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ガチャから始まる無人島生活  作者: 人中の蝮
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三話、それでは次は食料、そのためには

バケツに入ってある水を見てすぐに石田蓮が飲み始めてみると普通に飲める水であることが分かった瞬間に僕に対して


「お前、なかなかやるじゃないか。使えないと思っていたが以外にも使えそうで良かったぜ。こうして手助けをしてくれるうちには見捨てないようにしてやるから頑張れよ」


それを聞いた春香ちゃんは少しため息をついていたけどでも魔法を使える人から一応であるけど助けてくれると言ったから少なくてもこちらに対して魔法を放ってくることはないからそれだけでも十分とありがたいと考えていた。


石田蓮の魔法を受けるだけでも嫌では済まされないからね、そう考えているうちにみんなの水を飲んでいた。これはもう一回行かないといけない感じかなと思いながら見ていた。


僕はその間に先ほど作った海水浄水法がうまく行っているか確かめてみると少しではあるが水が溜まっていたので飲んでみるとちゃんと飲み水として飲めるようになっていた。良かった、水の確保は多いほどいいことはないからなと思いながら安堵して座り込んでいた。


そうして少し休んでいると背後から声をかけられた声をかけてきたのは佐々春香ちゃんでどうやらみんなで集まって会議を開くらしいから集まってと言ってきたので僕はすぐにその場所に向かうのだった。


それで集まった七人でこれからのことを話し合いを始めていた。どうやってここから脱出するのかどうやって生き残るのかと話し合いをしていた。正直に言ってこの状況でやることは決まっているが僕が行ってもしょうがないだろうし何か言われるまでは黙って聞いておこうと思いで何も発言をしないでただ話を聞いていた。


それを見ていた石田蓮が僕に対して何か考えはあるかと聞いてきた。普段ならばお前の話などは聞かないけどこの状況ではそこそこ使えるから発言をしても良いぞと言ってきたので僕はすぐに話を始めることにした。



「それでは僕の考えを離しますね、まずはこの島の脱出はかなり難しいものと感じます。少なくても一年ぐらいはこの島で暮らして行かないといけないと考えています。そうなると大切なことは三つです。一つ目は水の確保、これは先ほど湧水がある場所を発見したのでクリアしたと思います。それで二つ目は食料の確保です、この場所ではどんな生物がいるのかわかりません、ですが幸いなことに石田蓮さんが魔法を使えるようになりましたので比較的に楽だと思いますが最後が家・・・すなわち住む場所を確保することです」



そうして言い終えるとそれは間違いないと言って珍しく石田蓮が認めてくれていた。そして僕に対してならばまずは食料を調達するからお前は火でも起こしてくれと頼まれたのである。


それはとても難しいことでありどんなに頑張っても起こせる自信がないと思って断ろうとしたがまさか、俺様の頼みを断ろうとしていないだろうなと怖い顔で言われたのでついついはい、やって見せますと答えてしまった。


すると石田蓮はそうかといってならばここは僕と佐々春香ちゃんに任せてほかは俺と一緒に行動して食材でも採ってくるかと言ってその場を後にした。やばい、どうしよう僕、非を起こしたことなんてないよと思いながら考えているとここで春香ちゃんが


「勇志くん、実は私のスマホにこんな画面が表示されているだけど何かわかりますか」


それは僕が先ほど表示されていた内容と一緒で実績解除されていた。それも同じ飲み水、生成と表示されていた。おそらくもともと春香ちゃんの物を使って作ったのだからそれの影響で出たのであろうと思いで見ていた。


春香ちゃんは早速ガチャを引いてみると出てきたのは


サランラップ


保存や傷口を防ぐのに使えるぞ。



そのなんか残念な物としか言えな・・・いや、もしかしたらこれで火を起こせるかも僕はそう思い空を見上げた、雲一つもない晴天に気温も高い、行けると思い春香ちゃんにそのサランラップ少し貸してほしいとお願いをして春香ちゃんは良いけど何をするのと聞いてきたので僕は



「そうだな、これで火を起こしたいと思います。この晴天ならばできることだけどね、それでは早速始めたいと思います。意外に簡単だからさ、春香ちゃんも覚えておいて」



そう話をしたのちに僕はすぐにラップをある程度伸ばしてから切ってそれを水がある場所までもっていきそこで水風船みたいにさせてから燃えやすそうな落ち葉などを拾って動かないようにしてただ一点に光を集めていた。


これを見ていた春香ちゃんは疑問に思っていた時に急に落ち葉から煙が出てきたので驚きな表情で見ていた。どうしてこれで火が出るのかと思いながら少しおびえているようにも見えたけど大丈夫かなと思いながらも続けて、そしてついに火が起こしに成功したのであった。


マジで辛かったけど何とか火を起こせたぞと思いで少し落ち葉を集めて火を消さないようにして少し休んでいるとここで春香ちゃんがなんで火が起きたのかと説明が欲しいと言われたので素直に答えるのだった。


「簡単なことさ、僕は火を起こすのに光の力を頼ったんだ。昔、小学生の時に虫眼鏡で光を集めて火を起こしたことあるかな。それを再現したまでさ、僕は水をラップに包み込んでレンズ代わりにしていたわけさ」


それを聞いた春香ちゃんはなるほどそうだったのですねと言いながら僕のことをほめていた一方で自分は何もできていないと言って落ち込んでいた。それを見ていたので僕が


「そんなことは気にしないで良いですよ、人には得意なこと不得意なことがあるのは当たり前なのですからそれで気にしていたら何もできませんよ。ただ僕はこんなことが得意なわけで勉強などはできませんから」



「でもここに来てから私は何の役も経てていなくて申し訳ない気持ちで一杯です、私などい無くなれば・・・」



それを聞いた時に僕はそんなことはない、君がいるからこうして話せていることだし君がいるから火を起こすこともできた。だからお互いに頼り合って頑張ろうと言うと泣きそうな声ではいと言って返事を返してくれたのであった。


それとそろそろ顔を見あって話しをしたいのだけどと言うとそれだけはだめですと言って断られた。もしかして僕の顔が見たくないからですかと聞くとそうではなくて顔に自信がないみたいで見せたくないと言うものだった。


そうか、でもいつかはその答えが聞けると信じて待っていると思っていた次の瞬間に二人のスマホが鳴り出して取り出してみるとこうお互いに表示されていた。



実績解除、初めての火起こし



それを見た僕と春香ちゃんはお互いに見合って僕は笑顔になりながらせっかくですから一緒にガチャを引きませんかとお願いをしてみると構いませんよと言ってきたので僕と春香ちゃんは同時にスマホの画面を触りガチャを回すのであった。

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