冒険者としての実力は
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肉屋に7世帯が弟子入りをして、しかもそこに住み始めた。まあ、狭いかもしれないが、耐えてくれ。暫くしたら家が建つから。まずはウェーネとガレードの家が最優先だけど。そっちを先に作ってから、獣人の肉屋の家を建て始めるからな。というか、人夫が沢山居るから、家が建つのが早い。基礎に関しても、穴を掘る魔法が開発されて、それを使っているからな。もの凄く速く基礎工事も終わるし、建設も人夫が沢山居るおかげで、早い早い。大体20日で1軒建つレベルの速度である。……一番時間がかかるのが、基礎の養生なので、それの間に、他の家の基礎も作ってしまうという、かなりのハイペースで家が建築されていっている。
ついこの間始めたばかりなのに、既にウェーネとガレードが自宅に住んでいるって事を考えれば、解って貰えると思う。そう、かなり早い。大工さん曰く、これだけ人夫が沢山居る状況で、遅く作る方が難しいと言っていた。1軒家くらいは楽勝であると言う事だな。……伊達に人夫が100人以上居る訳ではないな。そりゃあ100人も居たら、簡単に家が建つってものだ。獣人の人夫だけどな。なんだかんだと同朋に優しい人たちである。家が手狭なら、早く家を建てた方が良いだろうって事で、皆が手伝ってくれている。俺が育ててきた獣人の冒険者の数も、105人だからな。それだけでも100人は超えるんだ。職人さんの方が足りないんじゃないかってくらいである。なお、ガレードさんは早速仕事を割り振られて、自分の家を作っていたぞ。職人としてじゃなくて、樵として雇ってもらったはずなんだけどな。完全に職人の足しにされている。まあ、そうなるだろうなとは思っていたんだけどな。職人も足りなくなってきているからな。段々と村に住む人が増えてきている。家の需要も増えている。そうなると、必然的に木材需要も高まり、職人の数も必要になってくる。家のメンテナンスにも職人は必要だからな。まあ、村長に預けているドワーフの数が多くなっているからな。職人になって貰う以外の選択肢がないんだが。ドワーフは何故か、毎回売っているような気がするんだよな。人気が無いんだろうか。まあ、ずんぐりむっくりの体型だからな。奴隷としての見た目はあまりよろしくない。観賞用としては、だけどな。職人としては何も問題はない。
寧ろ、俺としては、職人イコールドワーフっていう認識があるんだよな。そういう作品が多かったからなんだけど。別にドワーフじゃ無くても良いんだが、職人と言えばドワーフって認識がどうしても拭えない。まあ、間違っている訳ではないから良いんだけどな。テッケルンでもドワーフは少ないって聞いている。職人をやっているのかどうかまでは知らないけど。もしかすると、獣人の次に多いのがドワーフなのかもしれない。微差ではあるんだろうけどな。
「それで? レジエナとクラークは順調なのか? ウェーネも居るから、問題ないとは思うけど」
「順調も順調だよね。狩りの成果を確認していないのかい? うちが見た限りでも、アッシュサーバルまでは普通に攻略出来ているんだよ? 次に冒険者ギルドに行くときには、Aランク冒険者になっていてもおかしくないんじゃないかな。戦力としては過剰も良い所だとは思うんだけど? この3人の才能を考えれば、当然って話なのかもしれないけれど、それでも初心者冒険者としては異常なまでの成果だよ。冒険者になったのはついこの間だよ? それがアッシュサーバルまで討伐できるって、どんなことをしたのさって言いたくもなるってものでしょ?」
「ん。余裕。サラマンドラもいける」
「まだ挑まないですけどね。防具が揃ってからって話をしている所です」
「ウェーネは多分倒せる。わたしも多分いける」
「まあ、余裕なのは知っていたけど、そこまでいくものなんだねえ。もう暫く大人しくしているものだとばかり思ってたんだけど。ほら、初っ端から目立つのは余りよろしくないっしょ? 変なのに目を付けられたら面倒だしさ。いきなりAランク冒険者ってなったら、色々とやっかみとかがあるんじゃないかなって思ってたんだけど、そこまで酷い訳でもないの?」
「やっかみを付けてくる冒険者は居るんだろうが、そもそもそんな程度の奴らでは、相手にならないからな。クラークでさえも、ある程度は戦えるようにしてあるんだ。模擬戦はやっていた。やっていないのはウェーネだけだ。俺ではもう模擬戦は出来ない。……命が幾つあっても足りないからな。レジエナも、こう見えて剣も使える。それなりに仕込んである。まあ、弓で模擬戦が出来ないってだけなんだけどさ」
「ん。剣でも何とかなる。任せる」
「模擬戦というか、叩きのめされただけですけどね。でも、その分、回避能力なんかは上がりました。死ぬかと思いましたし」
「死ぬかと思う事が無ければ伸びないからな。ウェーネもそういう経験をさせたかったんだが、俺の腕では無理だった。斧術の才能もそうだが、かなり戦闘に傾いた才能を持っている様だったからな。ユニークスキル頼りの戦闘ではないって感じた。あれは化けるな。そういう才能が眠っているとは思う。まあ、発揮されるまでに暫くはかかりそうだが」
ウェーネはかなり強くなると見ている。下手をすれば師匠以上の強さになるだろう。まあ、俺程度は軽く越えられてしまう。それも身体能力強化魔法を2重で発動させているからだな。どうにもウェーネは属性を放出するタイプの身体能力強化魔法と相性が良いらしく、そっちをメインで鍛えている所なんだ。出鱈目に強いからな。俺じゃあ相手にもならない。リミットブレイク2重がけをすれば、何とか戦えるというレベルである。正直堪ったものじゃない。後で体へのダメージがあるからな。そんな状態では駄目なんだ。ユニークスキルを技術に落とし込むというのは、戦闘系のユニークスキルに関しても同じなんだけど、戦闘に才能があるのかどうかで全然変わってくるからな。ウェーネは勘がかなり鋭い。戦闘勘はかなりのものだとは思う。それにレジエナが加わり、クラークが周りを警戒する事で、かなりの実力派パーティーになっているとは思う。
クラーク自身も、戦闘は出来るし、筋もいい。対人戦には不安が残るが、斥候としては十分な実力を持っていると思う。火力は出せないが、それでも2人をどうやって魔物にぶつけるのかを考えて動ければ、かなりのものになる。遠距離はレジエナに任せればいいし、近距離はウェーネに任せればいい。後は、変な横やりが入らない様にするのがクラークの役割だ。その役割をしっかりと担えているのであれば、パーティーとしては完成されていると思ってもいい。
「後近接攻撃が出来る奴が1人居ると、パーティーとしても動きやすいとは思うんだけどな。正直、今から探すってのも難しい。この3人の動きに合わせないといけない訳なんだから、かなりの厳しさで訓練をしないといけない。役割を持っていると言う事は、ある意味、そこで崩されたらいけない訳だ。持った役割は、最後まで何としてでも担ってもらわないといけない。誰かにおんぶにだっこでも駄目だからな。全員で1つのパーティーなんだから。本来であれば、もう1人くらいは欲しい所なんだよな。近接攻撃担当が」
「今更このパーティーにねじ込むのは無理っしょ。新しくパーティーを作るなら別なんだろうけどさ。というか、遠距離攻撃担当が居る時点で、パーティーとしてはおかしいっしょ? 森で弓なんてまともに使える訳がないんだしさ。使えている時点で異常っしょ。普通は矢を木に当てて、何も出来ませんでしたってのが落ちっしょ?」
「でしょうね。普通の弓でもそうなります。そもそも普通の弓を使っていない時点でおかしいんですけどね。なんですか、木を貫通する矢って。おかしいでしょう? 木を縫うように飛ぶ矢も大概おかしいですが、それ以上に貫通するってのがおかし過ぎますね。何を考えたらそんな弓矢が出来上がるのかが解らないですし。もうちょっと常識的なものを作るべきでしたね」
「常識的なものじゃあAランク冒険者は厳しいだろうからな。特に弓使いなんてあまりよろしくない。残弾がなくなれば戦えないってのが普通の弓使いだ。じゃあ、残弾を使い切る前に、全部倒せれば問題にはならない。そういうコンセプトだからな。まあ、矢は回収できない事もあるが。今のところは補充に来ないって事は、無くしていないんだろう?」
「ん。その辺は考えて使ってる。魔法も任せて」
「まあ、大体は3射もすれば終わるので、回収も面倒ではないですよ。多くは地面に刺さる様に誘導している様ですから。……まあ、一部森の地面は抉れますが」
「地面が抉れる矢っておかしいとは思うんだけどなあ。普通は抉れないっしょ?」
「まあ、普通はそうでしょうね。抉れているだけマシなのかもしれないけど。全力でやった場合、どうなるか解ったものではないわ」
まあ、レジエナの弓を全力で使ったら、色々とおかしい事になるとは思うけどな。矢が早過ぎてどうにかなるとは思うし、誘導も頑張っているみたいだしな。射程距離が長いから、他者に当たる可能性もあるんだし、地面に向けて撃つのは正解だ。地面なら、素材が吹き飛ぶ程度で済むかなら。勿体ないとは思うが、それで人が死ぬよりはマシだ。地面には、南無と言っておけば良いとは思う。まあ、気にしても無駄だ。地面さんは犠牲になったのだ。
「うーん。お金の工面が出来るなら、もう武器も揃えるか? 錬金鉄を買う金も、防具を買う金も揃っているんだろ? なら、次にギルドに行くときに、武器を作って貰えばいいんじゃないか? レジエナの弓は変えなくても良いとは思うが、矢はこっちで幾つか作っておく。サラマンドラを倒せるようになった方が後々が楽そうだし」
「ん。早い内に頼むかもしれない」
「そうですね。ウェーネが持たないでしょうし。アッシュサーバルだと相手にならないらしくてですね。その内サラマンドラに挑戦するのは確定だったんですが、獣人の冒険者の人たちと一緒に、死属性の領域に連れて行ってもらおうかなって話をしていたんですよ」
「そう。ウェーネの戦闘力的に相手にならない」
「あー。まあ、そうなってくるか。それだと急いだ方がいいか。武器もホーリーアイアンの武器にしておくか。装備はボールデンウルフのものを装備するとしてだけど。死属性の領域に挑むのであれば、眼水晶のネックレスは持っておいた方がいいし、作っておく。まあ、死属性の領域に挑めるだけの実力はあるだろからな」
早過ぎるとは思わない。準備時間が長かったからな。ただ、死属性の魔物と、弓は相性が余りよろしくない。特にボーンソルジャー系統はな。コアがあるタイプのデススカルロードは倒しやすいんだろうけど、その他の骨たちが面倒だろうな。そこはウェーネが何とかフォローしてくれるとは思うんだけど。色々と規格外に育ってきているからな。どんどんと強くなることは良い事ではあるんだけど。一気に強くなるなあ。それだけ努力をしてきたって事ではあるんだけどさ。
「そう言えば、この村から出て行った冒険者志望の子供たちは、この村に帰ってきているのか? エレナちゃんが知っているかなとは思ったんだけど、聞いてない?」
「戻ってきているみたいね。なんでも、他の場所だと稼げないから、らしいわ。その中で何人かエレナの婿候補がいるらしいわよ。狙うなら、冒険者として上を目指せる人の方が良いものね」
「エレナも漸く見つけられたって所っしょ。この村出身なら、色々と知っていてもおかしくないしね。稼げる冒険者で、若いって条件を満たすのは、そのくらいっしょ。後の冒険者は、もうちょっと実力が足りないかなあって思っていたところだし。実力がある冒険者に関しては、ちょっと歳がね。人間って直ぐに歳が反映されるから、厳しいっしょ?」
「まあ、人間は歳を取れば、直ぐに老いるからな。年齢的に近い方が良いんだろうし、そういう冒険者を見つけるなら、この村出身の冒険者を探すしか無いだろうとは思っていたんだが、やっぱりそうなるか。当然の事ではあるんだろうけど」
強さも求めるとなると、そうなるよな。冒険者として成功するには、強くないといけない訳だし。条件を満たす男性を探すのは大変だからな。というか、やっぱり戻って来たか。ここが一番稼げるからな。戻ってくる事は予想していたが、思ったよりも早い。それなら、マジックバッグを貸しても大丈夫だろうし、貸すのもいいかもしれないな。装備を整えてやれば、後はサラマンドラを倒すだけなんだし。それ以上を求めるのであれば、レギオンで死属性の領域に挑むしかない。冒険者として上を目指すのであれば、そのくらいはしなければならないだろうな。何処まで行くのかは知らないけど。
「エレナちゃんも漸く結婚が出来そうなのか。……遅いとは思わないけどな。寧ろ早い方だ。でも、人間は早くないと厳しいからな。何とかして子供を作らないといけない訳だし。子供をってなると、エレナちゃんもこの村に住むことになる訳で。両親が居るから、そんなに心配する事では無いとは思うけど、手助けは必要だろうしな。その辺はちゃんとやってあげてくれ」
「もち。エレナもこれで落ち着けるっしょ。最近はちょっと焦っていたところがあるからね。相手が見つかれば、焦る必要もなくなるんだし、大丈夫っしょ」
「ん? 焦っていたのか?」
「当然っしょ? 村で人間なら、20歳で子供を産んでいないって、遅いって思われるからね。そのくらいは常識って程でもないんだけどさあ。女性でお茶会をしてるのは知ってるっしょ? そこではそんな風に見られがちなのよねえ。村の人間特有だとは思うんだけどさあ。あーしとしては、ちょっと早いんじゃないかなあとは思ったり?」
「人間が特殊なだけよね。人間って、下手すれば50で死んでしまうし。長く生きても80が限度って感じでしょう? だから、早めに子供を産むことを強要させられるのよね。一応ではあるけど、大体18歳で子供を産むそうよ? それが早いのか遅いのかは知らないけど、フェアリーに取っては早過ぎるわね。寿命なんてまだまだある訳だし、まだ子供は良いって年齢でもあるもの。そもそも相手が見つかるかどうかも解らないんだから、どうしようもないのだけれど」
「まあ、フェアリーはな。見つかるかどうかが解らないからな。探しては見るが、どうなるのかは解らない。他の種族なら、まだ見つかるとは思うんだけどな。ちょっとフェアリーは難易度が高すぎる」
フェアリーは本当に見ないからな。激レア種である。そんな感じだから、ちょっとどうなるのかが解らない。出来ればディアレスティーナの相手も見つけてやりたい所ではあるんだけどな。見つかるかどうかは運しだいだ。それよりも先に、クラークの相手が見つかるんじゃないかなって思っている。そっちの方が早いだろうとは思う訳だ。まあ、積極的に探しに行く訳ではないけど。奴隷で掘り出し物が無いか見に行くくらいしか出来ないからさ。




