悪魔少女は薬品好きに仕える
「ここは、、。」
「起きたな。」
すでに半日が過ぎ、太陽も傾き始めていた。
黒髪、青目の少女が目を覚ます。
「どうしてあそこにいたんだ?」
見つけたものとして、当然の質問をする。
「わからないです。あの、、」
「何?」
「あなたに仕えてもいいでしょうか?」
「なんで?」
「恩返しです。」
断りずらい↓断りづらい
「お願いします!」
「わかったよ。こき使うからな。」
「はい!」
その時の笑顔が可愛かったのは言うまでもない。
数日後、、、
「おはようございます。」
「おはよう、サキ」
俺を覗き込んでいるのは悪魔の少女。
名前がなかったので、普通に名前を決めた。
制服に着替え、学園に向かう。
サキも同様、制服を着ている。
あの後、先生に土下座して入学を許可してもらったのだ。
手続きが大変だったらしいので、今度アイスでもおごることにする。
しかし、
「遠いよな。」
「遠いですよね。」
「今日もやる?」
「やれるならやったほうがいいと。」
神速王を発動。一瞬で学園に着く。
数秒した後、サキが地面から出てくる。
霊体王で霊化して、爆発王の超小規模爆発で加速し学園に移動する方法だ。
「速過ぎです。追いつけません。」
「数秒で来れるんだからいいじゃん。」
「嫌です。一緒に行きたいんです。」
なんか俺に依存しかけているような、、、
校舎内に入り、教室へ向かう。
ドン
肩にぶつかってきた。
「おい貴様!魔族のくせに貴族である僕にぶつかって謝罪も無しか!土下座しろ!」
「ぶつかってきたのはそちらですよ?アスク様に非はありません。」
「魔族がでしゃばるな!僕は、バラル・カルンコアだぞ!」
カルンコアって、あのデブの息子か。
「だからどうした?行こうサキ。」
「はい。」
「ぐぬぬぬ、今に見てろよ。」
「おは〜。」
「おはようございます。」
「おはようアスク。サキも。」
「おはようございますアスクさん、サキさん。」
今日もこのグループだ。基本挨拶は、“おは”である
ここ王級スキル保持者しかいない気が、、。
「今日も早いなぁ。おはようございます王女殿下。」
「ギールじゃん。おは。」
「おはようございますギールさん。敬語はやめて下さい。」
「命令とあらば。で?今日は何にがあるんだっけ?」
「魔法科と戦闘科ですわ。」
「どうもバレルです。最初からいたのに気づかれなかったんですが何故でしょう?」
「「「「「いたんだ」」」」」
「影薄いからなー。」
「スキルもその系統ですしね。」
「マリンもいるぞ。」
「おはようございます。」
「うん、気付いてた。」
「アスク様に同じ。」
「おはよう。」
イリナが来る。
「「あ?」」
こわっ!来て早々メンチ切るとか大丈夫か?、、
「カルゲルは?」
「そういえばいないのあいつだけだな。バレル知ってる?」
「カルゲルなら、腹くだしてトイレです。」
「なんで知ってるの?」
「最初からいたんで。」
「おはよう!席につけ。カルゲルはトイレか。今日は魔法科と戦闘科の予定だったが
急遽校外訓練になった。」
「どこに行くんですか?」
がら、
「ベーツの森ですよ。」
腹を下した、カルゲルが帰ってきた。やつれてる。
「ベーツといえば、Bランクの魔物が多くて有名な、」
「そういうことだ。ベーツはここから1時間の距離にある。歩きだぞ。」
「えー!」
「別に大丈夫だけど、、。」
「私も、、。」
「必要なのは自分の武器のみだ、他に装備がある奴はそれもな。」
それから3分後。
王都の外壁を出て、ベーツの森を目指す。
「ベーツに入ると、かなりの数の魔物が出てくる。気を引き締めていけ。」
「「はい!」」
道中、少し魔物を倒しながら進んでいきベーツに向かっていく。
しかし誰も気づかなかった。
ベーツ上空、竜の森お馴染みのメタルドラゴンと
クロウタイガーが異常発生していることを、、。
「はぁ、、はぁ、、はぁ、、伝えなければ、、。」
その男は一人の冒険者であった。
仲間とともにベーツに来て二日。奴らに出会った。
「早くしないと。組合に伝えなければ、、。」
「急げ!追ってくるぞ!」
「走れ!」
数十分走り森を抜け、組合ベーツ付近の支部に駆け込む。
「おい!聞いてくれ!」
「なんだ!?」
「支部長はいるか!」
「どうした、、」
「ベーツの森にクロウタイガーと思わしき魔物が30ほどいた!」
「なんだと!」
「まじかよ、、。」
「やばいぞ、」
「それと、、。」
「なんだ!?」
「メタルドラゴンと思われる魔物が、ざっと見ただけでも50。」
「はぁ!?くそ!王都の本部に連絡できないのか!?」
「今すぐします!」
「どうしたらいいんだ、、。」




