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エピローグ 終
最後の戦いの後、アキラくんの顔つきが変わったことをわたしは知っている。
わたしたちを守るために、アキラくんは人を殺してしまったのだ。
わたしにできることは、彼に少しでも癒しをあたえることだけ。
だから、おかえりなさいとしか言えなかったの。
わたしは、あなたに人殺しをさせてしまったのだから。
アキラくんの優しい心を壊してしまわないように、今は地球でおたがいの治療を続けている。
もしわたしたちが大人になれたら。
その時は、アキラくんをささえられる人になりたい。
アキラくんの心を優しく包んであげたい。
それだけ。
わたしは、たまたまタケノコに乗ることになったけれど、両親も居ないわたしのことを、施設の人たちはとても優しく接してくれた。
だけど、ドクターから聞いた話だと、アキラくんはまったく違うようだった。
だからこそ、彼に心から笑ってもらえる存在になりたい。
おたがいしかいない命を、おたがいに感じながら。
おしまい




