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鹿せんべいと軽減税率

第10話 鹿せんべいは生活必需品だ


鹿せんべいは2019年に200円になった。


キミは言った。


これは不当だ。


鹿夫とキミの運命はここで再度交差しない。


まだですよ。


キミは鹿せんべいを握りしめ、文化庁へ走る。


鹿せんべいは生活必需品だ。


文化庁は困惑する。



第11話 部署が違う


キミは文化庁へ訴える。


鹿せんべいは軽減税率であるべきだ。


文化庁は言う。


生活必需品の税率に関してはこちらではお受けできません。


キミは激昂する。


鹿夫は止める。


鹿は鹿だから。


ここで二人は決裂する。


敵はキミだった。


そう、キミだったんだよ。



第12話 鹿せんべいは本当にせんべいか?


文化庁はついに調べ始める。


鹿せんべいは本当にせんべいか?


財務省へ問い合わせる。


財務省は聞く。


それは食品ですか?


文化庁は答える。


それは文化ですか?


遠くで鹿が見ている。


つぶらな瞳で。


たぶん、せんべいを。

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