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反転の錬金術師  作者: ルケア


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エレナちゃんの婿探し

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 人間の冒険者も採取をしてくれる人は結構いる。普通の冒険者が増え始めたんだ。保存瓶で採取をしてくる冒険者も増えてきた。というか、そうじゃない人たちは淘汰され始めたとでも言えばいいのか。宿屋で泊まるだけの資金を貯められない人たちが出始めている。良い傾向だな。これで金が稼げる人たちだけを残して、後の冒険者は、別の場所で頑張ってくれれば良いとは思う。別の場所でも普通に稼ぐことは出来るんだから。ここの狩場は、ある程度稼げる連中の場所なんだ。雑魚狩りの冒険者は必要ない。まあ、採取の冒険者はどれだけでも居られるとは思うけどな。俺の所で換金すれば、宿代なんて簡単に稼げるんだから。今、俺が使っている、奴隷の冒険者45人も、自分たちの宿代は、自分たちで稼ぐことが出来ている。そのくらいは出来て当然だというね。採取の冒険者でも稼ぐことは出来るんだ。討伐をメインにしている人たちも、そのくらいは稼げばいいんだよ。


 というか、ジャックフロストを狩って、死体丸々持ってくれば、金貨4枚である。それだけのお金になるんだから、それだけを狙えば問題ないんだけどな。でも、ジャックフロストを倒している訳ではなさそうなんだよ。ジャックフロストを持ってきてくれるのは、獣人の冒険者だけだからな。討伐部位が何処なのかは知らないが、羽では無いとは思うんだがなあ。羽を持ってきてくれるだけで、金貨になるんだから、狙い目だとは思うんだけど。まあ、グレイズベアを狩れば、そっちの方が利益が出るのはそうなんだけど、俺としては、ジャックフロストを狩ってきて欲しい。そっちの素材の方が貴重だからな。空間属性の素材って、まだまだ貴重品だから。冬にしか手に入らないんだから。


「人間の冒険者さんも、いい人が増えてきましたね。今までの人たちは見なくなりましたから。素材もちゃんと持ってきてくれる人たちが来てくれています」


「そうだな。それは喜ばしい事だ。宿屋の値段を上げているからな。少しでも長く滞在しようと思うのであれば、素材を採取しないといけないはずなんだよ。それが出来る冒険者が増えてきたって事は、喜ばしい事だな。こっちの利益にもなるし。……相変わらず、胴長と長手袋は獣人の冒険者にしか売れない訳なんだけどさ。人間の冒険者は、サラマンドラが出た、北方面に向かっているみたいだしね。そっちで成果が上がれば良いんだろうけど」


「サラマンドラねえ。お金になるのは解るけどさ。そんなに簡単な魔物でもないっしょ? 聞いた事がある位には強い魔物だったはずだけど。簡単に倒せるものなのかね?」


「簡単には無理だな。人間の冒険者は、そもそもサラマンドラに挑戦も出来ないんじゃないかな。装備が整っていない人が多すぎる。あの装備なら、グラングレイズベアを倒せれば良い方だとは思うんだよ。それよりも上に、アッシュサーバルも居るし、サラマンドラはその次だ。武器がそもそも頼りないし、サラマンドラには勝てないとは思うぞ。挑戦すら危うい。まあ、何人かは死んでいるとは思うけどな。1回しか見かけない冒険者も居たとは思う。そういう奴らは、魔物に殺されたとは思う。ここはそういう場所だからな。魔物も結構強いんだ。並みの冒険者なら、普通に負ける」


 サラマンドラを狙うのは良いんだけど、装備が整っていない人たちが殆どだ。サラマンドラに何もさせないで殺すだけの実力があるなら別なんだけど、そうじゃないなら、防具は必須になるんだ。それらが揃っていない冒険者しか居ないからな。防具まで揃っているのは、獣人の冒険者だけだ。それなりの資金が無ければ、装備なんて買えないし、無茶な要求をして来なければ良いんだが。俺たちは強いって思っているなら、素材から用意してくれれば問題が無いんだよ。まあ、それらの素材は、東の沼地の奥にある、山岳地帯に行かないといけないんだけどな。最低でもボールデンウルフの素材が必要になってくる。サラマンドラの攻撃を受けても、大丈夫な防具となると、それくらいは必要になるんだよ。ネガルドウルフでは、足りない。それでは足りないんだ。


「まあ、俺たちが気にする事でもないとは思うけどな。実力がある人たちなら、それなりの金は用意できるはずなんだから。金が用意できないけど、装備が欲しいって行ってくる奴らは、どうせ死ぬからな。実力不足だ。こっちで見極めてやらないといけない。死ぬのは勝手だが、こっちのせいにされても困るからな。出来るだけ強ければ良いんだろうけど、強いだけでは勝てない。装備を専用に整えて、漸く土俵に上がれるんだ。それを理解できなければ、死ぬだけだからな」


「そうなんですね。……でも、稼げる冒険者が来ているんですよね? それでも勝てないんですか? 勝てないなら、なんで来たんでしょうか」


「見栄ってものがあるんでしょ。無理だって思っている魔物を倒せれば、かっこいいっしょ? それで、女の子なんかに、俺はこれだけ強いんだって見せて、結婚って感じなんじゃないかなって。冒険者で結婚しようと思うと、それなりにお金が居るっしょ? 毎日何処かに出かけているんだしさ。それだけの金は必要って事になるっしょ? じゃないと生活できないし。冒険者とくっ付くって事は、それだけの事を出来ないといけない訳でさ。それが出来るだけの冒険者を探さないといけない訳で。まあ、難しいとは思うかもしれないけど、自分の実力を試すには、ここで何とかする方が良いのは確かでしょ。有名な魔物が居るんだしさ」


「なるほど。それじゃあ、結構稼いで帰っている人が居るって事なんですよね?」


「そう言う事になるっしょ。ここに来ている冒険者は、結構稼いでいるんじゃない? エレナちゃんもそういう冒険者を狙ったらどう? 弱いだけの冒険者なら、必要ないっしょ? それなら1人で生きていても良いんだしさ。でも、子供も欲しいってなってくるとは思うんだよね。そうなったら、相手を見つけないといけない訳だけど、人間って、相手を選べるっしょ? だったら、より良い人を探さないといけないっしょ。出来るだけ稼げる人の方が良いのは確かなんだしさ。ここに来ている冒険者で、若いのは狙い目なんじゃない? 結構な年齢の冒険者は、既に結婚しているか、する気が無いかのどっちかっしょ? ある程度は見極めておいた方がいいんじゃないかなって思うんだよね。このまま村で住むんでしょ? だったら、家を建てられるだけのお金を持っていないといけないっしょ。財力は必要だよ? 何でもそうだけど」


「ん。お金は大事。エレナもちゃんと考える」


「考えてますけど、その、いい人が居る訳でもないですし……」


「そこは早い者勝ちっしょ。良い冒険者を見つけたら、離さない方がいいでしょ結婚相手なんて、選んでいる内に、歳を取るんだしさ。若い内に探しておく方がいいっしょ。あーしはエルフだから、年齢なんて関係ないって感じだけど、エレナちゃんは人間っしょ? 年齢がダイレクトに来るっしょ。早めに探しておく方が良いとは思うよ?」


「それはそうなんですけど……。けど、どういう人が良いのかって解らないんですよね。お金を持っていた方が良いのは確かなんですけど、それだけで良いのかなって気もしてくるんです」


「それは解るけど、お金で考えた方がいいっしょ。お金がないと生活できないし。お金があれば、何とかなるっしょ? 最悪、子供さえ出来れば離婚すれば良いんだしさ。人間は早くに結婚しないと子供が作れないっしょ? なんだかんだと言っても年齢がものを言う訳なのよ。若い方がいい訳なのよ。冒険者を捕まえるって方針なら、今が一番良いっしょ。お金は持っている訳なんだからさ。後は何処まで妥協できるかっしょ? でも、絶対に妥協できないことは作らない方が良いの。それだけ幅が狭まるっしょ? それはよろしくないのよね。男なんてどれも一緒なんだし。お金があるかないかで決めるのが一番っしょ」


「ん。お金大事。お金があれば、何でも解決する」


「それは解っています。けど、中々いい人がいないんですよね。ここに来てくれる冒険者の人でも、この人だって人がいないんですよ。何というか、貧乏ではないんでしょうけど、稼ぎが足りないなあって人が大勢いる様な気がするんですよね」


「それは解る。装備が貧弱なのが多い」


「あーしはそこまで見てないけど、候補は2,3人見つかってるとは思うんだけどな。結構いい人が居るっしょ? 素材の扱いも丁寧な冒険者がさ。そういう人の方がいいっしょ? 雑な冒険者よりも、そっちの方が稼いでいそうだし」


「それはそうなんですよね。素材の扱いが適当な人も多いですし、それは避けたいかなって思っているんですよね。でも、そういう人に限って、装備がぼろぼろだったりするので、どうなのかなって。お金が無いんじゃないかなって思うんですよね。いい人なのは解るんですけど、この村に家を買ってまで住み着いてくれるのかってのが解らないんですよ。もうちょっといい装備をしてくれているなら、決めてしまってもいいんじゃないかとは思うんですけど」


「うーん。高望みは何処までも出来るとは思うけど、妥協点は必要っしょ? ある程度の稼ぎで止めておいた方が良いとは思う。今度は金遣いが荒いって事になりかねないし。でも、もうちょっと見てからの方が良いのかもしれないね。多分だけど、これからもいい人はやってくるっしょ。そういう人を捕まえる方が良いとは思うんだよね」


「もうちょっと待ってみようかなって。まだ年齢的には大丈夫ですし、条件的に見合う人を探せば良いかなって。でも、ボリクラさんもレジエナちゃんも、サンルーグさんで良かったんですか?」


「もち。あーしは運が良かったなって。奴隷になった時は、どうなるかとは思ったけどね。いい人に買ってもらって良かったっしょ」


「ん。お金もある。サンルーグは優良物件」


「だよねー。というか、エルフは選り好みなんて出来ないんだよね。次に何時出会えるのかが解らないからさ。良いと思ったらくっ付くのが普通なのよね。こう、こんな人がいいっていうのもあるんだけど、それは無理だしね。選ぶだけの人数が居ないもの。人間はその点良いとは思うのよね。選べるっしょ? それは恵まれているなあって思うのよ。エルフは選べないもの。それだけの人が居るって、いい事っしょ。選べるなら、選んでおいた方が良いとは思うけど、高望みだけはしない方がいいっしょ。望みは何処までも高くなるし。そんな条件を突きつけても、無理なだけっしょ? 初めから居ない様な人を探しても無意味っしょ。現実を見ないとさ。やっぱ、金持ってて、ある程度若ければそれで良いんじゃないのってさ。人間もそうやって選ばないといけないっしょ。エルフよりは自由度があるとは思うけど、ある程度の妥協は必要っしょ」


 俺のいる場所で、そう言う事を話さないで欲しいんだがなあ。でも、人間の冒険者でちゃんとしている奴らも居るんだよな。それは確かにその通りなんだ。結構いい人が増えてきている。お金を持っているとか、そういうのじゃなくて、素材をきちんと扱っているのかどうかとか、そういう冒険者が増えてきているのは確かなんだ。納品される素材も増えてきているし、そういう冒険者なら、お金にも余裕があるとは思うからな。結婚相手としても、申し分ないんじゃないかとは思う訳で。……既に妻子持ちの可能性もあるんだけど、そういうのは解らないからな。まずは聞いてみない事にはどうしようもない訳で。それなりの身なりなら、もう選んでもいいんじゃないかとは思うんだけどな。好みに合うのかどうかは解らないけど。その辺は結構重要だとは思うからな。好みに合いませんでしたでは、済まないとは思うし。後は、エレナちゃんはこの村に残りたい方なんだなって事が解ったから、出来るだけ、この村に住んでくれる人を探さないといけないとは思う。冒険者の中には、定住するのを嫌う人も居るからな。転々としている方が良いって人も居るんだよ。そういう人は除外しないといけないんだろうけどな。


「でも、子供は欲しいっしょ? なんだかんだ言ってもさ。だから、子供を育てられる環境を作らないといけないっしょ? となってくると、出産したらどうするかってのも考えないとね。エレナちゃんの両親も居るんだから、そっちに手伝ってもらうとかさ。それか、あーしらが手伝うか。どっちにしても、子育てって難しいって聞くし、素直な子供に育ってくれるかどうかだよね。それは心配っしょ? 冒険者って道も良いとは思うけど、農村に住むなら、農家って選択肢も取れるっしょ? まあ、それでも跡継ぎは1人しか駄目だけどさ。何人かは冒険者って事にしないといけないとは思うんだよね。寂しいけど、それも子育ての一環だからさ。冒険者は嫌だって事は無理っしょ? 1人だけしか子供を作らないなら別だけどさ」


「そうですよね。子供は何人か欲しいですし、そうなってくると、子育てもしないといけないですもんね。お父さんとお母さんに頼ることになるのかなって思いますけど、それでも良いんでしょうか? ちゃんと自分で育てないといけないってのは解るんですけど……」


「両親が居るなら、手伝ってもらうのもいい事っしょ? 両親が居なければ、奴隷を使うってのも有りだとは思うし。お金に余裕があれば、そういう選択肢も可能になってくるっしょ? だからお金は大事なのよね。何をするにもお金。お金さえあれば、後は何とかなるっしょ」


「ん。お金大事。子供も大事。だけど、それ以上にお金がないと駄目」


「それは解っています。お金があれば、何とかなりますもんね。でも、農家にするにしても、色々と考えないといけないことがあるかなあって思うんですよ。土地なんかもそうですけど、あたしも、野菜の作り方は詳しくなくて」


「その為の両親っしょ? そっちから教えてもらえばいいっしょ。まあ、まずは男を捕まえないといけないけどね。いい人を探さないといけないっしょ? それはあーしらも協力するし」


「ん。エレナもちゃんと結婚する。応援する」


「ありがとうございます。いい人を探しますね」


 ……いい話だなあ。まあ、エレナちゃんの婿探しもしないといけないって事なんだろうな。勿論ではあるが、婿さんには贔屓するよ? それは当然だからさ。この村に住んでくれるのであれば、幾らでも贔屓するさ。……というか、この村って結構特殊だからな。教育も行き届いているし。普通の村とは違うんだよね。狩場もいい狩場があるし、色々と恵まれているいい村なんだよ。住んでみれば解るとは思うけど、色々と充実している。まあ、娯楽は少ないけどな。けど、子供を育てるには、いい環境だとは思うぞ。村長も博識だしさ。色んな事を教えてくれているらしいし。今はウェーネが勉強を見て貰っているけど、割と色々と覚えてくる。文字の読み書きと計算と魔法を教えてくれているんだけど、それに付随して、雑学なんかも教えてくれているんだよな。そういうのって後から役に立つから。

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