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負けるが勝ちというけれど、負けを捏造されたらどうしたらいいのだろう。と思っていたけれど今は感謝しかない。

 8-⑦


 花びらが大空に舞っている。

 歓声が二人を包んだ。


「まさか、バーディ様が録画しているなんて」

「だって、ゆいなさまを儀式に使うつもりだった。犠牲にするつもりだった。その時のこと、残しておかないなんて、魔王を倒すために犠牲をはらって、なかったことにするなんてできなかった」


 魔王を倒した時の記録が公開されたのだ。


「でも、もし、その儀式が行われてその映像が公開されたら非難されるかもしれないのに」


 私を応援してくれている人達もいたのだ。


「そうですね。発表はできなかったかもしれません。でも、残しておきたかった。それがせめてもの気持ちでした。精一杯でこれは情けないですが」


 もちろん公開するにあたってその一連の流れは伏せられていて、表に出たのは私とヨウさんが魔王を倒したことだけ。私が魔王の生贄に捧げられようとしたことを知る人はあの場にいた6人だけだ。


「帰るんですね、元の世界に」

「うん」

「そうですよね。まさか王があんなことをするなんて」


 あのあと、魔王をたおした私とヨウさんは国民の大歓迎をうけた。

 しかし。


「ちがうよ。そのせいじゃない。直後は大変だったけれど、今となっては大変なのはハンドの方じゃない」


 帰ってからのサプライズ報告。ハンドが、秘密裏に立ち上げていた商会がうまくいった。それだけの発表だったらよかったんだけど、その発表の時にだした声明が私たちの状況を少し悪くした。ちがう。悪くするように思われたけれど、それは一瞬でそうはならなかった。


「それでもすみません。でも国の運営のために必要なことだったんです。あのままでは、ゆいな様とヨウさんに国を運営してほしいという声が出かねません。と、せめて思いたいです。あんな嘘をつかなくてもよかったと心の奥底では思っていますけれど」

「なんでだろう。って悲しかった。今も納得はしていない。いくら自分の立場を守るため。注目を集めてこれからの事業をうまく軌道に乗せるためだってあんな、実際とは違うことを想像するようにふるまって自分に同情をあつめて、こちらを非難させる方法をとるなんて」


 ハンドの言葉を解釈付きでぶっ飛ばしたかったけど、諦めた。

 どうやっても、あの人に口で勝てる気がしない。


「俺はわかってる。どうする?戦う?」


 ってヨウさんは言ってくれたけれど断った。だって、ヨウさんにそんなことさせられないし、私の大切な人たちが悲しむ。

 孤児院の子たち、薄々ハンドのひどいところに気が付いて、私の悲しみに心を砕いて苦しんでいた。大丈夫だよって笑うだけじゃ、その心配を取り除くことができなくて。言葉じゃなくて行動でヨウさんといる自分がどれだけ幸せかを見せることにした。


 今では笑顔が戻っている。

 優しい子に育っていてお姉ちゃんは嬉しい。


「一回だけね私は思わず戸惑いを口にした時が合ったじゃない?」

「ハンド様が悪いのに、それを言わないでくれたおかげでゆいな様が責められたやつですね」

「あなたも、何も言ってくれなかったくせに」


「僕は王の味方ですから。今のところは。もしかしたら、着いていけなくなる時もあるかもしれません。その時にあなたがいないのは実はとても不安です。僕があの人から離れるときはよっぽどのことです。でも、その時もたぶんあなたと同じで、兄をなじる言葉は言えないと思います。自分の成長のためとか、前向きなことを言うと思います」


 そっと離れることしか、みんなできない。

 ほんと口がうまいからだけじゃない。みんな、結局ハンドのことが憎めない。愛しいのだ。

 その沼男にハマる女の子の噂は後をたたない。

 楽しそうで、なによりだ。


「私が不満を口にしてしまって傷ついたのは私だけじゃなかった。私の大切な人が悲しんで苦しませてしまった。あなたもそうでしょ、私の心を思いやってハンドに怒ってくれている。だからね、もういいんだ」


 ハンドは恩人。変わらない。今までしてくれたこと忘れない。そこに感謝して、離れる。

 それで十分。たくさん、つらい思いした。でもそれもいい思い出にする。


「わたし、欲張りなの。笑顔でいるのは自分だけじゃいやなの。結局ハンドにも笑っててほしいの。ただの自己犠牲かもしれないし、強がりかもしれない。でもね。私の幸せの中に、大切な人の笑顔も入ってるから。それにはハンドも入っているから。だから、恨まない。あ、でも、ハンドの行動のせいでいまだに嫌がらせしてくる人がいるんだけど。それはどうにかしてほしいけどね」


「無理でしょうね。王に一応進言しましたがああいう人たちを下手に制御しようとすると、俺のためにやったのに、なんて、別に頼んでもいないのによ。返ってくるかもしれん。俺の幸せのために諦めてくれといってました」

「は?そういうところだよまったくでも、自分の幸せに貪欲なのはお互い様だからね」

「君がいいなら、僕がその分、それ以上に君を幸せにしよう」


 ヨウさんとそっと手をつないだ。

 繋がれた指がほんのり温かい。


「実際に、こっちに悪いことなかった。嫌がらせでねつ造の暴露、悪意のある言いかえで大したことがないことをこっちが悪く見せる。悲しみプロモーションのための悲しみのねつ造。ぜんぶ、されたときは気分悪かったけれど、今それきっかけに、元聖女の生活配信も軌道に乗ったし、大勢が味方になってくれてる」


 そっちの配信は孤児院の子たちに任せた。人気出てるみたい。そりゃそうだ。めっちゃ可愛い子たちだもん。孤児院のいい収入減になると思う。それだけじゃなくて彼らの味方がたくさんできることはこれからの未来にプラスをもたらしてくれるだろう。

 嫌な人がいるのはすごく心配だけれど、守られてるばかりじゃなくて守る立場をこれから頑張ると言ってくれて、その成長にハンカチがいくらあってもたりなかった。


「たしかに。ねつ造がひどくなるにつれ、ゆいな様に注目が集まる。味方が増える。結局、そういう悪意をも自分の力にできたあなたはすごい。でも、ならどうしてあちらの世界に帰るんです?」

「もし、この場所にいづらくなって逃げるようなら、元の世界に帰らなかったかもしれないけれど、こっちの子たちはもういいよって言ってくれたから。あっちの世界の家族とヨウさんを幸せにするために、帰る」


 本当に感謝している。自分に都合の悪い行動をとられても相手の幸せを思える機会なんてそうそうない。そう思わせる存在でいてくれてありがとう。

 それを教えてくれた体験にも感謝する。

 アンチには感謝しないけどね。


 ハンド。

 本当にあなたのことも大切だったんだ。

 でも、もっと大切な人たちのおかげで私はあなたを失っても幸せでいられる。

 今の幸せを見つめられる。

 今までどうもありがとう。


 魔王との戦いの中で自分の中に溜まった力はもったいないから精霊さんに全部上げた。すると色々なものに擬態してくるくる遊んだ挙句、重力を操りだした。

 しゃべれる、五次元操れる。

 で、ここでお別れのつもりだったんだけど


 精霊さんもあっちの世界にいくというので連れていく。もしかしたら、こっちの世界の方が精霊さんと仲良くできるかもしれない。


「行こうか」

「はい!」


 ヨウさんと手を繋いで次元の穴に入る。

 今度は絶対に離さない。

 用心のために精霊さんが防御壁を張ってくれる中を進んだ。

 穴から出ると、そこはたぶん古いお寺の本堂のようなところで、知らない女の人が立っていた。


「彼女がここの次元の穴をあけてくれたんだ」


 ヨウさんの紹介に手を差し出してがっちり握手した。

 髪の長い少し派手な見た目の方だった。

 そんなにすごい摩訶不思議なことができるようにはみえない。

 人は見かけによらないよね。


 長いまつげの奥に見える瞳がとてもやさしくて、なんだか懐かしくて。

 名前はコウさんといった。


「ご先祖様からの言い伝えの通りでした」

「簡単に言うと、これは俺の想像なんだが、彼女の先祖がこの精霊だと思う」

「でも、精霊さんはここにいるよ?いるのは過去じゃないよ?」


 精霊さんの表情はわからないけれど、きっとびっくりしてるんじゃないかな?


「難しいことはわからないんだが、今俺たちが生きてるのは3次元。で、時間を行き来できるのが国民的アニメで有名な4次元。そして、今回のように他の異なる世界をもつなぐ力は5次元の力の可能性がある。さっき重力をあやっつってるのを見たろ?4次元プラス重力。それがまさしく5次元を操れる能力なんだ。それならば、時間を操って過去にさかのぼるのは容易なのではないだろうか」

「なるほど…」

「わかってないな」


「はい…すみません」

「大丈夫だ。俺もよくわからん」


 取りあえず、ゲームの世界からこちらの世界の境界線まで穴をあけたのが精霊さんで、こちらの世界からは、この女の方。で、その方のご先祖様が精霊さんの可能性があると。

 深く考えてもわからなそうだったので、そのまま信じることにした。


「姉さん!」


 弟と妹がいた。

 思いっきり抱きしめる。

 会いたかったよ。

 つらい日々に何度家族のことを思い出したことか


「はいはい」

「あれ?なんか感動薄くない?お姉ちゃんだよ?忘れちゃった?」


 4年ぐらいで忘れられちゃうの悲しい。


「だって、ゆいなちゃんに会うの昨日振りなんだもん」

「え?」

「こっちの世界では1日だけしか経ってないらしいよ」

「えー」


 心配させなかったのは嬉しいけれど、なんだか複雑な気分だ。


「ゆいなちゃん、ごめんね」


 親友が涙を浮かべて傍に来た。

 柔和な雰囲気でおっとりと近づいてくる。

 よかった。生きてた。

 

 あちらにいたノリスがこの子の生まれ変わりで転生してきたのではと心配していたけれど、彼女は今目の前にいる。


「私が、ここに来ようっていったばっかりに、ゆいなちゃん大変な目にあったから。目の前から消えてびっくりして」

「そうか、そうだったね」


 伝統的な古いものが好きだった私を親友がここに連れてきてくれたんだった。


「君はこの中に吸い込まれたんだ」


 ヨウさんが見せてくれたのは一枚の絵だった。


「供養絵額と呼ばれるものです」


 コウさんが説明してくれた。


「明治時代ごろに流行った物なのですが、亡くなった方の供養のためにその方の本当の生活よりも少し幸せな姿を描くのです。あの世では幸せでありますようにと。ゆいなさんはこの絵の中に吸い込まれてしまったのです」


 急に話がオカルトじみてきた。


「え?あのヨーロッパあたりをモチーフにしたっぽい世界がこんな和の世界のものなの?」


 たしかに、女の人のまわりにイケメンぽい男たちが侍っている様子は、あの世界そのものなんだけど。って、これ、向こうの世界の教会に飾ってあった絵だ。

 それから気になることが一つ。


「この女の人私じゃなさそうな?」


 ドレスの色が悪役令嬢とは名ばかりの、優しいあの子の纏っていた黄色だ。


「それはそうです。この世界の主役はこの人。あなたはただ、吸い込まれた人ですから」

「ということは、この人の理想の世界に私はお邪魔しちゃったわけですか?」


 えー。あんなに世界を救えない重圧に悩んでいたのに、私、主人公でもなんでもなかった。


「そうなりますね。ただ、これはここの住職様に聞いたのですが、この絵の中の女の人はまだ生きているそうです」

「え?」


 供養絵って、さっき聞いた話だと死後の世界が現実より幸せになりますようにって、死んだ人のことを思う絵みたいな感じだったよね?


「死んだ後の世界で幸せになるよりも、自分が生きているうちに自分がどうなったら幸せなのかを明確にするために今回この絵をかかせ、この寺に少しの間奉納したのち自分の所に持ち帰る予定だったそうです」


 よくわからないけれど、今生きている自分を幸せにするための行動をとるのはいいことだよね。


「なんで、それに私が吸い込まれたのか」

「そのわけはよくわからないのですが、この絵の中の世界に入る穴を開けるに際して、私も初めてのことだったもので、絵にもしかしたら傷をつけてしまうかもしれない恐れがあったため女の人の所に許可を取りに行ったのです」

「色々とお手数をおかけしました」


 こんなに親身になってくれるなんて、やっぱり精霊さんのご子孫なのかな?そこまで、精霊さんにいろいろした覚えもないけれど。


「プリン好きですか?」

「ハイ大好きです。ゆいな様のプリンがおいしいことと、昨日のあの時間に危機が訪れることがお告げとしてあったのです。謝らないといけないのはこちらの方です。お告げを受けた時にはすでに、ゆいなさまはこの絵の中に吸い込まれた後で」

「たぶん、吸い込まれたという事実があって初めて精霊さんと知り合い助けてもらえるルートが確立したと思うのでしょうがないのではないでしょうか。もしそれがなければ、あなたは今のあなたではなかったのかもしれない」


 頭がこんがらがってきたので、それ以上考えるのをやめよう。

 コウさんは長い髪の毛をかき上げた。


「それで、先程の話の続きなのですがこれを作らせた女の方は老婆でした」

「今は、終活も若いうちからしてるとききます。ちょっと変わっていますがこの絵もその一環だったのでしょうか?」

「いえ、住職の人が言うに頼んできたのは30代ぐらいの人だったようで。しかし、その家には彼女しか住んでいないようなのです。はっきりとは言えませんが、この絵にはかなりの力がこもってします。それも、恨みの力を感じます。それだけの力を注いだならば一気に老け込んでもおかしくないのではないのかと。想像でしかないのですが」


「え?じゃあ私が恨まれていたと?」

「でも、君はあの時、急にあすかさんに誘われて寺に行くことになったと言っていたから偶然なんじゃないか?」


 そういえばそうだった。って。いま、さらっと重要なことを思い出した。


「ヨウさん、私の恋人だ」

「やっと気が付いたか」

「うん。ごめんね。忘れててごめんね」


「愛する人の為じゃなければ、絵の中の世界、そんな危険な場所に行かないよね」

「え、愛する」


 はっきり言われて困惑する。嬉しい。


「おとりこみのところ悪いんだけど、さっきの一瞬にして老けこんだかもしれないっていう人の話が気になるんだけど」


 弟が横から口をはさんだ。


「ごめんごめん。寺に行ったのは私は偶然だったということですよね」

「ごめんね。ゆいな、さっきも言ったけど私がここに連れて行きたいって思ったばっかりに」

「おもいだした!あの時私、すごく忙しくて、色々考えることが多すぎて。その気分転換に好きなもの見せて元気出してもらおうってしてくれたんでしょ。あすかは悪くないよ」

「でも…」


 いつも優しいあすか。おっとりしていて双子って間違われるほど、服の趣味も後ろ姿も似てる親友。


「あ!向こうの世界にもね。あすかみたいな子がいてね。その子が私を助けてくれたんだよ」


 黄色いドレスが似合っていたノリス。あの世界の主人公は彼女だったんだね。


「偶然だったのかもしれませんが、その女、今は老婆ですが、許可をだしてくれたので、今回のような動きができましたが、その時に気になることを言っていたんですよね。私は騙された。私は利用されただけだ。私は悪くないのに、こんな仕打ちを。あいつゆるさない。思惑通りに動いてやるものか。邪魔してやるって。そのために許可するって」

「仕打ちってことは、やっぱり、30代の女と同一人物だったのでしょうか?誰かのせいでそんなに老け込んでしまったと?」

「それはわかりません。あなた老けたんですか?なんて聞けなかったので」

 

「あの世界には思惑が二つあって、それが相反する動きをしていると感じたことがあったんですよね」

「そうですか。もしかしたら、その謎の女が話を持ちかけて利用された方が生気を吸われ老婆になった。けれども許せずに世界に干渉していたということもあるかもしれませんね」

「とにかく無事に帰ってこられてよかった」


 すべてを話し終わってコウさんが、お辞儀をしてくれたので私も返した。

 よくわからないことも多いけれど、私は戻れた。ヨウさんのところへ。


 「記憶がなくても結局私はヨウさんを好きになったんだね」


 恋人が本当にドタイプすぎる。


 それから、数日後。帰ってきた記念の温泉旅行でのんびりお茶を飲んでいた。

 古いものに吸い込まれて大変な目にあったのに、また、古い建築物を見にわざわざ旅館に泊まるなんて、物好きだねなんて、言われながら、平和な幸せをかみしめていた。


 ヨウさんが入ってきた。

 少し顔がゆがんでいる?

 なんだか泣きそうな?

 ティッシュを取りに背をむける


「ゆいなちゃん結婚しよう」


 唐突に言われて、勢いよく振り返る。


「はい!」


 ヨウさんがすでに号泣していた。


「いいの?真実の愛じゃないかもしれなけど」


 声が涙で掠れている。

 ティッシュを手渡した。

 確かにあの世界で真実の愛パワーは不発だった。

 私が主人公じゃなかったからかもしれないけれど。


 ヨウさんが豪快に鼻をかむ。

 いつも頼りになって引っ張ってくれる人が私よりも先に泣いている。

 こういうところも可愛い。


「真実の愛がいいな。やっぱり。真実の愛にこれから二人でしていきたい!これからもいろいろあるだろうけれど、一杯話して、乗り越えていきたい。聞いてくれる私の話?たくさん一緒にふざけてくれる?」

「もちろん」


 ヨウさんの涙は止まらない。

 その泣き顔がとてつもなく愛しくて、この人で本当によかったと思うのだった。


読んでくださってありがとうございました。

ヨウさんとゆいなさんの他愛ない会話をインスタグラムのリールで投稿しています。

よかったら覗きにきてください。

https://www.instagram.com/cococo1408?igsh=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

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