二話、まずは飲み水の確保です
こんな作品にこんなに早くも評価をいただき嬉しいです。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
バケツとは悲しけどでも逆に考えたらいつの機会かわからないけど僕も魔法が使えるようになる日が来るということだ。今は気にしないでこれをどうやって有効活用をしようかと考えているとここで石田蓮が気持ち悪いと言い出してその場に横になっていた。
以外にも熱いからもしかして熱中症にもかかったかもしれないと思い僕はすぐにみんなに聞いてみることにしたのである。
「すみません、この中でビニールシートを持っている人はいますか」
そう言うと佐々春香ちゃんが静かに僕のもとに向かって来てビニールシートをくれたのである。佐々春香ちゃんも髪の毛が長くて顔がよく見えない女子であったために表情が見えずに良いのかと思っていたが今は緊急事態だからそのまま貰うことにした。
でかいビニールシートは合計十枚、これを使いまずはその場の砂浜でドーナツ状の穴を掘りそこにビニールシートをかぶせてから持っていたバケツを使い、海水を運んで先ほど穴を掘ったドーナツ状のところに流し込んでいた。
それを見ていた佐々春香ちゃんが何をしているのと聞かれたので素直に答えるのだった。
「今、海水から飲み水を作っているところだよ。これは海水浄水法と言ってまずはこのような穴を掘ってから先ほどしていたようにビニールシートを穴に綺麗に敷いてからここに海水を流し込むそして溜まったらここにまたビニールシートをかぶせる。でもその前に真ん中には容器・・・今回はそこら辺に落ちてあった中身がない木のみを器代わりにしてからだね。最後は周りに石、そして真ん中で石を置いとけば完成だ」
「これで本当に飲み水が出来るの、とても信じられないだけど」
まあね、そう思うよねでもこれで中が温度が上がり水が蒸発してビニールシートに水滴がついてそれが石が置いてある、真ん中に落ちると言う仕組みだ。これで飲み水は確保と言いたいがこれで手に入る水は少ないからもっと作りたい、出来れば十枚ある以上、五個ぐらいは同じ作りたい。
みんなにお願いをしたが僕の言葉では動いてくれなかったのでここで石田蓮が俺からの頼む、喉が渇いて苦しいからさと言うとみんな協力して作ってくれたのである。本当に僕は人望がないよなと思いながらもこれでみんなの飲み水が確保できると思えないのですぐに僕は湧水があるか探してくると言ってからその場から動き出したのであった。
それに佐々春香ちゃんも一緒に探しても良いと言ってきたので僕は構わないと言って一緒に行動をするのだった。でも湧水があると考えられるのは崖みたいになっている場所、もしくは山奥だがそう簡単に見つかる物なのかと思っているとスマホが光りだしていた。
もしかしてガチャが出来るのか、でもそれはどうしてだと思っていると下のほうに別の内容が書かれてあった。
実績解除、飲み水を生成
もしかして神様のイタズラみたいな感じだからゲーム感覚でこんな実績解除みたいなものがあるのか。でも今は嬉しいと思い早速、一回分が引けるようになったので引いてみた、すると今度はなかなか良いものが出たのである。
探知能力
★★★★
この能力を使えば好きな物や存在を半径五キロ以内ならば探知できる能力。
これは素晴らしい、何という便利な能力だ。石田蓮みたいに華やかではないけど生きていくにはとても大切な能力だと思いすぐに発動をしてみるとここから約二キロの地点に大きな湧水を発見したのでその場所に向かってみるとそこにはこれほど見事な湧水が流れていた。
すぐに先ほど使ったバケツを軽く洗ってから水をバケツに矯め始めていた。これだけの水があれば何とか生きられるしここに大きな湧水があるということも分かった。本当に便利だなと思っていると
「ごめん、勇志くん、どうしてここに湧水があるとわかったの」
そう聞かれたので先ほど実績解除でガチャが一回分引けたから引いてみたら探知能力を獲得して使って探したと伝えると春香ちゃんは小さな声で僕に対して
「その能力は石田君たちには伝えないほうが良いかも・・・きっといい様に使われるから」
確かにそう考えるのが当たり前だろうおそらく向こうはこの能力が分かったらいい様に使われる未来は想像できると思っていた。確かにこればかりは伏せたほうが良いかもしれないと思いながら今度は食べられそうな果実はないかと思い探知能力を使ってみるとすぐに反応して近くの木で実がなっていた果実を取り食べられるか確かめてみた。
これはパッチテストと言って食べられるか食べられないかを調べる方法だがまずは皮膚が反応しやすい場所に果実を当ててみてから時間をおいてみて反応がなければとりあえずはセーフでその後にも手順がある、舐めてみるとか少しだけ食べて一日待ってみるとあるが今は本当に緊急事態なので僕で確かめることにした。
すると想像以上に美味しかった、元の世界で言うならばリンゴとブドウを同時に食べているみたいでなかなかいい感じになっていた。そして食べられるよと言って木の実を佐々春香ちゃんにもあげた。
でも春香ちゃんが食べても良いのと聞いてきたので全然大丈夫だよと言ってから食べ始めてみるとやはりおいしかったのかその後は普通に食べていた。それを見ていたら
「あのー、恥ずかしいから見ないでくれますか」
それを聞いてすぐにごめんと言ってから僕は湧水がある場所に戻ってきてみるとなかなか溜まってきていたのでそれをもって歩き出した。それを見た佐々春香ちゃんもついて歩いていた。すると重たくはないのと言われたので僕は
「大丈夫だよ、こんな荷物は前からよく持っていたことだし慣れているだ。本当に今までの食おうがこんな形で使われる日が来るなんて思いもしなかったけどね。でも結果的には良かったのかな」
本来ならば持たされること自体は良くないことだがそれで鍛えられた筋肉があるおかげでそんなに重く感じずに運べた。それを見ていた春香ちゃんが意外と勇志くんって筋肉があるですねと言ってきた。
まあ、僕でもびっくりだけどね。水が入っているバケツを持ってこんなに平気で歩けるなんてね、意外にもこの大自然の中でも暮らせていけそうで少し安堵していた。
出来れば石田蓮みたいに魔法みたいなものが使えるようになればなと思いながら僕と春香ちゃんの二人はみんなが休んでいる場所に向かって歩くのであった。
でも本当にこの世界はどんな世界なのか、本当にここは無人島なのか、無人島だとしてもどんな生物がいるのか。モンスターとか遭遇したらひとたまりもない、出来ることならば出会わないように祈るだけだ。
そう思いで歩いてから数十分後にはなんとか石田たちがいる場所に到着してみんなに湧水を見つけてバケツに湧水をため込んで持ってきたと伝えるのであった。




