638話
双剣を使っていて思ったのだが、普通に使いにくい。刀を持っている時も基本右手で扱っているせいだろう。それが影響してか、左手で剣を持ちのに違和感を感じる。あとは、左に持っている剣を振り下ろすときにスピードの減少、あれが一番痛いところだ。ワンテンポ遅れて攻撃になる。振るスピードも遅いため威力は弱く、当たっても大したダメージにはならない。
その違和感を取り除くために今は左手で剣を振っている。それと同時に、チーフの訓練も行われていく。と言っても全て騎士との模擬戦だ。チーフの練習として行った階層以外は複数のモンスターとの戦闘だ。技術を高めるなら、騎士と訓練した方が絶対にいいはずだ。
対する俺は、分身体との訓練だ。左手に持っている剣で飛ばしてくるカースウェポンを叩くことを繰り返し行っている。まずは一方向目の前から真っ直ぐ飛ばしてくるものからだ。それが終わると二方向と段々増やしていく。そして、三方向まで行くときには双剣にするつもりだった。
だが、その二方向で止まっている。攻撃を避けるのが不可能な同時攻撃を除き、たまに叩くことができず体に当たってしまうことがある。今は技術の方や感覚を得たいので気力強化や魔力強化は使っていない。
力任せに振るのは気力強化や魔力強化を持っていれば誰でもできる。それなら先に技術を鍛えたい。剣を強化するのをアリにするか?それだと斬撃で簡単になってしまうな・・・。とりあえず1週間は頑張ってみるか。それでできなければ、二刀流解禁するか。
できていなくても最初の目的は達成できているはずだ。本当に合わなければ誰かにあげてしまえばいい話だな。結局その日はできなかった。あと少しといったときに体に当たってしまいゲームオーバーだ。こんなに斬撃がくることもないが、双剣の一番の強みはそのスピードだと思っている。だからそれができるまでは本当の双剣使いと言えない。
職業も双剣使いにしたおかげで違和感は取り除かれた。だが、筋肉が少ないので筋トレもしないといけないな。そんなことを考えながら家に帰り出す。そんな帰っている中でも就職のことを調べないとな・・・。
おっ、ここなんかよさそう。そんな会社を見つけた。ギルドのようなものだ。企業と提携し、欲しいものを受注し、その人が取りに行くと言うものだ。働いた人が多くの収入を得るので、働き損にならない。本当の実力主義のようだ。
そして働いたときに発生する手数料の合計金額でその強さ?真面目さ?を測るランクシステムを実装するらしい。おそらく真面目な方だろう。企業からの指名もあるらしい。どこかで見たシステムだなー。と思いながらそれを保存した。
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