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体育祭を、ぶっ壊す。3

 先方から、ほぼ宣戦布告を意味する文書が送られてきた。

 改装工事の期間は約13日と書いてある。予定日は、体育祭の3日後からであり、既に打ち合わせは始まっているらしかった。

 

「向こうも本気すね」


 はは、と三十木は笑う。定期テストの期間があるから、体育祭までまともに集まれる時間は少ない。黒板の跡が残る壁面を背に、彼は期待に満ちた視線にさらされながら立たされていた。


「まあ『ピクシィ』で連絡とってもらって、それでなんとか情報の共有はしましょうや」


「お前が言い出したんだから、流石に今回は逃げはしないよな」


 この男には前科がある。前回の幽霊討伐計画で、夜間の侵入に非常に乗り気だったような風を装って他の誰かを行かせようとし、自分はバックレたのである。そのこともあって、流石に京香先輩も彼の姿勢には厳しい目を向けていた。


「や、やだなあ京香先輩、そんなことするわけないじゃないすか」


 分かってますよ、と三十木は言った。


 とりあえず、第一段階として、抗議のデモ行進を行う。

 生徒の意志を無視して建設工事が行われようとしているという問題が起きていることを知ってもらうことが、まず行動する上で大事だ。


『部室のトレーニングルーム化、反対』というプラカードを作成し、それを使って昼休みに行進を計画する。


 そして、放送部で協力してもらい、放送でアピールしたりすることも可能だ。


 最終的に、体育祭の後にアンケートを作成したものを配る。


「ここが、表だって行える俺たちの限界すね」


 三十木がホワイトボードに、以前整理したものを書き連ねていった。


「で、こっからが裏の話す。でも、そこはなんつーか俺あんま考えつかなくて、やっぱそういうのは、京香先輩の方が得意なんじゃないかって思うんすよね」


「え、こんだけ?」


 「島」に座っている面々は拍子抜けした。もったいぶって何かしら意味深な文言を並び立ててきたのにもかかわらず、高校生にありがちな授業中に報告する宿題ほどの厚みしかない感じで、結論は視聴者に丸投げするスタイルで終わったことに、私たちはやや失望の色を濃くしていた。


「でも、やっぱ皆さんと一緒に考えたくて」


 アルバイトの志望動機欄を詰められた時のような、必死の抵抗を見せる三十木。言い訳として苦しいのは、本人の表情を見るだけでもわかる。


「まあ、そうだな」


 特に何も追求せず、先輩は言った。


「いろいろと、私の方でも考えてみたが、真剣勝負をしたところでネームバリューも、規模も企画も、全てが向こうに優位な形だ」


「じゃあ、結局頑張ってもわたしたちは勝てないんじゃ」


「確かに、そうすね。そのまま挑めば100負けるす」


 なぜ偉そうな顔をしているのかはさておき、実際に三十木の言うことは正しい。運動ガチ集団にどういう風にして勝つのか、そういう問題提起だったのにもかかわらず、こいつは無難な答えを用意してきただけだったが。


「だが、この三十木氏に言わせれば、我々にしか出来ない方法があるというわけだ」


 京香先輩は立ち上がり、三十木の背後から凶悪な笑みを浮かべる。立ち位置だけなら、悪霊そのもののような位置取りで、三十木の肩を掴んだ。


「いてええ」


 軽い悲鳴が上がる。


「と言ったところで、それがしたちにしか出来ないこと、とは何でありましょうか」


 うーん、と何人かが唸った。すぐに思いつくことであれば、盤外戦術をどう戦うか、というところである。相手の出方を調査し、上手く対応するために何人かの斥候を放つとか。


「わたしじゃ目立ち過ぎちゃいますけど、斥候に適任そうな方はいますよね」


 長岡さんが四津角を見る。彼は寝ぼけたような顔をしてぼーっとこちらを眺めていた。


「んえ」


 間抜けそうな返事をして、彼は顔を向けた。気配の薄さは折り紙付きだが、サイドの二人をセットにしないとまるで役に立たないのは分かっている。流石に用意することが多い中で男子三人の人手を失うのは、あまりにももったいなかった。


「そんなみみっちいことじゃなくて、もっと規模のでかいこと、やりましょうよ」


 三十木が「島」に前のめりになって煽る。


「例えば、もっとこう、俺が思うに、「全部の体育祭の企画を俺ら好みに変えちゃう」なんて」


「あまりにも抽象的な提案だな」


「だめっすか、だって俺らだったら実行委員会の内部に潜入して、何かしらの行動を起こしたりすることだってできたり、しません?」


 京香先輩の表情を伺う三十木。残念なことに、微塵も彼女は眉を動かさなかった。


「それは、不可能だ」


 もう募集は終わっている。本来こういった行事に本気で取り組まなかった蠱毒の面々に対し、体育の神様による鉄槌が下されようとしているのであった。それならばとある考えが、私の中によぎった。しかしコレは学生時代における体育の否定である。


「……体育祭、ぶっ壊すとか」


 調子よく三十木が語っている間に、私は言った。私はたった今、学生時代における崇拝と畏敬の対象、崇高なる体育神に対する反逆をつきつけたのであった。


「え」


「なんて言いました?」


 子鉄くんと、長岡さんは私を見る。そこにいる面々は困惑している様子だった。いきなり京香先輩のようなことを口走った私に対して、驚きとあきれの感情が半々。それと約一名、興味なさそうにしている。


 だけど実際のところ、他の方法が思いつかなかった。たとえ倫理的に正しくないにしても、京香先輩のせいにある程度できるところはあるし、なにより先日の一件で2時間くらい無意味な時間に拘束された恨みが、なんとなく私の中に煮詰まっていた。


「え、だって八方手詰まりなら、そもそも開催できなくすればいいんじゃない」


「それは流石に部長が京香先輩に毒されすぎなんじゃ」


 長岡さんが言う。まあ、冷静になってみれば流石にまずいことだった。

 この部活の正当性を真っ向から壊すようなことだし。


「あ、そうだね。ごめん、今の忘れて」


「私は悪くないと思うぞ、落とし穴を各部に設置するくらいなら」


 京香先輩が追従した。ただ、ちょっと冗談めかして言っただけにしようとしたのに。


「それ、俺は絶対無理すね。徹夜コースになりますし」


「それがしが思うに、体育祭の日になったら、完全に疲れて体育どころじゃない感じになってるんではないでしょうか」


 否定から入る三十木と、もっともらしい疑問をぶつける子鉄くん。先輩は高らかに笑った。


「徹夜は嫌か、ははは」


「体力持たないッすよ」


 真剣に検討しだす面々に、私は声を上げた。


「本気にしないでくださいよ、ちょっと言ってみただけですって」


「無論、分かってましたけどね」と柊。と言う割には、京香先輩が現実にしようとした瞬間、食い気味で否定しようとしていたのだが。


「ぶっ壊す、か」


 三十木が真剣な面持ちで、額に指を立てた。彼はこの部屋の室内を一通り見回してから、ホワイトボードに妙に丁寧な文字で「ぶっ壊す」と記入する。


「はは、そうすね、そうだ。それくらいの勢いは大事すよね。先輩、体育祭を完全に企画倒れにしてやるくらいしないと、あいつら止まりませんもんね」


「同感ですねぇ、きっと止まらないでしょうねえ、多分、う゛ぇへへ」


 イムちゃんが同調するが、へらへら笑いながら顔を隠している。なにやら彼女の中では別のストーリーが組み立てられているに違いない。


「とりあえずその「ぶっ壊す」企画とやらの作戦を何か考えましょう」


 長岡さんが、手に持っていた文庫本を脇に置いて、「部活用ノート」と書かれた薄ピンクのノートを広げた。開く間に何かしら悪口のようなものが一瞬目に入ったが、見なかったことにした。


「それでは、まず最初にできる工作として、生徒会などと知り合いの人は」


 私が言うと、皆が沈黙する。


「他に、委員会なんかで体育祭の仕事があったりする人は」


 「島」に集まった面々は互いの顔を見渡した。しかし、無言の時間が続く。そう、彼らには競争率の高い仕事は回ってこなかった。美化委員の三十木は校庭の掃除くらいだし、他の面々が何をしているのかは分からないが、そういった仕事に積極的に声を上げるタイプではないのはわかる。


 唯一、わずかに肩の横で手のひらを見せていたのが、非モテ三人衆が一人、四津角である。一瞬自分に視線が向いたとき手を机の下に引っ込めたが、もう遅い。三十木が彼の手を引っ張り上げ、詰め寄った。


「え、何の仕事してんの」


 背中を丸めながら彼は指を組んでいる。


「保険委員。押しつけられたけど」


 三十木が持ち上げた四津角の片手をゆっくりと机に置く。保健委員など、常に救護テントにいる仕事である。それは彼の特徴である影の薄さを利用して、工作員として働くという行動も封じられることを意味していた。


「保健委員で、どうやって競技に介入するんだ」


「怪我のある奴に塩を塗れば、痛みに悶絶すること請け合いだ」


 京香先輩が言う。ただ、そんなことをしても何の関係のないやつの足を引っ張るだけにしかならない。


「それ、犯罪じゃん」


 柊によって再び教室内の空気が微妙な感じになるなか、私は声を若干震わせながら言った。


「あ、他に役立ちそうな話を持っている人は」


 完全なる沈黙。お前の仕事だぞ、と先輩は三十木を見下ろしている。しどろもどろして軽く額を仰いだ後、三十木は島の中央に視線を合わせた。


「えー、皆さん何かとりあえず、話題を」


「いや、その前に、それがしは、兵糧の準備を所望いたします」


 ナイスアシストである。一時的に幕切れ寸前かと思われた空気が春の陽気のごとく和らいだ。


 子鉄くんによって、「島」の中央に、百円玉がチップのごとく置かれる。彼は「島」を囲む面々に顔を合わせ、「どうでしょうか」と言った。


 全員が頷く……腹が減っては戦が出来ぬ、と。


「部費、徴収!」


 京香先輩のかけ声によって各人、ひとりにつき百円が集まった。


 空腹では頭が回らない。前回の余りはちゃっかり非モテ三人衆が回収して密かに食べてしまったという話である。今回も、明井と村山には例の特別な使命が課された。


「ではいけ、明井、村山!」


「またですか」


 呆れたような口調で言う彼らを椅子から引きずり下ろし、そのままパワフルに追い出した京香先輩は、ドアを勢いよく閉めると、それを背にして自慢下に腕を組んだ。


「これで多数決における数的有利は失われたぞ、男衆」

 

 悪魔的高笑いとともに、男子生徒の権利を剥奪したと京香先輩は宣言する。


「卑怯なっ!!そんなことをして、先輩は満足なのですか!」


 子鉄くんが叫んだ。


 落ち着け、有利は失われても、実力的には拮抗しているはず、と三十木。


「やっぱりごはんが食べたい」


 突如呟く四津角。


 突然の恐慌になりつつある。こんなことで時間を浪費している場合ではない。とにかく私は話を切り出した。誰かに接触するとして、孤立している我々が何か出来ることなどあるのか。

 前回の幽霊事件でも、別に私たちの活躍が何かをしたわけじゃない。

 ただ、噂が消えた。それだけだ。別段特に役に立ったという証明が出来ているわけではないのだ。


「まあ、それよりさっきの続きですよ、まず何ができるかというより、何をやってみたいか、っていうところから手段を考えましょうよ」


 手段、と言ったって、特段人脈があるわけでもない蠱毒の面々には思い至る方法など特になかった。身内とクラスメイトに対して事務的な連絡をすることくらいしか、基本的には話したこともないような存在だ。


「あ、イムちゃんの携帯ってどうなってるんです、ネットもそれなりにやっているみたいですが」


 子鉄くんが首を引きながら、やや不審な聞き方をする。


「まあ、普通ですよお、ごく普通に人と会ったり、オフ会をしたりだとかでございまして、でへえ」


「オフ会」


 聞き覚えがあるが、私には今のところ縁のなさそうな単語が、彼女の口から飛び出した。そういうのは活動者たちのファンの中で熱心な人とかがやるものだと思っていたのだが、それを行う人間が割と近くに潜伏しているとは、


「リアル世界でもネット世界でも出不精でこもりがち、少数派に位置するはずのそれがしどもの中に、まさかネット上で出会った人間とオフ会をするものがいたとは」


「勇者ですよ、イムちゃん、あなた勇者です」


「え、うちが勇者?でへえ」


 勇者という単語はそんなにハードルの低い要素に使うことはないんだろうが、ただこの教室の中にいる者は約一名を除いて、割と消極的なほうだろうし、それを考えれば勇者とも言えんこともない、のか。


 リアルの影響力よりは幾分か弱いかもしれないけれども、ネットは「数」がその者の戦闘力を図るすべてである。


 最近はネット上で流行ったインフルエンサーがドラマなどで活躍したり、不適切であるなどして「炎上」しているものが日常的にテレビのニュースとして放映されることも増えてきた。それはつまり、ネット上で関心を集めれば、それだけ世間を動かせるということだ。


 そこから繰り出される集合知の影響というのもバカにはできない。


 常日頃から携帯を弄っている彼女が万が一そうした有名人の一つだったりしないだろうか。私にも蠱毒の面々にも縁遠いらしいオフ会なるものをするくらいである。

 念のため彼女に聞いてみる。


「イムちゃん、ピクシィのフォロワーは何人」


 イムちゃんはスマホを開き、まるで電光石火のように14桁のパスコードを解除した。指先さえ捕捉できない速さである。その手際は歴戦のハッカーのごとし、であった。


「372人ですねえ、でへへ」


 なんとなくごく普通のネット女子という感じで、期待できそうで出来ない数だ。ごく普通なんかで役に立つのは、新入社員と某野球系育成ゲームくらいではないだろうか。なんとなくこれだけでは頼りない。そう思っていると、彼女は私に言ってきた。


「とりあえず質問箱、使ってみますか、えへ」


 と言って、ピクシィからオレンジ色をした別のアプリを起動させる。


「質問箱って何。DMとか、ストーリーみたいなもの?」


「そうです、誰でも質問を投げられるやつでぇ、へへ」


「コメントじゃ、ダメなのそれ」


 ふふん、と鼻を鳴らし、イムちゃんは妙に誇らしげにする。


「一対一なのがいいんですよ。非公開にもできますしぃ、でへえ」


「それだ!」


 指を差し、京香先輩が叫ぶ。


「我々は本日より、安全部公式のピクシィアカウントを開設する!」


 突然の宣言に、蠱毒の面々はしばらく静止したあと、悲鳴のような声を上げた。特にかなり狼狽した様子を見せたのは、子鉄くんだった。京香先輩を見る彼の表情が凍り、いつも椅子にもたれかかるようにしんなりしている彼の上半身が、いつも以上にしんなりした感じになっている。


「どういうことです?もしやそこに、それがしの顔が載るということなのですか」


 確かに振り返ってみれば、彼は絶対に部室内でもスマホを取り出して見せようとはしなかった。あえてのぞき込んだりはしないが、彼は画面が見えそうな角度になると、急に体で隠そうとする。


「都合の悪いことでもあるのか」


 先輩に迫られると、ばつの悪そうな顔で彼は話し出した。


「あの、それがし一生の不覚ではあるのですけれども、一度炎上しまして」


 それを聞くなり、蠱毒の面々は一斉にスマホを触りだした。おそらく「撮り鉄」「炎上」等のワードで検索し、彼の顔が載っているものを探そうとしているに違いない。

 こういうところが、彼らが蠱毒といわれる所以なのである。


「顔だの、住所だの軒並み晒されているのでぇ」


 京香先輩はそれを聞くや、鼻で笑った。


「だからなんだっていうんだ。有名人じゃないか、君は」


 悪名も形を変えれば知名度だ。君を使って宣伝しようとまでのたまった。その極めて悪辣な考えの前には、過去の子鉄くんを捜索しようとする面々の悪事は、小さなものにすら思えてくる。


「え、京香先輩殿、流石にそれがしにも「ぷらいばしー権」というものが」


「なくなったのだろう?」


「いやあ、そうではあるのですがしかし」


 四月の時点から一層繁茂した前髪をいじりたおしている子鉄くんがなんとも言葉を紡いでいると、「見つからねー」と三十木が漏らす。


「探そうとしないでください!」


 今までにない大声で、子鉄くんが叫んだ。その隙に勝手にスマートフォンを使い、イムちゃんが公式アカウントを完成させていた。


「どうでしょう、これぇ、でへ」


 素朴だが、悪くない。安全部の看板と一緒に、部室内で撮ったと思われる会議中の写真がヘッダーに使われている。合意なしの撮影は盗撮にあたるんだけど、と言おうとしたが十中八九仕掛けたのは先輩だ。


 画角から私は撮影場所を探した。

 背後のラックになにやら意味深なビデオカメラが鎮座している。


「いい感じだ。子鉄くんの顔写真も載っているしな」


「ほえっ」


 変な声を上げて、子鉄くんは椅子から飛び上がった。


「ちょ、ちょっとそれ、見せていただきたく」


 勢いよく子鉄くんはスマートフォンを持つ京香先輩のほうに向かう。流れを目で追っていると、「島」の中腹にある学習机の段差に骨盤を引っかけ、彼はその場に崩れ込み悶絶した。


「うえ、痛そう」


 柊が大丈夫、と声をかける。


「もう、最悪ですよ」


 壁に手をつきながら子鉄くんは歩いてくる。その姿はまるで戦で敗れたばかりで死にかけの侍のような、そんな風貌をしている。


「買ってきましたよ」


 そこに待望のお菓子が到着した。

 学生を兵士とするなら、お菓子は兵糧である。その貴重なる学生時代の生命線とも言えるお菓子の包装を容赦なく縦にちぎりながら開封し、頬張りながら、柊が言った。


「誰がやるんです、それ」


 遠慮の欠片もないたたずまい。さすがは京香先輩によって一瞬で捕獲されたモンスターだ。スカウトされてから一週間も経たぬうちに、ここにはじめから存在していたかのように振る舞いはじめたところに、立派な蠱毒民としての才能を感じる。

 基本一言も話しかけなかったのに突然場を割って話し出すところも、ポイントが高い。


「いや、まだ作ったばかりだし、みんなで運用していこうと」


「僕、それやるの嫌なんですけど」

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