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奇妙な体験  作者: 谷口由紀
19/20

霊感とやらの有無 ※

不思議な体験=霊感

ではないと思ってる谷口です。


なので別に変なことが起きてすぐ怖がるタイプではありません。


今の職場に転職してすぐの夜勤で、それを体験してから、今までに同様のことが四回起きてます。


それでも五年目にして四回だから「偶然」の範囲内だと思っているんです。



ちなみ起きた出来事はごくごくシンプル。



「夜勤中にエレベーターを使うと、稀に内側の行き先ランプが点灯する」


というものです。

ご存知の方も多いと思いますが、外から止めるために押されたボタンは点灯しません。


つまり、誰かぎ内側から押した場合にランプが点くのです。


ちなみに行き先は今のところ三階ばかり。

(※実際の階や数字はぼかしています)



ホラー映画だと、夜に使用していない階に着いたら真っ暗で、ヒロインがキャーーーッとなるのがセオリーなのです。


しかし、多重業務で死ぬほど忙しい夜勤に介護士にそんな現象を起こされても怖さよりも怒りが沸くわけです。

人数少ないのに、必要ない階に止めるなよ、と。


なので、一度目は扉が閉まるまで諦めていた谷口も、二回目には新たな挑戦をしたのです。



エレベーターの押し間違いキャンセル方法!!



はい、メーカーによって異なりますが、点灯したボタンを消すリセット技が存在するのです。



大抵はボタンを二回素早く連打!

もしくはボタン長押し!


他にもあったらすみません。

まるでゲームの技のようなコマンドが、ここにも存在するのです。


なので、やってみましたキャンセル技。


結論から言いますと、使えました。

ちゃんとキャンセルできます。


ただ、降りれなかった中の人は、強制的に私と同じ階に降りてもらうシステムになります。

想像するとちょっと嫌なので、この技はその日以降使ってないです。



三回目の時は、好奇心で降りてみました。


ホラー映画だと、降りてもらいたくて止めてたり、なにかしらのイベントを起こしたくて止めてたりすりものです。


谷口、ちゃんと降りました。

我が病院、三階に手術室やICUなどがあるため、中の人もそれ関係かなって付き添ってみました。



結論としては、映画は映画です。


実際は時間のロスでした。

絶対おすすめしません。

扉が閉じて別の階に行ってしまったため、貴重な時間がロストです。


常識の範囲内で、普通に暗い階でした。

節電バッチリです。


でも、不自然に真っ暗とか、遠くから誰か歩いてくるとかそういうお約束もなくガッカリです。


四階目は、昨日(4月4日)でした。


患者様の急変で、呼吸器を取りに行った帰りだったので、正直一分一秒でも惜しい!


のに、呼吸器を置いた位置のせいでキャンセル技が使えず、件の階に止まってしまいました。


谷口は激怒した。

メロスと良い勝負に違いありません。



誰もいない空間に向かって怒ってしまいました。


「幽霊より今生きてる人のが優先っっ!! はやく動かして!!」

と。


普通に閉まって、呼吸器は間に合いました。


でも、不思議な現象を怖がらない勤務体制が問題だろうな、と思いました。



谷口、不思議な経験があるだけで、霊感はないです。

霊感と呼べるくらい経験が増えたら、ドヤ顔するかもしれません。

(※嘘です)

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