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ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた  作者: ひまなひと(ご飯食べ隊)


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607話

 2月中盤になり戦争が始まった。そんなニュースを見ているが、他人事のように感じてしまう。そろそろ実家に帰る時期だ。帰る準備をしバスに乗り家に帰った。


 双子のイベントは、あと1週間ほど続くだろう。家に到着し部屋で眠ることになった。朝起きると、下の階で走り回っている音が聞こえてくる。だがその音にさえ落ち着きを感じてしまう。


 何もすることがないのでのんびりと朝ごはんを食べ、2度寝と行こうではないか。と思っていたが、目の前に封筒が置かれる。上側が切られていたので、手紙を読んだのだろう。準備ができたのだろう。父さんが扉を勢いよく開けて出ていく音が聞こえる。


「これどう思う?」


 パンのカスが手についていたのでそれを台拭きで拭き取り、その手紙を読む。徴兵令もどきだ。義務ではなく、できればと書かれていることからさらに怪しさが高まる。


「詐欺?」

「いや、国からかな」


「無視でいんじゃない?緊急性があればまた連絡くるはず」

「そう」


 納得はしたようだ。せっちゃんを拉致し、部屋に戻る。手の匂いを嗅ぎ、額を擦り付けてくる。マーキングだろうか?猫カフェに行っていた時もしっかりと手を洗って匂いもついていないはずなんだけどな・・・。


 枕元に本を積み上げ、ベットに寝転がり本を読み始める。ベットの下ではゴロンゴロンと転がり構ってほしいとアピールをしている。その勢いは凄まじく、ゴンゴンと頭を床にぶつけており痛そうだ。


 何もしなかったがために動き出した。背中の上に乗り上がり、ふみふみをし場所を整える。たまに爪が刺さって痛かった。そして背中の上で転がった。背中の上で寝る気のようだ。ただ、寝相は悪く転がりベットの上に落下していった。


 それでも構ってもらえず尻尾で顔を殴ってくるようになった。流石に読むにも読めないので、顎でその尻尾を挟む。首元がふわふわして気持ちよかった。軽く上げていた体をベットに預け、本を立てらして読書を続ける。


 空いた左手で撫でているがついには遊び出し、左手に対して戯れ出した。甘噛みや軽く肉球パンチをされる。ページをめくるごとにその力は無くなっていき、気がついた時にはそこで寝ている。なんというか自由な過ごし方だな・・・。


 親との会話は特になく、将来の就職したいところとかあるのか?ぐらいしか聞かれない。特にそんなの決まっていない。「まだ、何も決まっていない」そう答えるしかない。就職をする方が有利だと言われているご時世だ。


 だが、大学がその就職先の選択肢を奪っているように感じてしまう。できればダンジョン関係に従事することができれば一番いいが、狭き門だ。その次の手も考えておいた方がいいだろう。

誤字脱字があれば報告していただけると幸いです。

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