王女様は恋に落ちる
「なんなのよもう!!」
ベットに転がり足をバタバタする。
そう。
このカネル王国では、古くから男性が女性にお付き合いを願い出る時に一つすることがある。
愛剣、又は愛刀を送るのである。最近は金銭的な意味で平民には忘れられている。
アスクが先ほどやった行為は、告白に他ならないのである!
「うぅ。なんか暑いです。」
「失礼します。」
「何よぉ〜。」
「体調はいかがですか?アスク様から、体調が悪そうと言われたもので、、」
気を使わせちゃったじゃない!
「なんか体が熱いというか、、。」
「ふむ。」
「アスクのこと考えたらドキドキするというか、、。」
「ふむふむ!?。」
「これって心臓の病気ですか!?」
「わかりました。これは難しい病気ですね。場合によっては治りますし、治らない場合もあります。」
「どんな病気ですか?」
「恋の病です。」
「へ?」
「恋の病です。」
「もう一回。」
「恋の病です。冷めたら治りますし場合によっては治りません。」
「私が、、アスクのことを、、?」
「はい」
私は今困惑している。あのネル様が、恋に落ちた。
ネル様の専属医師になって9年が経つ。
それまで一度も男になびかなかったあの王女が、、。
落ちた。
大ニュースである。
あのアスクという少年は、家柄も悪くなさそうだし何より刀をネル様にプレゼントしたそうじゃないか。
ここから見てもわかる素晴らしい刀を、、。
ベットに突っ伏して照れているネル様。
どうしたものか、、、。
「マジデスカ。」
「マジです。」
「それじゃあ思いっきり告ってることになってるじゃん!」
「はい。やばいですよ。」
「何が?」
「まず、あなたとネル様が付き合うことになったらカネル王国の王族に婿入り確定です。」
「はぁーそれで?」
「そして、王国にあなたという力が王国に仲間入りします。すると、、、」
「それを面白く思わない国が出てくると、、。」
「はい。そういうことです。」
はぁー。どうしよう。今更ごめんとか言うのも嫌だしなぁ。
「今日どうするんですか?」
「一回、再来年度学園の入学者の説明会に行き、私どもの宿舎で過ごしてもらいます。」
「待って聞き捨てならない単語が聞こえたぞ。」
「なんでしょう?」
「私どもの宿舎で過ごしてもらいますってどういうことですか?」
「えっ!そのまま王都で暮らすに決まってるじゃないですか。
ご両親に許可を取ってますよ?」
「はぁぁぁぁぁ!?」
マジかよー!!!!!!
これで竜の森編は終わりです!
これからもよろしくお願いします!




