【御礼および方針決定のご案内】魚宿三潴エリア初動地質調査について
株式会社エコリアル環境地質コンサルタント
開発リサーチ部
佐々倉 真弓 様
いつも大変お世話になっております。
Hホールディングス開発事業本部でございます。
先ほどは「魚宿三潴開発プロジェクト」に関わる初動地質調査の中間報告書、および詳細なデータをご送付いただき、誠にありがとうございました。短期間での迅速かつプロフェッショナルな調査、ならびに貴重な知見のご提示に深く感謝申し上げます。
ご報告いただきました「水深30m付近における高密度堆積層(メンブレン層)」および「その下層における大規模な未踏空洞水域」の存在につきましては、弊社側でも大変重要視しております。
本報告を受け、弊社の建築顧問弁護士、および構造設計・構造計算チームを交えて緊急の検証会議を行いました。その結果として、今後のプロジェクト方針が決定いたしましたので、以下に御案内申し上げます。
1. 建築構造上の安全性および工法について
佐々倉様よりご提示いただいたソナーデータに基づき、該当の「メンブレン層」が極めて高い硬度と安定性を有していることを確認いたしました。
当該エリアに計画中である水上ラウンジおよび外周ウッドデッキの建設に関しましては、現行の建築基準法上の耐震・地盤強度は十分にクリアできるとの検証結果に達しております。
2. 水質の活用について
微生物・バクテリアが一切検出されないという極めて高い清浄度・無菌性に関するデータは、弊社がコンセプトとして掲げる「デトックスをテーマとした高級水上スパ施設」のブランディングにおいて、極めて強力なエビデンスになり得ると判断いたしました。
3. 本調査の終了(フェーズ1でのクローズ)について
上記の通り、現行の設計プランのままで安全上・法的上の問題がないことが確認されたため、予算および全体工期の観点から、本プロジェクトにおける地質調査は今回の「初動調査(フェーズ1)」をもって完了とさせていただきます。
ご提案いただきました「遠隔操作型無人探査機(ROV)の再投入による下層空洞の追加調査」につきましては、工期の遅延リスク、および開発エリア外の学術的調査に該当することから、弊社としては予算承認の見送りを決定をいたしました。
4. 守秘義務の再確認について
本調査において検知された地下空洞のデータ、および水質の特殊性に関するすべての情報は、両社間で締結しております「機密保持契約書第12条(営業・技術秘密の制限)」に該当いたします。
万が一、これらのデータが事前に外部(学会、大学、民間研究機関、メディア等)へ流出した場合、開発計画全体の凍結など多大な経済的損失が発生する恐れがございます。くれぐれも情報管理の徹底をお願い申し上げます。
成果物の最終納品手続き、および本フェーズの精算に関しましては、追って弊社調達部よりご連絡いたします。
佐々倉様におかれましては、現地での機材撤収作業が完了次第、速やかに帰京の途に就いていただきますようお願い申し上げます。これまでの多大なるご貢献に、重ねて御礼申し上げます。
HINAKO HOLDINGS, LTD.
開発事業本部 リゾート開発一課




