夕食 part1
その後、呆然としていた一同は我に返り、オリガ達を医務室へ送り届ける。
春輝はメイド長に笑顔で「着いてきてください」と言われ、ビクビクしながらついていく。
第3執務室へ案内され待ち受けていたのはジルさんであった。
そして、ジルさんにずいぶんとお説教をされるハメになった。
結局、そのお説教が終わる頃には日も暮れていて、急いで夕飯を作りに厨房へ走る春輝であった。
「ハハハハハ!面白い!面白いぞハルキ!よくあのオルガを倒したものだ!」
「すいません……。お嬢様の評判を下げるようなことしてしまって……。」
「構わん構わん。私の評価なんてもう下がるところなどないからな!」
「そんな誇らしげに言わないでください!」
「それにしてもオリガ殿を倒されるとは……。ハルキ殿、どうやって倒されたんですか?」
「どうやってって……。[無限収納]で炎を返しただけなんですけど……。」
「[空間魔法]にそんな使い道を見い出すのはハルキくらいよ……。」
「本当に、ハルキを執事にしてよかったぞ!」
「……ありがとうございます。お嬢様。」
心の底からリオネスに感謝する春輝。
その態度に満足げに頷き、リオネスは春輝に問う。
「それよりもハルキ!今日の晩ご飯は何なのだ?」
「ご飯とお味噌汁と肉じゃがとちくわの磯辺揚げです。」
そういって、4人分の料理を運ぶ春輝。
「……ご飯以外見たことのない品だな。」
「こういうのは食べた方が早いと思います。お口に合うかわかりませんが……」
「いや、お昼ご飯のオヤコドンはおいしかったからな!これもきっと美味しいのだろう!では、いただきます!」
そういって、食べだすリオネス達。
3人がそれぞれの食べ物を口に運んだ途端、口々に春輝の料理を褒め始めた。
「む!この、イソベヤキ?というのはとても美味しいぞ!ハルキ!」
「ふむ。このお味噌汁というのはいいですね。心がなんだか温まります。」
「何これ!?この肉じゃがってやつ、すごい美味しい!ハルキ、あなた凄いわね!」
「……ありがとうございます、3人とも。そう言ってもらえると幸せです。」
そういって、笑顔になる春輝。
その笑顔を見たミーシャとリオネスは、すこしの間、春輝のその笑顔に見蕩れて、食べるのをやめてしまう。
「どうかしました?二人とも。」
「いや、ハルキがあんまりに良い笑顔で笑うものだから……。」
「……あんなの反則よ!ハルキ!その笑顔はこれから当分の間は禁止ね!絶対よ!」
「えぇ……。そんなに酷かったですか……。」
「い、いや、酷かったんじゃなくてむしろその逆で……!」
「そ、そうだぞ。そんなふうに笑うと我々の箸が止まってしまうからな。だから、極力その笑顔は控えるべきだ!」
「お嬢様!?その言い方だとまた春輝君の笑顔が悪いみたいな言い方になってます!」
「どうしたら伝わるのだ!ミーシャよ!」
「????」
そんなやりとりの間、ずっと黙々と料理を食べ続けるジルさんであった。
凰雅&千秋「「必殺!番外コーナー!今回のお題は「好きな料理」である(です)!!」」
春輝「なぜに必殺!?何を殺すつもりなんだお前らは!」
千秋「え?作者でしょ?」
凰雅「うむ。作者であろうな。そろそろ日頃の運動不足がたたって体力に限界が来ているのにも関わらず、いまだに無謀な毎日四話更新を続け続ける間抜けな作者であろうな。」
作者「それ以上言わないで!泣いちゃう!泣いちゃうから!!」
春輝「作者が間抜けなのはだいぶ前から知ってるよ。この前なんて、電車の中でバランスを崩して尻餅ついていたからな。」
作者「あれは恥ずかしかった……。周りの人もすごい笑いを堪えてたし……。」
千秋「作者さんにドジっ子属性がついても何の需要もないよ?」
凰雅「作者よ。こう考えるのだ。間抜けだからこそ、お前は生きていられるのだと。」
作者「俺が間抜けだけで出来てるみたいな言い方やめてくれる!?」
春輝「お前ら〜、雑談はそのへんにしといて始めるぞ〜。」
千秋「はいは〜い。今回のお題は「好きな料理」。その結果はこんな感じになったよ〜。」
春輝「焼きそばだな。」
千秋「ハル兄の作る料理なら何でも好きだよ!」
凰雅「ハルの作る肉じゃがである!」
真人「春輝の作るカレー。」
愛歌「春輝の作るクッキーだな!」
穏乃「春輝くんの作るケーキかしら。」
美冬「春輝君の作る料理は全部美味しいので決められません!」
春輝「……おまえら絶対楽しんでるだろ?」
千秋「俺なんてハル兄の料理でしか満足出来ない体にされちゃったんだから……。責任とってよね!」
春輝「お前がそんな事を言っても、何の需要もないぞ……。」
美冬「私は大真面目ですよ!これから先は私が働いて春輝君には家で専業主夫をしてもらうんですから!」
春輝「お、おう?俺には拒否権は無いのか?」
真人「お前のカレーは格別だからな……。絶妙に好みを分かってくれているのはお前だけだ!お前が女だったらどれだけ求婚したことか……。」
春輝「カレーのためだけに求婚されるって言うのも可哀想だよな……。」
愛歌「この前作ってきてくれたの美味しかったから、今度また作って!」
穏乃「前にカラオケ行った時に作ってくれたケーキ、とても美味しかったわ……。今度また作ってきて頂戴?」
春輝「別に構わないけど、男子にお菓子を作ってっておねがいするのって、女子的にはNGじゃないのか……?」
穏乃&愛歌「美味しければ何でもいいのよ(だぞ!)」
春輝「マジですか……。」
凰雅「ハルの肉じゃがは格別であるからなぁ……。思い出したら食べたくなってきたぞ!」
春輝「また今度作ってやるから、それまで我慢しろ……。
ったく、お前ら本当に仕方ない奴らだな……。」
春輝以外((((((そんなこといいつつも嬉しそうな顔してるなぁ……。))))))
作者「新手のツンデレかな?これ以上俺の好感度を上げても仕方ないよ?春輝君。」
春輝「お前の好感度なんて上げたくもねーよ!」
作者「あ、ここでの好感度は友達としてだからね?作者はそっちの趣味はないから、そのつもりで。」
春輝「俺にもねーよ!」
千秋「今回はこの辺りで〜。」
凰雅「また次回なのである!」




