*プロローグ
数ある作品の中からご興味を持っていただきありがとうございます。
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おかげさまで10/25【21 位:[日間]ヒューマンドラマ〔文芸〕 - 完結済】にランクインいたしました。
誠にありがとうございます。
(618字)
どうしたの?ソフィー。
まあ!好きな男性ができたの?
素敵!良かったじゃない!
いいわねぇ、今の時代は。
家格のつり合いが取れていれば、ある程度本人の意志が認められるようになったからね。
私の時代は・・・結婚も仕事も、女性が思うがままに選ぶのは難しかったわね。
・・・・お祖母様は、そんな時代でも最先端を生きていた??
恋多き女性で、仕事もやり手だった!?
誰がそんなことを!
お父様が?
まったくあの子ったら、ソフィーに何を話しているんだか・・・。
お父様は、お祖母様を尊敬しているって言っていた?
・・・・・ふぅん、で、ソフィーは私に何を聞きたいの?
結婚前に相手を見極める方法?
そんなものがあれば、私が知りたかったわね。
あら、どこか出かけるの?
初デート?
見極める方法を後で教えてねって、あ、ちょっと待ちなさい・・・。
孫娘のソフィーは、言うことだけ言うと、軽やかに部屋を出て行ってしまいました。お淑やかさはどこにおいてきたのかしらと呆れながらも、ソフィーが生き生きとしているのを見ると、私もつい微笑んでしまいます。
それにしても、恋多き女性で仕事もやり手って・・・。
時代が変わると見方も変わるものなのですね。
まあ、恋多きは、息子から聞いた話をソフィーが今風に解釈しただけでしょうけど・・・。
とにかく、ソフィーが帰ってくるまでに、何か返事を考えておかないといけませんね。
私は紅茶を入れなおしてもらうと、今のソフィーと同じ年頃だったときの自分に、思いを馳せました。




