22 新しい大陸の形
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親世代はどんな話し合いをしたのか詳しくは教えてくれなかったけど、御園家は合流しわたし達と一緒に下船する事を了承したそうだ。
わたしと御園さん(香さん)は話してはいないけど、遙君が両親が香さんにモラハラのような文句は言わなくなったそうだと、遙君もホッとした様子で教えてくれた。そして香さんがわたしを叩いた事について彼が謝ってくれた。
気にしてないし、お姉さんにも気にしてないと伝えてもらってあの件は終わりにしましょうと言った。
そしていよいよ船は地上に向けて降下し出した。わたし達はその様子を見るべくあのガラス張りの到着ロビーにいた。
「ねえ、大陸の形変じゃない?」
地球儀で見たお馴染みの大陸の形をしていないのだ。丸い地球に南北に長い菱形が均等に3つ縦に並んでいる。
そして横を見ると葉巻型のUFOが何十隻もいた。この方舟と同じように降下していってる。わたし達の船も同じ形をしているのだろうか?
わたし達の船はどうやら真ん中の大陸に降りていくようだ。菱形大陸はさらに4つの菱形へ、そしてさらに16個に別れている。上空高い位置から見ているとそれが解るが下に降りてしまえばその小さな菱形も面積は以前の日本ぐらいあるんじゃないかとみんな言っていた。
ぐんぐん地上が近づいて真ん中の大陸の西の菱形のこの辺に船は降りた。
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着陸時の振動などはなく船内アナウンスが流れて初めて着陸したことに気付いたぐらいだ。
この到着ロビーは地上から5階分ぐらいの高さがあるようで外の景色がよく見えた。
ウ~ン、大陸の地形が変わるぐらいの大改造の筈なのに緑に覆われているとはこれいかに?
降りたところは見通しの良い草原らしくその草原の先にはこんもりとした森林が見え、遠くには山の稜線までも綺麗に見えている。
「スイ、一旦戻ってみんなと合流するぞ」
「了解」




