で、フロスさんに案内されて優里と共に錬金術でポーション等を制作している錬金術ギルドに来ている。
錬金術師登録して、今日からここで働くとの事だ。
王宮からそこそこ近い場所なのでありがたかった。
フロスさんは王宮での仕事をするらしい。
朝10時に来て、午後4時で帰るらしい。
休みは土日と祝日。
あ、ちなみに日にちや時間は日本と変わらない。
優里、僕口開けてポカーン。
「なんだ?すまんけど文句ならーー」
「「短いですね仕事時間」」
「・・・・・・。確かに少ないが1時間程度の差だぞ。他の職と」
この世界はホワイトのようです。
まさか学校の時間よりも圧倒的に短い。
これは僕に書庫に行けと言っているものではないか。
そして早速錬金術に取り掛かるとの事。
素材を貰った。回復ポーションを作るらしい。
「まずは初級回復ポーションを作るよ。お手本を見せるからよく見てね」
ここの職場にいるのは優里、僕合わせて6人だ。
悟達とは違い優しくてやりやすい職場で安心した。
あ、その前にここのルールを教えて貰わなくては。
「おい、ガイア。はしゃぎすぎだ。まずはここのルールを教えろよ」
「!勿論だよ。きちんとルールを教えてから始めるつもりだったからね」
嘘確定。
そしてルールを教えて貰った。
まず、一人一人の能力に応じたノルマがあってそれを今日中にやるらしい。
ノルマ以上で作ったら自分で使える素材と交換かボーナスとなるらしい。
勿論、そのアイテムでもいいらしい。
本当にホワイト。
人の能力や作った物の性能で給料が変わるらしい。
売れないと意味がないので数よりも質が重要との事だ。
早速、取り掛かる。
まずは優里からだ。
「やってみます。多重錬金」
優里のユニークスキルは重ねて錬金できるので普通の人の2倍の速さで錬金できるらしい。
凄いね。
だけど1時間掛かってできたポーションは1個。
しかも素材は2個分消えている。
「え、ど、どうして」
他の先輩方も驚いている。
あ、そうそう錬金する時間は人ーー正確にはスキルーーによって変わる。
初めの頃は1時間が平均らしい。
それでもかなり初級のやつだ。
先輩で1番錬金術が上手い人でも20分はかかるとの事。
上位の物ほど精密になるので余計時間がかかるらしい。
「あ、あのすみまーー」
「「「「凄いじゃないか君」」」」
優里、僕再びポカーン。
理由は優里のユニークスキルは確かに同時に作ることが可能だが実は本質が違ったようだ。
同じ性能の物を重ねて錬金して圧縮してできるらしい。
今はLv1だがレベルが上がれば初級の素材で中級が作れるかもしれないとの事だ。
初級回復ポーション2個分の性能を1個のポーションで得られるのは凄いことなのだ。
これが多重錬金の本質らしい。
そして次は僕の番。
僕の場合は初級回復ポーションなんて3ヶ月以上連続で作り続けている技量と情報があり、高速錬金もあるのだ。
なのでものの数秒でできるだろう。
錬金術担当なら一瞬だろうけど。
「錬金」
小さなドーム状の光が素材を包み、3秒後には初級回復ポーションが出来上がる。
優里、先輩方ポカーン。
「はや」
優里が小さく呟く。
そして僕達のノルマが設定された。
優里は12個分の素材だが作るのは6個だ。
僕は60個だ。
「すみません。多くないですか?僕初めての錬金術なんですけど」
嘘は言ってない。
「君は天才だからね。性能も良いし速い。なのでこれが妥当だよ」
優里の方へ目線を向けると、優里は既に錬金術に取り掛かっていた。
なので僕も錬金術に取り掛かる。
ササッとノルマを終わらせて素材交換用のポーションを作るかな。
60×3+必要素材を用意する時間=240秒=4分
思ったよりも速く終わってしまった。
余分はポーションを作って中級薬草と交換してもらう。
今度はどれだけ精密にやれるかを試してみようかな。
交換するには錬金術ギルドのロビーへと行き、窓口の人に交換してもらえるのだ。
その時にボーナス等にも交換してもらえるが今回は中級薬草だ。
給料は1ヶ月事に金融ギルドつまりは銀行に取りに行けるらしい。
必要最低限は王宮があるので今はそこまでお金に困っていない。
給料日が楽しみだ。
そのための身分証明書の発行も皆分してもらっている。
通帳みたいなのがこの世界にもあり、僕も通帳を貰っている。
正確には錬金術ギルドに登録した際にプレイヤーライセンスというカードを貰った。
そこには自分が所属しているギルドや国、自分の名前があり、自分しか見ることのできない銀行に預けてあるお金が表示される。
なのでいくらあるのかがすぐに分かるのだ。
基盤ギルドにはいくつ入ってもいいのだ。
基盤ギルドとは冒険者ギルドや錬金術ギルドといったメイン職業のギルドのことを言う。
プレイヤーライセンス通称プレカ。
カはどこから来たかと言うと、ライセンスがカードの形をしているからそうなった。
プレカがないと国へ出入りや所持金の確認ができないし、引き落としもできない。
勿論、銀行に入っているお金はゼロだよ。
まだ給料貰ってないからね。
そんなことよりも中級回復ポーションの作成に掛かろうと思う。
意識を集中して、材料がどのような過程でポーションとなるのかを正確にイメージして作っていく。
小さなドーム状の光の中で薬草やポーション瓶が動いていく。
薬草からは液体が抽質されていく。
それを水で薄めて瓶に入れていく。
薄める理由は純度100%だと量が少なく大量の素材を使わないと行けないからだ。
それに100%よりも錬金術を使ったり薬剤師が作った薄めた薬液の方が効能が高かったりするのだ。
なので100%はデメリットの方が大きい。
52分念入りに作った中級回復ポーション。
先輩に見せて見ることにした。
先輩は目が飛び出る勢いでギョェェェ、としていた。
翌日から中級回復ポーション作成になったのは言うまでもない。
帰宅
王宮に帰ってからは晩御飯の20時まで書庫にいる。
翌日からは昼は弁当になるらしい。
王宮シェフの弁当ってなんかシュールだな。
今回書庫で見るのは勿論鉱物関係だ。
この世界の鉱物の性質や場所等が分かれば銃などの制作ができる。
何かないかと本棚を散策していると1冊の丁度良さげの本を見つけることができた。
鉱物大百科
基本金属
鉄・金・銅
山岳地帯等で頻繁に採取できる。
希少金属
ダイア・サファイア・ルビー
山岳地帯で希に採取できる。
宝物金属
ミスリル・オリハルコン・魔鉱石・魔性鉄
ダンジョンや遺跡でたまに見かける。
採取困難。
地球でもあるような鉱石があったことに驚いた。
鉱物の細かな性能等もきちんと読んどく。
ディメンションを設定するなら細かな情報が必要なのだ。
カミカネ
魔鉱石・魔性鉄が運良く混ざりあってできた金属。
カミカネなんてラノベ等でもあまり聞かない鉱物の名前だが凄い珍しいらしい。
情報を錬金術担当にはずっと送られているので、きっとカミカネを錬金してくれるだろう。
カミカネには絵が載っていなかった。
他にも色々な鉱物があるがそろそろ晩御飯の時間だ。
◆◇
笠間 真守 Lv1
HP16/16
MP19/19
攻撃力4
防御力5
速度6
知性25
job
錬金術師Lv1
skill
ユニーク
成長の箱庭Lv1
アクティブ
錬金術Lv6 高速錬金Lv3 火薬作成Lv1
パッシブ
異世界完全言語 スルーLv8
JP0 SP0
◇◆
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