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薬品好きは合格する

2年後、、、、


「今日が試験日初日か〜。」

僕の名前はカルゲル・カルメス。

カルメス子爵家の次男だ。

「どんな人がいるんだろーなー。」

「カルゲル様。お時間でございます。」

「うん。ねぇ。」

「なんでしょう。」

「どんな人たちが入学するんだい?」

「はい。有名どころとしては、第二王女ネル・カネル様。

 それと、一人留学生が来るそうです。

 バジェシ皇国の皇女らしいですよ。

 そして一人。近衞騎士団隊長のルデルアー様お墨付きの人らしいです。

 この三人はどの人も強く強者が多いこの時代の中でもずば抜けているそうですよ。」

「楽しみだなぁ。」

「では。いってらっしゃいませ。」

メイドさんに見送られ馬車に乗り込む。

数分すると広い場所に出た。

そこは塀に囲まれ多くの人がいる。

「うわぁ!これ全員受験者なの!?」

すごい数だなぁ。

受験には3つ科目がある、

・実技

・学問

・特殊

学問は必須で、実技と特殊は選べる。

実技は戦闘や決闘などの力。

特殊は、鍛冶や、商人などの専門学部である。

どれも、混合部と普通部がある。

普通部は人間のみで構成されたもので、混合部は魔族も入る。

「ちらほらと魔族の姿が見えるな。」

受付に列んでいくと僕の番号が呼ばれた。

「次!混合部受験の2035〜2040番!」

名前を呼ばれた所に向かうとすでに人が集まっていた。

あの人は、、

「王女殿下お久しぶりです。」

「あっ!久しぶりです!」

さっきからキョロキョロしているな。

「誰かをお探しで?」

「あっまぁ。」

ふ、と腰に差した刀が目に入った。

「素晴らしい刀ですね。」

「ははは、、。貰い物です。」

待て?今いるのは僕を含め3人。

ネル様、僕、獣人の女の子。

獣人は魔族で、吸血族の一つ下のランクになる。

「なぁおまえらが一緒に受けるのか?」

獣人の子が話しかけてきた。

「はい。しかしまだ来ませんね。」

「遅いですね。」


ダダダダダダダダ。


「きたようだぜ。」

「試験日に遅刻はやばいだろ〜!」

「あなたもですわ!それに!私はここに来るのに1週間かかったんですよ!正当な理由があります!」

「んなこと言たっら俺は昨日模擬戦連続100回って言う名目がありますよーだ!」

クスリ、と笑う王女殿下。

「はぁはぁ。間に合った?」

「全然間に合ってません。始めますよ。」

受付の女の人についていくと、試験会場に着く。

「こちらが第一ワイド町からきてくださった、」

「ゴーブだ。」

「ダードだ。」

「お二人はAランクの冒険者で、、

「って!なんでお前がここにいるんだよ!」

「それはこっちのセリフですよ!なんで来てるんですか!」

「冒険者の登録試験があまりにも暇だからきた。」

「「「「「え?」」」」」

「知り合いなんですか?」

「おうよ!正直こいつには勝てん!」

この人に勝てない!?じゃあ目の前の彼は、、

「それとな、受付の人。こいつらは全員合格だ。」

「なんでですか!?」

「こいつの鑑定魔法で見てみた。獣人の子と貴族っこ以外見えんかった。」

「二人も十分強い。」

こうして僕の実技試験は何もすることなく終わったのだ。


「まさか、ネルと試験を受けて、遅刻してた奴が皇女で、試験官があの二人だったんだなんて、、。」

「こういうこともあるよアスク。」

「そういやネル。刀の調子どう?」

「え!う、、うん。かなりいいよ。」

「私としては、貴方が噂のアスクだとは知りませんでしたけど、、。」

「ルーメも良かったじゃん。」

二人は知り合いらしい。

っていうかネルがだいぶ砕けた感があるんだが、、。

「これからみんなでお茶しにいかない?」

「王女がそれでいいのか、、。」

「二人も行こうよ。」

「いいのか?おいら獣人だし、、。」

「気にしない気にしない!アスクも魔族だし。」

「やっぱりそうでしたか。」

「えぇ!獣人のおいらでも見抜けないだとぉ!」

気づかなかったのか、、。

「種族は、、?」

「それよりも行こうぜ!」

露骨に話をそらし逃げる。

しばらくすると、少し洒落た感じのカフェがあった。

スタ◯と◯リーズ合わせた感じだ。

「早く行こっ!」

数分歩くと少し混んでるカフェがあった。

「何にする?」

「おいらはココアだ。」

「私はコーヒーですわね。」

「アスクは?あれ?」

「お前ら、、。」

そうかよくわかった。お前らは、、。

「ココア党とコーヒー党か!」

「なっ!」

「まさかお前!」

「紅茶党だ!」

「「なんだってー!!」」

「ココアが一番うまい!」

「いえ!コーヒーですわ!」

「紅茶だ!そもそもココアは甘すぎる!」

「なんだとー!それだったらコーヒーだって苦いじゃんか!」

「その苦味がいいのです!紅茶はあまり苦くないじゃないですか!」

「『ギャーギャー』」

「どうなってるんですかこれ、、。」

「わかりません。」

ココア、コーヒー、紅茶。どのカフェにもあるそれ。

全てに党が存在し、大きな亀裂が走っているのである。

その争いは周りにも伝染していき、、、

「文明人はコーヒーだ!」

「いやオッサン!ココアの甘さを忘れちゃならねぇ!初心に帰ることも大切だ!」

「君達!紅茶の香りに勝るものはない!」

結果

カフェは行けなかった。












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