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The battle of parallel world  作者: 青緑
12人の戦士
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15/22

解放戦 その3

ガガガガッ!!!


広大な緑の大地を鋼鉄の虎が駆け抜ける。


「リーフデ! 進路を右に、回り込んでくれ!」


「分かった!」


ハッチから顔を出しながら操縦手に指示する。


この攻撃の目的は敵魔法使いの撃破だ。彼らの魔法を食らえばティーガーが破壊されかねない。

それを防ぐためにティーガーで魔法使いがいるであろう後方に奇襲をかけ、反撃を食らう前に撃破する。

魔法使いがいなければ、敵は遠距離から攻撃できるこちらに攻撃する手段がなくなり、簡単に勝てるだろう。


しかし、物事はそう上手くはいかないようだった。


「っ!まずい、速度をあげろ!」


敵軍のちょうど真横に来た時、突如敵軍後方、魔法使いがいるであろう所から色とりどりの光が見えたのだ。


その直後、加速したティーガーの真後ろに光が突き刺さった。


ボォンッッ!!


大きな音と共に大爆発が起きた。爆発の衝撃でティーガーが激しく揺れる。


「畜生! 撃ってきたか!」


「見た感じ、こりゃ遠距離用の魔法だな。これでも威力は低いほうだと思うぞ。」


同じように外を見ていたブリクスムから衝撃の事実が伝えられた。


「嘘ぉ! これで!?」


「ああ、これは近づくのは無理そうだな。」


「くそっ、 リーフデ!180度反転して距離を取るぞ!」


これ以上近づけば蜂の巣にされるだろう。

多数の魔法の雨の中、辛うじて直撃を避けながら距離を取る。


「ここからどうするんだい?」


ヘルダラが通信手席から聞いてくる。


「魔法範囲外からの遠距離砲撃を行います。というよりそれしか出来ないです。 何か良い方法があれば・・・」


その時、葵から通信が来た。


「どうした?」


『みっちー!空見て空!』


「空? 外じゃなくて?というよりこっちも今大変なんだが。」


『いいから早く!』


やけに慌てている葵の言う通り空を見る。その瞬間視線が釘付けになった。


決して異世界の美しい朝の空にではない。








彼の目を奪ったのは、その美しい空を切り裂くように飛ぶ2つの影だった。

次回から新しい兵器の登場です!


11/13  最後の一部を改変

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