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The battle of parallel world  作者: 青緑
12人の戦士
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13/22

解放戦 その1

早朝


リーフデ達の村はすでに喧騒に包まれていた。

リエージュ軍は三日前に追撃隊が敗走して帰って来たため、戦力を増やした第二次追撃隊を送ることにした。

その部隊を今日出発させるため、リエージュ軍が準備をしているのだ。


そんな時、


ドオオオオン!!!!


村の喧騒に負けないほど大きな音が突如として響き渡り、出発の準備をしていた追撃隊がまとめて吹き飛んだ。








「初弾命中!」

ティーガーの中で日高は叫ぶ。


「日高からヴォルクへ。 そちらも射撃を開始してくれ。」

『了解しました!』

無線でヴォルクへ指示を送ると500mほど右側にいるテケ車から射撃音が聞こえる。

その音を聞き、日高も再び射撃を行う。


射撃開始から数分後、テケ車から通信が入る。


『こちらへルック。村の方から騎馬隊が来とるぞい。 数は20位じゃ。』

「やっと出てきたか。 へルックさん、このまま作戦どうりにいきます。先に後退してください。こちらはもう少し引き付けてから行きます。」

『了解じゃ。』


日高はハッチから顔を出し、外の様子を伺う。

テケ車は指示どうり後退し、前方からは騎馬隊が来るのが見えた。その後ろには歩兵もいるようだ。


それを見た日高は皆に指示する。

「リーフデ、ジグザグに走りながら待ち伏せ地点まで後退してくれ。 ヘルダラさんは下北に連絡を。 ブリクスムさんはこの後も装填お願いします。弾はHE弾のままで大丈夫です。


さぁ、行こう!!」










追撃に出てきた騎馬隊の者達は皆驚きを隠せなかった。


リエージュ軍第21騎馬隊。

数は少ないがその持ち前の機動力で奇襲や撹乱、包囲など様々なところで活躍してきた。


しかし、


その部隊は今、初めて機動力で負けることとなったからだ。


いや、機動力だけではない。数以外の全てで負けているのだ。


敵は1つ(?)。 見た目は先の伸びた大きな物体。

なのに、馬に負けないような速度で動く。


頑張って追い付こうとすれば、大きな音と共に仲間が倒れていく。

そのため、敵に近づくことが出来ず、逃げられないようにするのが精一杯だった。



敵を追いかけ数十分。騎馬隊はすでに残り数名になっていた。

それでも彼らは追撃を続けた。



すると、突如敵が止まった。



彼らはここぞとばかりに速度を上げた。



そんな彼らの耳に音が入ってきた。

先ほどの音とは違う、短い連続的な音が。



右からも、左からも。



その事に気づいた時、



彼らの視界は真っ暗になった。

遅くなりました!


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